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南信州松川町
ちいさな街のちいさな出来事・・・

生ゴミ堆肥化プロジェクト 試験運用開始

2009年08月04日 | 松川町での話題
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冒頭より汚い写真ですいません。m(_ _)m。
松川町で7月下旬より、生ゴミの堆肥化プロジェクトの試験運用が始まりましたので、アップしておきます。

松川町の「燃やすゴミ」の排出量が、近隣市町村に比べて多めであることは周知の事実かと思いますが、
そこで というわけでもないのでしょうが。。。
生ゴミの分別回収が、一部地域を対象に、試験的に始まりました。

家庭から出る「生ゴミ」を「燃やすゴミ」と分別して回収し、
大型生ゴミ処理機を使って、堆肥化。
副産物の堆肥は必要な方にお分けしていこうというプロジェクトです。
環境政策・エコ啓蒙運動の施策の流れからくるものでしょう。

実はその対象地域に自分の自治会も含まれていて、
自分の家でも生ゴミの分別回収が始まったのでアップしたわけです。

まず6月下旬、自治会を通しての説明会が開かれ参加推進が行われました。
7月に入り、回収容器が届きました。

         

「燃やすゴミ」が火・木・日。「生ゴミ」は月・水・金の回収です。
この容器の中に、生ゴミを入れていきます。
あまり大きな物や繊維質の強い物は、程よい大きさに切ってから捨てます。

     

ほとんどの生ゴミはオッケーのようです。ザルもついているので、水切りもできます。
1日おきの回収なので、夏場ですが、今の所臭いや虫は気になりません。
これを近くのごみステーションに運ばれて来る、専用回収BOXに入れます。

     

     

     

朝8時から10時までの間に、自分で出しに行きます。
蓋はついているのですが、さすがにこちらは少し臭いますし、虫君も寄って来ています。
10時をほどなく過ぎると、回収車が回収にやってきます。

     

今のところ対象地域は、上新井区の本町自治会・中央自治会と清上2自治会の
約100世帯が対象のようです。

行き着く先は、役場の隣の第1分団ポンプ車庫。

         

この中に設置されているのが、大型生ゴミ処理機です。
昨日無理をいって見させていただきました。(thanks!)

     

思っていたより大きかったかな。
今の所、 HARATETSU さんからのレンタルで運用されているそうです。
機械の周辺も、臭いも虫もぜんぜんしません。 中を見せていただきました。

     

大量のボカシが微温の中でゆっくり回転しつつ発酵中でした。
いよいよ臭うかな? と思っていたのですが。。。な~んも!
嗅ぐと臭う程度の物です。
もっと驚いたのは、今朝回収して行ったはずのなのですが、
生ゴミの姿かたちが、ほとんど確認できませんでした。おそるべし、粉砕と発酵。

     

でも回収業者の方は、大変だろうと思います。
回収BOXは臭いも汚れもあって、洗浄もやらなければですし。。。
お世話になりますm(_ _)m。

いずれは堆肥を必要とされる方へ配布されていくとのことです。

自分の子供の頃、そういえば大きなポリバケツにごみを入れて
近所の回収場所の電柱まで運んで行った事、
すえた臭いの茶色の液体、道路にたれた液体の乾いた跡、
そんなものを懐かしく思い出します。

試験運用。うまくいくといいですね。

ちなみ松川町では今年度から家庭用生ゴミ処理機の購入への補助金の額が
4万円(購買額の半分まで)にあがりました。
家庭用の生ゴミ処理機も年々いいものが出来ているようです。
よろしかったらそちらをご利用するのもいいかと思います。


ひとつだけ 疑問。。。
環境活動につきものの疑問ですが。。。
機械と運用にかかるエネルギー消費量と運用から削減できるエネルギー量
どっちが高いの?

よく云われる事に「エネルギー消費量は価格に比例する」があります。
エコ商品が高めであるということは、一概には云えませんが、
エネルギーコストがそれだけかかっていることの証ともいえます。
この疑問、エコ問題の根源的な原罪なのかと思います。
エコ家電・エコカーの推進にもつきまとう原初の問い。。。
だからといって否定するのでなく、内包する事を知る事が大事かなと思います。


ちょっち まじめになりすぎましたね、
とりあえず本日はご報告まで。。。





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