我が家の食事事情について、
先日「しばらくはこのままで…」なんて言いつつ、舌の根も乾かぬうちに・・・と言われそうですが。。。
思うところがあり、、、
「手作り食」トライアル開始いたしました。
今日は更に長~~い長~~~~い話です。
興味のある方だけどうぞ・・・。








【始める理由】
もともと犬を飼っている実家の父は、飼い犬の食事は完全手作り派。
私が猫に市販フードを与えていることに、苦い表情でした。
でも私は「猫は犬より栄養管理は難しいから」と手作りに踏み切ることはありませんでした。
しかし春の胃腸不良や雪のハゲ・・・うちの猫に関する健康問題について回る「食事問題」・・・こうなると、もっと掘り下げて見直さなきゃいけないのでは?と思い始めました。
「探求モード」スイッチオン!
ネットや本で猫の食事について調べ始めました。
「手作りゴハンが一過性のブームのようなものなら乗りたくない」という思いもありますが、一方で、
「手作りゴハンとはそんなにもいいものなのだろうか?」
「うちの子はどんな反応を示すだろうか?」
「どんな変化が現れるだろうか?」
不安と共に、希望、期待も入り混じりました。
そう思うと居ても立ってもいられない性分。。。
折しも
白黒つけルンですのぱふりんさんが
白黒猫のお茶会という、猫のホリスティックケアについてのブログを立ち上げ、身近?でこんなにも心を砕いている方もいるんだと知り・・・、やる気に火がついたというか、
ちょっとずつ手作りゴハンの試みてみることにしました。
まぁまだ「なんちゃって」ですが。。。
【手始めに①】
試みの一端を始めたのは先週から。
ふやかしフードに、パウチや猫缶に少量の野菜のペーストを和えたものを混ぜ、様子を見ました。
雪が嫌がると思いきや、「あれ?」ってみんなのお皿を回り始めたのは楽でした。
その楽も3回目くらいの食事からは「こんなもんかー」と食べるようになりました。ちなみにあげてみたのは冷蔵庫にあった人参、キャベツを茹でてペーストにしたものです。
4日間ほど様子を見ましたが、好きな猫缶やパウチに混ざっていると、野菜もそんなに気にならないようです。
食べ慣れた味だし、パウチには美味しい風味がついてるもんね。
「でもこれがお肉に変わったら、どんな反応なんだろう?」
【手始めに②】
そこで用意したのが↓

写真の手前、
右が鶏レバーの茹でたものをペースト状にしたもの、細かく刻んだもの。
左が鶏ムネ肉を茹でて細かくしたもの。
奥が真ん中がカボチャのペースト、人参のペースト、緑のは白菜のペーストです。
(入れてるのは卵のパック。製氷皿は鶏がらスープ用にしました)
ドライフードがメインだった我が家の猫。
まずはそれ以外の食べ物に慣れてもらうのが先決なのでは。
茹でた鶏肉なら、たまに与えたことがあるので抵抗が少ないのでは?
そこで、手始めにこれら↑をミックスしたものを、ドライフードに混ぜて与えていくことにしました。
【2月22日(金】
夕食。
「鶏ムネ肉+レバー+カボチャ」を大体6:2:2の割合で混ぜたものを、ふやかしフードに1匙分くらい混ぜてあげてみました。
「パウチ+野菜」よりも変化の大きなこの食事に、うちの子はどんな反応を見せるのでしょうか。
今度は「あれ?」「イヤイヤ!」したのは、大魔神・雪。
砂かけするや、プイ!
やっぱね~、そうくると思ったんだよね~。
春、楽、海梨は「ん? おお? おお!!」という感じでモグモグ食べ始めました。
しかもいつもやる「隣のお皿への回遊」もなく、自分のお皿に専念しています。
(実はレバーの準備をしている時、台所に来た春に小指の爪ほど生レバーをあげたところ、ものすごく喜んで食べていました。ところが茹でてペーストにしたものだけ匂いを嗅がせても、「クンクン、…?? 別に…」って反応。春って獣感覚の強い子なのかも。。。)
【2月23日(土)】
朝食。
ふやかしフード+鶏ムネ肉+カボチャ。
雪は砂かけ、プイ!
春、楽、海梨、モリモリ食べます。
気のせいか、「鶏肉+カボチャ」の部分を選んで食べているような。。。
夕食。
ふやかしフード+鶏ムネ肉+レバー+カボチャ。
「鶏ムネ肉+レバー+カボチャ」は、鶏がらスープで練りました。
春、楽、海梨、ガツガツ食べます。
ドライフードをよけているのは気のせいではないような。。。
そこで、試しにお湯を回しかけて「霜降り状態」にした鶏ムネ肉を別皿に盛って出したところ、3匹は夢中で食べました。
この3匹については、霜降り状態のお肉を足していって、徐々に生肉にしていけたら理想的かなと思います。
雪は、、、砂かけ。
でも、前日からほとんど食べていないのだから、やっぱりおなかが減って、気になるのでしょう。
みんなが食事を終えてから、お皿の匂いを嗅ぐ、口をつけない、別の皿の匂いを嗅ぐ、口をつけない・・・それをしばらく繰り返し、ほんの少しだけ食べました。
気になったのは、手で皿の中のものをチョイっと転がすようなことをして食べた動作。
したのは一度だけでしたが、ふやかしフードを選り分けて食べていたんではないかなー。
雪の皿には「試し手作り」の分量は他の子より少なめに混ぜているのですが、
一番時間かかるだろうなと思っていた通りの反応です。
まぁ普段から雪は「私は他の子と違うの


」と思っているフシもあるし(笑)
雪については「ママがいつもと違うものを食べさせようとしている…」という環境に慣れてもらっていきます。
【2月24日(土)】
朝食。
・雪→ふやかしフード+鶏ムネ肉(茹で)+カボチャ
・・・・・・砂かけ。
・春、楽、海梨
ふやかしフード+鶏ムネ肉(茹で、霜降り半々)+カボチャ
・・・・・・文句なく食べる。もりもり食べる。別皿移動はなし。
お試しにしてはいい反応じゃないですか!と思ってます。
しばらくは、このメニューで試していく予定。
生肉の割合を調節していけたらいいな。
内地のスーパーでもそうなのかはわかりませんが、
北海道のスーパーではジンギスカン文化のためか、羊肉(ラム)が冷凍モノ、生、両方とも通年売ってるので、鶏肉に慣れてくれたらそれも試そうと思ってます。
ま、それは何ヶ月先かわからないけど。
完全に手作り食に切り替えるかというとまた別の話で、
自分の負担や家計の負担、「猫のことは任せる」と言われてはいるものの球の意向も考え、
人間にも猫たちにも負担にならない形で手作り食を「取り入れていく」ようにしたいと思っています。
今はまだ「ドライフード以外の食べ物」に慣れていってもらう段階。
これからちょくちょく観察日記を

していこうと思います。
ただ独りよがりに実践していくことが一番危険なことだと思うので、経験者の方、また「それは違うんじゃないの?」と感じた方、どうかご意見ください