![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/ef/aa570e58e63517860a0e8297b8e8ad06.jpg)
ジョンロブのベルトです。
持込のお客様なのですが、どうしもこのベルトが欲しいらしく、合うサイズが無かったためにカット前提で購入されたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/b8/dea4f6ea3b2ac53e4aa1983ac42d4d76.jpg)
30センチカットって、かなりですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/ac/0ae9546a6cbd889e5ac9f0706b364660.jpg)
元々は115センチというサイズでした。
このベルト、かなりお高いんですよね。
こちらのお客様は海外から直接購入したそうですので、幾分かは安価に入手されたようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/96/92b5067d908ce137af7f4fac06977fb6.jpg)
ラルフローレンのカットです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/cf/8dc5027ea9d833266ff59a4a3ae90cbb.jpg)
18センチカット+念のために穴1個追加です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/5c/3919de56a2c4451e0f0785e88ad9c872.jpg)
革は、まあまあ悪くない革です。
が、このベルトはバックルが良くないです。
それは後ほど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/db/8ec938b75a6b0bd1f23e176f19d873b0.jpg)
きっちり18センチ切りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/f4/0402d134636669c1c0009b5f678ff25d.jpg)
出来上がりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/47/d45279b22338b7e042e396fd01c9b57b.jpg)
違うお客様から同じベルトの、今度は修理依頼が来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/b3/238f88f4e555d0350b832d2c911364af.jpg)
ギボシ折れです。
バックルは亜鉛のダイキャストなんですよね。
これを見ただけで、上代が想像出来ちゃいます。
ラルフローレンといえど、何万もするものではないようです。
せいぜい1万円くらい?
ノンブランドなら4-5000円くらいの作りです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/25/6f3bceb80fb67f6c49c96da8225e2d21.jpg)
まずはグラインダーで平滑に削ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/c8/b17cc46c157de285de40adc1c783c02a.jpg)
台座を作ったら、リューターで取り付け面の下地を作ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/3f/2f76e6c9ece25e64b29ef21de0e660a8.jpg)
ギボシ作成です。
真鍮削り出しで、穴に合わせて無理のないサイズにします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/79/4631f89e558ccffd905d22441f0d8e47.jpg)
ネジ穴を開けてから台座にネジ止めします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/92/4adec0b7ae2ab3a646a46d4ebf2d6d4a.jpg)
台座に取り付け後にメッキしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/02/98e976d2a50428697b593d1d8db4d6f1.jpg)
バックルに取り付けです。
そういえば、先日もラルフローレンのバックル修理しましたが、それも亜鉛のダイキャストでした。
お客様がすぐ壊れたとお嘆きでした。
今回のベルトもまだ新しいですしね。
ちょっとバックルの出来が良くないみたいですね。
修理受付は、メールかLINEで、画像送付の上、お申込みいただくようお願いしています。
修理依頼のお電話での問い合わせは、状態が確認できないので見積もり出来ません。
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また、突然、持込でいらっしゃる場合でも、直せない、作れないものもありますので、必ず事前に画像を送ってからいらしてください。
おかげ様で毎月かなりの数の修理依頼をいただいております。
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