東京都のお客様からで、ベルト2本のピンが短くなってしまったので交換して欲しいとの依頼でした。
お電話でお話を伺った時は、ピンが折れたのか磨り減ったかで短くなってしまったとの事だったのですが、ピンが減るというのは初めて聞いたので(少なくとも弊社のピンではそんなこと起こるはずも無いので)、ちょっとどういう状態なのかよくわからなかったのですが、届いてみたらやはりピンが短くなっていて、反対側に廻ってしまう状態になっていました。
ピンが短くなったベルトが2本届いたのですが、よく観察してみると2本のベルトは違う状態でピンが短くなっていました。

1本目、細いほうのベルトのピンが短くなっている原因ですが、ピンをはずすために切断してみたところ、非常に軟らかい素材で、鉛のような感触でした。
素材が軟らかいために、耐摩耗性に欠け短くなってしまったようです。
弊社によく修理にくる亜鉛でできたピンは折れやすいので、軟らかい鉛で作ったのだと思われます。
鉛も亜鉛も融点が低いので加工性がよくコストがかからないのが特徴です。
真ちゅう製のピンに交換したので、これでもう磨り減ることはありません。
2本目の太いほうのベルト、これには「HALCYON BELT COMPANY」と素押しされています。
ネットで調べたところ、イギリスのブランドらしいです。
このバックルには鉄ピンが使われていたので、ピンは磨り減らないのですが、バックルが鉛製みたいです。
加えて元々引っ掛かりが浅く、バックルが減った分、ピンが余計に短くなったしまったようです。
それと同時にピンが裏に廻ってしまったときにバックルの裏側にバリができてしまったようで、このバリがベルトに当たってベルトも擦れていました。
ピンを交換してちょっと長めに調整し、バックルのバリも削っておきました。
完成品がこの写真です。

バックルのピン折れ修理は一本2100円でやってます。
お困りでしたらご相談ください。
伊東金属 03-3886-6271
ホームページからのバックル修理受付
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バックルのピン折れ修理 6例紹介(DIESEL他)
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1本目、細いほうのベルトのピンが短くなっている原因ですが、ピンをはずすために切断してみたところ、非常に軟らかい素材で、鉛のような感触でした。
素材が軟らかいために、耐摩耗性に欠け短くなってしまったようです。
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鉛も亜鉛も融点が低いので加工性がよくコストがかからないのが特徴です。
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ネットで調べたところ、イギリスのブランドらしいです。
このバックルには鉄ピンが使われていたので、ピンは磨り減らないのですが、バックルが鉛製みたいです。
加えて元々引っ掛かりが浅く、バックルが減った分、ピンが余計に短くなったしまったようです。
それと同時にピンが裏に廻ってしまったときにバックルの裏側にバリができてしまったようで、このバリがベルトに当たってベルトも擦れていました。
ピンを交換してちょっと長めに調整し、バックルのバリも削っておきました。
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