モルモットの腫瘤

先日モルモットの背中にできたできものの摘出手術をしました。

写真はそのできものです。

結構大きなものでした。
毛で隠れていて気付くのに時間がかかったようです。

無事すべて摘出できました。
組織検査の結果「毛母腫」という毛の根元の細胞の良性腫瘍でした。

モルモットはストレスに弱いのと、抗生剤に弱いので術後心配でしたが、
少し食欲が落ちたくらいで回復してくれました。

動物は手術をすることを理解しません。
そのため、術後の回復も考慮して手術に向かいます。
無事摘出でき抜糸も無事終わりました。
よかったです。

寒さが冬に入ってきたようです

寒さが冬に入ってきたようです。

ハムスター(ジャンガリアン)の仮冬眠の症状の子が出てきました。
朝晩の冷え込みでそのような状態になってきているようです。

動かない、じっとしているは寒さで冬眠状態になっているかもしれません。
急に温めたりすると代謝が急激に進み状態の悪化を起こすかもしれないので、
ゆっくり温めることが大切です。

低血糖状態にもなっていることもあります。
自分自身の介護では回復が難しい場合もあります。
仮冬眠状態の場合は動物病院にお問い合わせてください。
しっかりした保温管理をお願いいたします。

また、犬猫うさぎでは寒さにより飲水量の低下から泌尿器、尿の問題が増えています。
膀胱炎などの症状が増えています。
飲水をしっかりさせてあげてください。

ハリネズミの皮膚病

ハリネズミの皮膚病の子が来ました。



最近はハリネズミを飼う方が増えています。
フーフー言って丸まっちゃうとどうしようもなくなるのですが、
来院する方、ペットホテルでお預かりする方が増えています。

今回の子は顔に湿疹ができ、痒がっているとのことで、
初診の時にハリネズミで多いダニに対しての処置をしたところ、
改善がみられました。

あと一回の投与で治療が終わります。

ハムスターの体調不良が増えています。

ハムスター(ジャンガリアン)の体調不良が増えています。

気温が５度以下になると、
ハムスター(ジャンガリアン)は仮冬眠に入ってしまいます。
その気温の近くになっても冬眠状態になってしまいます。

昨日は最低気温が大田区では２℃となっていたようです。

ヒーターを入れる、室温を上げる等の保温対策をしてください。

特に年齢が１歳過ぎてくると体力も落ち、脂肪がついていない場合、
体温が下がりがちになります。
お気をつけ下さい。


石川台どうぶつ病院ペットホテル
東京都大田区にある犬、猫、うさぎ等の動物病院とペットホテル。
東急池上線石川台駅から徒歩５分
洗足池駅、雪が谷大塚駅から徒歩１０分
お気軽にお問合せください。

昨夜の最後のハムスターの診察

昨夜の最後に診察をしたハムスターは残念ながら亡くなってしまいました。

１歳８か月くらいの高齢のゴールデンハムスターでしたが、
仕事から帰宅すると呼吸が苦しい感じで体が冷たくなっていたとのことでした。

レントゲン検査をすると心臓の肥大と肺の不透過がみられ、
それにより呼吸困難がでていました。

昨日の冷え込みも重なって負担になったようです。

酸素吸入、注射処置をしましたが、
お力になることができませんでした。

昨日の記事のように助けられた命もあれば、力がおよばなくなくなってしまう子もいます。
日々そのようなことの繰り返しですが、
スタッフ一同協力して何とか助けていきたいと思います。

まだまだ気候が安定しません。
動物の温度管理等に気をつけてください。


石川台どうぶつ病院ペットホテル
東京都大田区にある犬、猫、うさぎ等の動物病院とペットホテル。
東急池上線石川台駅から徒歩５分
洗足池駅、雪が谷大塚駅から徒歩１０分
お気軽にお問合せください。