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7月15日~20日までの間、飯田市上郷黒田のアートハウスにて、
松川町在住の岡田和子さんの個展『 The inside 2 』が開催されました。
あらい祇園祭が終わった後、なんとか20日に拝見しにお伺い出来ましたので、
ちょっと遅くなりましたが、ご報告いたします。
岡田和子さんは、松川町の上大島に在住。
かつては武蔵野美術短大通信教育過程でデッサン油絵を学び、油絵を中心に創作活動をしておられたそうですが、
現在は同通信教育課程造形学部で空間造形を学び、インスタレーションに取り組んでおられるようです。
ご本人いわく『何の役にも立たないものを、作りたい』
前回の飯島町での『The inside 糸によるインスタレーション』の個店は、赤の世界でしたが、今回は。。。
まず アートハウスに入ってすぐ右側のギャラリー。
目に入って来たのは、ベージュの壁に白い四角。
前回の飯島町のアミカホールでは、ホール全体に赤い糸が張り巡らされて、
まさしく空間インスタレーション って感じでしたが、
今回はおもむきをかえて、作品展というかんじでしょうか? 。。。? 。。。
まずは手前の作品から
地べたに区切られた白い空間から、無数にのびる 胞子のようなもの。。。
それが、地を離れ、その上のやはり空間的にはしきられた中に茫漠とただよっている。
素材は、先に聞いていた通り、ポピーの枯れ枝です。
これは吊るされているのは事実ですが、
自分は天に向かっていると考えましたが、、、ふと考えると落ちて来ているのかもしれない。
昇華なのか、降下なのか。。。 人それぞれの感じ方なのでしょう。
唯一間違いなく思ったのは、区切られた空間だと云うことかな。。。
隣の作品は、
そして その隣で正面に位置するのが、
うっ、気持ちわるっ !
すいません。これは個人的なトラウマ(笑)で、昔からツブツブだめなんです。
イチゴも凝視すると食べられなくなります。。。
現場ではそんな感じは何もしなかったのですが、こうして写真で見ると気分よくないです。
これはポピーの先端のみを切り取って突き刺してあります。
そしてその隣の壁、 入り口からは見えないところにあるのが この作品です。
ホッとしますね。。。
自分的にはこれが好きです。
が 後でご本人から聞いたところでは、知り合いのアーティストは
「観念的すぎる」と駄目だしをいただいたのだそうです。
自分は彼女に唯一、白い四角が、あきらかに発泡スチロールだとわかってしまうのが
残念でした とのたまいました。。。
今回は前回と違って、すべて 区切られた空間に収まった 感情やら、意識やら だと感じました。
ある感情のあるいは記憶の、業の、 断片 モチーフ
抑制されている感じも受けました。 何が? といわれると困るのですが、
前回のカオス的な空間。 から比べるとかなり大人しいのですが、
これは あの無数にはりめぐらされた赤い糸の どこかの1本の
またその1本の糸のどこかの糸の切り口なのでしょうか。。。
はたまたこの白く区切られた四角の下に、脈々とあの赤い糸が流れているのでしょうか。。。
アートハウスのベージュの壁に合わせて、ポピーの枯れ枝の色に合わせて
今回は白だったのでしょうが、透けて見えるのは、
やはり赤。
昇華した赤。
燃え尽きたのか、浄化したのか、 あるいは 何も変わらないのか
それはわかりませんが。。。
って
お知らせです。
やっちゃいますよ、松川町でも。。。 近いうちに 9月かな? 。。。
岡田女史をはじめてとして、
松川町のアーティストを数人集めて、
『何の役にもたたない』 かつ 『破壊的で前衛的な』 (うっ語弊があるなぁ~)
アート展を。。。。 やります。
お楽しみに!
なおかつ お知らせです。
7月22日~8月3日 ※7月28日は休み アートハウスにて
松川町在住の アーティスト魚田 一人さんの『魚田一人展』が開催されます。
魚田さんの作品は、以前マーくんでワイン会をお寺でやった時に、使わさせていただきました。
魚田さんのHPのプロフィールの2007年のところからアクセスすると、その時のようすが見られます。
鉄・プラスチック・麻縄・布 などを使い、
腐食させたり、溶かしたり と
まさしく 壊滅的なアート してます。
ぜひ ご覧にお出かけ下さい。
と
まだ自分は見に行けてないのですが。。。
こちらもお楽しみに!
7月15日~20日までの間、飯田市上郷黒田のアートハウスにて、
松川町在住の岡田和子さんの個展『 The inside 2 』が開催されました。
あらい祇園祭が終わった後、なんとか20日に拝見しにお伺い出来ましたので、
ちょっと遅くなりましたが、ご報告いたします。
岡田和子さんは、松川町の上大島に在住。
かつては武蔵野美術短大通信教育過程でデッサン油絵を学び、油絵を中心に創作活動をしておられたそうですが、
現在は同通信教育課程造形学部で空間造形を学び、インスタレーションに取り組んでおられるようです。
ご本人いわく『何の役にも立たないものを、作りたい』
前回の飯島町での『The inside 糸によるインスタレーション』の個店は、赤の世界でしたが、今回は。。。
まず アートハウスに入ってすぐ右側のギャラリー。
目に入って来たのは、ベージュの壁に白い四角。
前回の飯島町のアミカホールでは、ホール全体に赤い糸が張り巡らされて、
まさしく空間インスタレーション って感じでしたが、
今回はおもむきをかえて、作品展というかんじでしょうか? 。。。? 。。。
まずは手前の作品から
地べたに区切られた白い空間から、無数にのびる 胞子のようなもの。。。
それが、地を離れ、その上のやはり空間的にはしきられた中に茫漠とただよっている。
素材は、先に聞いていた通り、ポピーの枯れ枝です。
これは吊るされているのは事実ですが、
自分は天に向かっていると考えましたが、、、ふと考えると落ちて来ているのかもしれない。
昇華なのか、降下なのか。。。 人それぞれの感じ方なのでしょう。
唯一間違いなく思ったのは、区切られた空間だと云うことかな。。。
隣の作品は、
そして その隣で正面に位置するのが、
うっ、気持ちわるっ !
すいません。これは個人的なトラウマ(笑)で、昔からツブツブだめなんです。
イチゴも凝視すると食べられなくなります。。。
現場ではそんな感じは何もしなかったのですが、こうして写真で見ると気分よくないです。
これはポピーの先端のみを切り取って突き刺してあります。
そしてその隣の壁、 入り口からは見えないところにあるのが この作品です。
ホッとしますね。。。
自分的にはこれが好きです。
が 後でご本人から聞いたところでは、知り合いのアーティストは
「観念的すぎる」と駄目だしをいただいたのだそうです。
自分は彼女に唯一、白い四角が、あきらかに発泡スチロールだとわかってしまうのが
残念でした とのたまいました。。。
今回は前回と違って、すべて 区切られた空間に収まった 感情やら、意識やら だと感じました。
ある感情のあるいは記憶の、業の、 断片 モチーフ
抑制されている感じも受けました。 何が? といわれると困るのですが、
前回のカオス的な空間。 から比べるとかなり大人しいのですが、
これは あの無数にはりめぐらされた赤い糸の どこかの1本の
またその1本の糸のどこかの糸の切り口なのでしょうか。。。
はたまたこの白く区切られた四角の下に、脈々とあの赤い糸が流れているのでしょうか。。。
アートハウスのベージュの壁に合わせて、ポピーの枯れ枝の色に合わせて
今回は白だったのでしょうが、透けて見えるのは、
やはり赤。
昇華した赤。
燃え尽きたのか、浄化したのか、 あるいは 何も変わらないのか
それはわかりませんが。。。
って
お知らせです。
やっちゃいますよ、松川町でも。。。 近いうちに 9月かな? 。。。
岡田女史をはじめてとして、
松川町のアーティストを数人集めて、
『何の役にもたたない』 かつ 『破壊的で前衛的な』 (うっ語弊があるなぁ~)
アート展を。。。。 やります。
お楽しみに!
なおかつ お知らせです。
7月22日~8月3日 ※7月28日は休み アートハウスにて
松川町在住の アーティスト魚田 一人さんの『魚田一人展』が開催されます。
魚田さんの作品は、以前マーくんでワイン会をお寺でやった時に、使わさせていただきました。
魚田さんのHPのプロフィールの2007年のところからアクセスすると、その時のようすが見られます。
鉄・プラスチック・麻縄・布 などを使い、
腐食させたり、溶かしたり と
まさしく 壊滅的なアート してます。
ぜひ ご覧にお出かけ下さい。
と
まだ自分は見に行けてないのですが。。。
こちらもお楽しみに!
とても的確に表現されていてさすが・・・it-araiさんです。
将来パンフレットを制作するときには是非解説文をよろしくお願いします!
展覧会は自分の全てが出てしまい、怖いですね。精進します。
9月、宜しくお願いします。全く役に立たないアート展が松川町で行われるというのがワクワクです。
見て下さった皆様、ありがとうございました。
そして、魚田さんの個展、興味深いです。是非足をお運び下さい。
(説明不足ですみません、現在、武蔵美通信課程芸術文化学科4年です。専門は造形研究です)
長文失礼いたしました。
自分のはあくまで私感ですので、、、
9月の話もそろそろ、本格的に動かねば。。と思っとります。
よろしくお願いいたします。m(_ _)m
おっとリンクし忘れてました。
こちらが、文月さんのブログです。
http://blogs.yahoo.co.jp/titan1988titan19