2014年6月14日 No.2641 虎ノ門ヒルズⅡ
梅雨に入って今日で8日目、初めて朝からサンサンと太陽が湿った地面を照り付けている、ところがわたしがお昼頃、東京医化歯科大学病院に入った時、雷を伴うスコールに替わった。梅雨時の気候は間々ならない。ところで私が西麻布から六本木に住まいを移し、オフイスも六本木六丁目再開発の為、今あるグランドハイアットのロビー辺りから芋洗坂の方へ移してから13年、いろいろの意味で六本木再開発の六本木ヒルズとは関係があった。
総体的に森ビルの開発手法にわたしは好意を持っている。テレアサ通りから東になだらかに下った、主に住居の多い地権者200人くらいと話しあって、再開発した手法はお見事で、わたしの友人も等価交換で、人も羨む、42階建ての六本木ヒルズ・ツインタワーの住人になって去年亡くなった森ビルオーナーの森稔氏とも同じ高層マンションに住んでいる。そうそうホリエモンも住んでいるらしい？？？
そんなこんなで、森ビルが開発した、虎ノ門ヒルズには興味を持って、フタ開けの6月11日、チョックラ覗いてみた。このビルの再開発手法は，都・環状2号線を虎ノ門ヒルズの地下を通す、官民共同の事業協力者方式に参加したところによる。そのような慧眼で事業を進めた今は亡き森稔社長に敬意を表する。
森ビルが所有しているオフイスビルは虎ノ門界隈に多い、そしてだいぶ築年数も古くなっている、ここの再開発がいまは亡き森社長の悲願だったのではなかろうか？だから森ビルの多くの社員の口から、1兆円かけて虎ノ門地区を再開発するという呪文は森社長の悲願が乗り移ったのではなかろうか？？？
虎ノ門ヒルズの高さは247ｍで東京ミッドタウンの248ｍより1ｍ低いのだが、実質は255.5ｍで東京で一番高い超高層ビルだそうだ。その執念は虎ノ門地区にどれだけの高層ビルが建っても虎ノ門ヒルズは虎ノ門地域のランドマークでありたいという願いからだろう。だけど東京のヒルズシリーズは、六本木ヒルズが群を抜いていると私は思う。
わたしは、六本木ヒルズを、まつりの街といい、東京ミッドタウンを、いとなみの街といっている。理由は別の機会に話すが、この虎ノ門ヒルズは、あきないの街と言いたい。しかしスケールは、まつりの街やいとなみの街に比べてスケールは小さいが、森ビルグループが虎ノ門地区に九つの高層ビルを建てたならば、丸の内地区の三菱に収容面積では、「負けず劣らず』ことになるのではなかろうか???
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