うさぎの真菌症が流行っています。

うさぎの真菌症が流行っています。
皮膚炎でくるうさぎの毛を培養検査すると陽性反応が出る子が増えています。



この写真は真菌(糸状菌)の培養検査の陽性反応です。
黄色い培地が赤く変色しています。
2週間くらいで反応します。

うさぎのカビ、真菌の皮膚炎はよくあります。
最近の気温、湿度が真菌カビの繁殖に合っているのか、
皮膚糸状菌が感染した皮膚炎のうさぎが増えています。

エアコンなどの掃除も大切です。
また、食べ物の扱いも気を付けたほうがいいです。
餌の悪くなったものは捨てましょう。
保存もしっかりしないとすぐカビってしまいます。

イヌ、ネコ専用の尿定性分析装置導入しました。

イヌ、ネコ専用の尿定性分析装置(thinka RT-4010)導入しました。



うさぎ専用というものはないので、うさぎさんは参考項目測定になります。

Glu（ブドウ糖）、Pro（蛋白質）、Bil（ビリルビン）、Bld（潜血）、pH、 Ket（ケトン体）、Nit（亜硝酸塩）、Leu（白血球）※イヌのみ、 Cre（クレアチニン）、Alb（アルブミン）、UPC(尿中タンパク/クレアチニン比)を測定します。
尿蛋白を検出し、慢性腎臓病(CKD)の診断に役立てます。

試験紙による自動測定のスクリーニング検査となります。
異常がある場合は検査センターなどへ提出し精査していきます。