うさぎの里親さん募集です。

うさぎの里親さん募集です。



リストNo.８００－３６
ホーランドロップ：ブロークンセーブルポイント
2013年3月頃生まれ、3歳8か月
避妊雌です。

ご希望の方はうさぎの里親さん募集のページの里親さんのご負担を確認していただき、
お電話03-5754-5002または、メールでご連絡ください。

歳末大売り出し-石川台希望ヶ丘商店街

当院のある石川台希望ヶ丘商店街では、
１１月２３日（水）～１２月２３日（金）の期間に歳末大売り出しを実施しています。



台紙１枚ｼｰﾙ１２０枚にてまたは、ガラポン福引券1枚にてガラポン抽選１回行えます。
期間中、歳末大売出し参加店舗にて配布しています。
当院も配布しています。

抽選日は１２月２３日（金）13時から18時の１日間です。
場所は商店街事務所です。

1等は坂本冬美コンサート招待券、
2等は１，０００円券指定参加店でのみ使用可能商品券
3等は１００円券　(希望ヶ丘商店街共通商品券)
です。

よろしくお願いいたします。

うさぎの脛骨(後ろの足)骨折の創外固定

昨日の夜うさぎの脛骨(後ろの足)骨折の創外固定を実施しました。

飼い主さんが爪切りをしていて暴れて骨折したようです。
レントゲンを撮ると左後ろの足の脛骨のかかとに近いところが折れていました。
いわゆる弁慶の泣き所のところです。



うさぎの骨は犬猫に比べて骨の周りの皮質というところが薄く、
骨の直径に対して9％くらいしかありません。
骨の中の髄腔が広いのが特徴です。
そのため骨折の整復には苦慮します。
この子も脛骨の直径は狭いところで5mmしかありません。

犬であれば内固定のプレート固定などをするかもしれませんが、
うさぎは皮質が薄いため、皮質に合わせて固定するプレート固定は難しいです。
今回はステンレスのピンを骨に何本か挿入して、
皮膚の外側で固定する創外固定を実施しました。
そのピンも直径１mmという細さです。
無事5本のピンを挿入し、皮膚の外側で固定しました。



まずは骨折の整復はできましたが、ある意味スタート地点に立ったにすぎません。
骨が再生してくれてピンを除去できるまで4か月ほど治療が続きます。
感染、固定のゆるみ等の対策をしていかないといけません。
うさぎはどうしてこのようなものがついているか、何をしているか理解してません。
人であれば安静にするところが、うさぎは自由に動いていじってしまいます。

大きな病気の時はうさぎ自身が治そうとする治癒力も大切です。
幸いこの子は手術後ももりもり食べているのでよかったです。
何事もなく回復してくれることを願います。

うさぎのペットホテル年末年始

今年も2か月をきりました。
あっという間に年末年始になってきました。
年末年始のペットホテルのご予約受けています。
ラビットケージもいくつかありますが、
予約で埋まってしまうので、お早めのご予約お願いいたします。

先日、高齢のうさぎをお預かりしました。
9歳になる子ですが、1歳くらいから診ている子です。
今では両眼は見えない状態で、斜頸が残っています。
目は見えないですが、水ボトルからカシャカシャと水を飲んでいました。
ラビットフードもむしゃぶり食っていました。



飼い主さんは大きな鞄を持っての来院でしたので、
どこかに旅行しにいくのでしょう。
4泊5日のお預かりでした。

お預かり中食べつき、元気さをスタッフ一同観察していました。
そのかいもあり、無事飼い主さんにお返しすることができました。

いろいろなウサギがきますが、
やはり高齢のウサギはいつも以上に気を使います。
お預かりの動物たちは私が責任をもってお預かりしています。
どうぞペットホテルのご利用お待ちいたしております。


石川台どうぶつ病院ペットホテル
東京都大田区にある犬、猫、うさぎ等の動物病院とペットホテル。
東急池上線石川台駅から徒歩５分
洗足池駅、雪が谷大塚駅から徒歩１０分
お気軽にお問合せください。

うさぎの腸閉塞

うさぎの糞が出ない、食欲がないとのことで来院した子です。
入院しての治療でしたが、
なかなか改善がない状態になっていました。



昨日の腹部のレントゲンでは、腸に閉塞を示唆するガス像が充満してきていました。
このレントゲンの黒く棒状に見えるのが腸内ガスです。

開腹での外科治療を行わないといけない状態になっていました。
懸命な内科治療のおかげで本日は糞が出てくれて危機的状態を脱しました。



本日のレントゲンでは黒く棒状に見える腸内ガスがなくなっています。
通過障害が改善されました。

おなかの痛さのつらさが残っていますが、
顔つきはスカッとした感じになりました。

きっかけは換毛期での毛抜けの増加です。
食欲不振で食べないだけでも糞がでないことはあります。
お腹の内部がどのような状態になっているのかレントゲン検査などの画像診断は大切です。