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友人が 大正ロマン の情報を送ってくれました 

2017年01月05日 | 日記
友人の 京都検定1級の京田辺のアラ還一休さん が、

大正ロマン の情報を送ってくれましたのでご紹介します。


1.日本最古のエレべーターのある東華菜館

京都の四条大橋西詰の東華菜館は、「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏」の設計であり、

大正15年に完成した洋館である。

シンプルなデザインの学校・教会建築を数多く残したヴォーリズ氏による商業建築は少なく、

その中でも当店は氏による生涯唯一のレストラン建築だそうだ。



特に玄関で印象的な海の幸・山の幸等食材のモチーフは、目を楽しませてくれる。





建物に合わせヴォーリズ氏により設計された調度品や花台も残っている。



当店の建物は、ほぼ大正15年竣工当時の姿を残しており、

エレベーターは1924年に米国で製造輸入されたOTIS製であり、現存する日本最古のものだそうだ。

格子形の蛇腹式内扉や時計針式のフロアインジケーターなど非常に珍しい器具が備わっている。





建物の象徴とも言える屋上の塔は実はエレベーターのマシンルームで、昇降機がこの中に格納されているそうだ。


2.竹久夢二ゆかりの五龍閣

清水道の三年坂近くにある国の登録文化財「五龍閣」は、大正10年に竣工され、

清水焼窯元を洋食器・ガイシ・陶歯の製造へと発展させた明治の起業家「松風嘉定」の邸宅だそうだ。

設計は、京都帝国大学建築学科の創設者である「武田五一」による和洋折衷様式の建物。

また、室内では、緻密な細工が施された建具やアンティークなステンドグラスが目を楽しませてくれる。

大正ロマンあふれる美人画で一世を風靡した竹久夢二は、大正6年に清水二年坂、高台寺南門と移り住み、

当店店主祖父の音楽家近藤義次とは親交があり、竹久夢二楽譜はその一部が店内に展示されている。






























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