皮膚糸状菌症が増えています。

皮膚糸状菌症が増えています。
湿度が高く、気温が高くなっているので、
皮膚病の動物が増えています。

先日うさぎの耳にできた皮膚病の記事でお伝えしたうさぎさんが来院しました。
真菌培養の結果は陰性でした。
抗生剤の合剤を処方していたので治癒しました。


以前診た仔猫の皮膚糸状菌症の記事の子とは別の猫が来院しました。

飼い主さんの腕には表皮小環、リングワーム病変ができていました。

その猫の皮膚病変を真菌培養をしたところ陽性反応がでました。

細菌の感染も真菌の感染も同じような皮膚病変ができます。
真菌(カビ)の場合は細菌を倒す抗生剤ではやっつけることはできません。
抗真菌剤を使用して倒していきます。
また真菌の場合は治癒するのに比較的時間がかかります。
今回のように人へ感染すると人の方も治るのに時間がかかります。

犬がケガしちゃったと連れてこられる子でも皮膚病のことも多いです。
皮膚が変だなというときはお早めに診せてください。