仔猫の皮膚糸状菌症の診断をしました。
3か月の子猫です。
顔や足に脱毛、フケをともなった皮膚炎で来院しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/7c/22d8dd439f590ceee1879397d276ef68_s.jpg)
この写真は後肢の脱毛です。
はじめは顔、耳周りに脱毛をともなう皮膚炎がみられました。
真菌培養検査にて陽性反応がでました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/38/6a/1f497c73835c3e737297038ba7f8d210_s.jpg)
写真の左側が培養する前の培地です。黄色い色をしています。
右側が培養した後の陽性反応したものです。
培地が赤く変色して、特徴的な綿のような菌糸が増殖しています。
確定診断が出るまでは抗真菌剤の外用薬のみでしたが、
培養検査にて確定しましたので、
飲み薬も併用して治療することになりました。
皮膚糸状菌症は子猫の時期には比較的よく見られるものです。
ヒトにも感染するものです。
感染するとかゆみを伴った円形の皮膚炎ができます。
治るまでに時間がかかります。
早く落ち着くことを願います。
3か月の子猫です。
顔や足に脱毛、フケをともなった皮膚炎で来院しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/7c/22d8dd439f590ceee1879397d276ef68_s.jpg)
この写真は後肢の脱毛です。
はじめは顔、耳周りに脱毛をともなう皮膚炎がみられました。
真菌培養検査にて陽性反応がでました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/38/6a/1f497c73835c3e737297038ba7f8d210_s.jpg)
写真の左側が培養する前の培地です。黄色い色をしています。
右側が培養した後の陽性反応したものです。
培地が赤く変色して、特徴的な綿のような菌糸が増殖しています。
確定診断が出るまでは抗真菌剤の外用薬のみでしたが、
培養検査にて確定しましたので、
飲み薬も併用して治療することになりました。
皮膚糸状菌症は子猫の時期には比較的よく見られるものです。
ヒトにも感染するものです。
感染するとかゆみを伴った円形の皮膚炎ができます。
治るまでに時間がかかります。
早く落ち着くことを願います。