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ベルト・バックル修理 革漉き・裁断 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、革の型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

ポロ ラルフローレン リバーシブルバックル修理

2019-07-05 09:01:43 | ベルト(他ブランド)

ラルフローレンのベルト修理です。
同じものをいくつか直しています。
同じものが同じ壊れ方をしているのですから、設計に問題があると思います。

ポロラルフローレン リバーシブルベルト修理
ポロ ラルフローレン ベルト修理


うっすらとラルフのロゴが剣先に残っています。
ベルトの革は悪くないと思うのですが、バックルが良くないです。


これを打ち込んで留めているので、ベルトが引っ張られる力に負けて抜けてしまうんですね。
この仕様だと、バックルの穴を小さめに作ってそこへ打ち込むと言った工程で完成できます。


対してネジで固定しようとすると、ネジ切りという作業が加わるので、製造コストが掛ります。


また、ネジの場合は緩んで抜けることがありますから、それを防止するための処置も必要になります。
製造する過程で、2工程は違ってきますね。
かといって、その工程を省いてどのくらいコストカット出来るのかとなると、せいぜい数十円、人件費の安い国であれば、2-30円でしょうね。
ただ、そのわずかの差が、流通する過程で膨れ上がるだけの問題です。

ブランド品だと一般的に、
バックル製造業者→金具問屋→ベルト製造業者→振り屋→商社→納品業者→物流業者→販売店といった、このような流れではないでしょうか。
ショッピングモールや百貨店では、さらに出店料というか、ロイヤリティのようなものが発生するでしょう。
ではブランド本体はなにしてるの?となると、デザインや全体の管理程度です。
あくまで一般論ですが。
製造コスト以外に、利益をとる人たちがこれだけいるのですから、仕方ありません。


修理ができましたので、あとはベルトをを取り付ければ完成です。



修理受付はメールかLINEでのみ受け付けます。
お電話でのご依頼はご遠慮ください。
状態を確認できないと回答できませんので、必ず画像添付の上、メールかLINEで送信してください。


大体の価格を知りたい場合は、弊社ホームページをご覧になってみてください。
こちらに価格を記載していますので、ご自分のものと同じ症状があれば参考になるかと思います。

ブログだと年数経過して価格改定したり、消費税の税率が変わったりで更新しきれないので、ブログには価格を掲載しておりません。


持込は完全予約制です。
多忙のため、ご予約の無い方、ご予約時間に遅れる方はお帰りいただきます。
ご予約には事前の画像送付が必須です。
持込は平日朝7時から17時までとなります。

LINEの場合、土日祝日でも時間があれば可能な限り返信してます。
しかし返信に時間が掛る場合もありますし、月曜まで返信できない場合もあります。
PCメールの場合は、土日のチェックはほぼ行いませんので、月曜になることが多いです。
よろしくお願いします。


伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
東京都足立区足立2-34-2
LINE ID:itokinzoku
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