感じるままに・・大人の独り言

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「法金剛院」〜極楽浄土を具現した" 蓮寺 "として名高い" 関西花の寺 二十五ヵ所霊場会 "の第十三番のお寺✨

2019-06-27 12:44:28 | オススメの神社仏閣
6月14日金曜日、前日から京都入りしてた私は午前中に、以前からずっと行く機会を狙ってた花のお寺としても名高い「法金剛院」に行ってみる事に(*^ー^)ノ♪

法金剛院にも、息子が住んでいる四条大宮からは市バス一本で行けちゃうので本当に便利なのだ🎶

市バスの91号に乗って「花園扇野町」の停留所で降りると直ぐの所に法金剛院の表門が見えていた✨
JR花園駅とも目と鼻の先に位置しているので、京都駅からならJRで来る方が断然早いと思う👍
法金剛院がこちら↓


こちらが表門の前にあった案内板↓


表門から見える境内の様子がこちら↓
お天気が悪かったにも関わらず、青紅葉がまるで絵画を見ている様に鮮やかな光景に、思わず胸が高鳴ってしまった🎶


表門を潜ってすぐの左側には鐘楼が↓


法金剛院の境内図↓
ここのお寺もかなり広い(*_*)
案内図の上の青紅葉の美しいこと❗
この時期の青紅葉はホント、エネルギッシュでパワフルで、見ているだけで元気が貰える🎶


こちらの中門から中に入って行く↓
落ち葉ひとつない、綺麗にお手入れされている境内には感心させられた(^^)d


法金剛院は、「関西花の寺 二十五ヵ所霊場会」十三番目の霊場であり、蓮寺として名を連ねているお寺でもある✨

周辺の地名である「花園」の由来ともなっている由緒ある寺院。

なので、中門の横の看板には蓮の花が描かれている🌺
お釈迦様が亡くなられた、沙羅双樹と菩提樹も境内の中にある様だ✨


中門を潜ってすぐの様子↓


くちなしの花が咲き乱れていて、中門を潜ると同時に甘い香りに包まれる程だった(*^.^*)


中門を入ってすぐ横にある社務所で拝観料を支払い、御朱印をお願いして境内の中に入って行く。
この参道もお手入れが行き届いており、ホント塵一つ落ちてなかった✌️


京都の神社仏閣はどこも綺麗なお庭が多いが、ここの境内の綺麗さはまさに別格だった(^^)d
片隅の草木さえ、きちんとお手入れが行き届いていて、感心するばかり✨
卍形の瓦が置かれているのを発見✌️
どんな意味があるのだろう?



法金剛院は、春の桜、初夏のアジサイや花菖蒲も見事で有名だが、やはり「蓮の寺」の別名にもあるとおり蓮が一番有名なんだそう。

境内を歩いて行くと、沢山の蓮の鉢が置かれているのが見えて来た↓


境内の大部分を占めるのが「苑池」と呼ばれる大きな池がシンボルの「池泉廻遊式浄土庭園」




蓮の花の時期には少し早かったものの、中には咲き始めているものもあって、午前中に来れたのはラッキーだった(*^.^*)


池の周りには、花菖蒲も咲いていた🎶


大ぶりの千代紙の様に美しい、紫のグラデーションが綺麗な花菖蒲も↓


こちらは紫陽花↓


紫陽花と蓮の花に囲まれた釣殿の光景の美しいこと✨


こちらは「苑池」の様子↓
池の水面が見えないくらい、一面に蓮で覆われている。


こちらは礼堂横に咲いていた百合の花↓
こんなに綺麗な深紅の百合は初めて見たかもしれない(*^.^*)


礼堂の周りにも、沢山の蓮の鉢が置かれていた🎶


こちらにも、見事に咲いている蓮が幾つかあって、本当に綺麗だった👍

仏像の台座の蓮華模様といい、蓮の花を持つ観音様といい、蓮は仏教との関わりが深いのだそう。

泥の中から咲くものの、泥に染まらない美しさとりりしさが、仏様の御心にたとえられ、極楽浄土に咲く花といわれる。

法金剛院の特別名勝の回廊式庭園は、7月上旬から8月初旬にかけて約90品種もの蓮もが次々と咲き揃うとの事✨



こちらは礼堂の様子↓


礼堂の奥にある仏殿には、ご本尊の「阿弥陀如来座像」はじめ、「十一面観音菩薩座像」等重要文化財の多数の仏像が安置されていて、拝観出来るとの事だったので、行ってみる事に(*^ー^)ノ♪


建物の中も清浄が保たれていて、境内の中にはお掃除されている方が何人もいらっしゃった。


仏殿へと繋がっている通路↓


写真撮影は禁止だったので残念だったが、こちらが仏殿↓

重要文化財の仏像は見応え十分で、このお寺のみどころは庭園だけではないと思った程だった(^^)d


法金剛院は、平安時代の右大臣清原夏野が山荘を寺に改めたことが起源。その後、鳥羽天皇の中宮待賢門院が都の西方に位置するこの地に極楽浄土を求めて伽藍を建立し「法金剛院」とその名を改めたとの事。

仏像を拝観した私は、再び礼堂前の素晴らしい庭園に戻って来た✨


池の周りをゆっくり散策する事に(*^ー^)ノ♪
こちらの白い紫陽花は、形が他の紫陽花と違って細長い柏葉紫陽花↓


先々週に訪れた梅宮大社にもあったが、近年は人気の様で一般のオウチの庭でもよく見かける様になった✨


紫陽花と菖蒲の競演が楽しめるなんて、本当に来て良かった(*^.^*)


この一帯は、花菖蒲が咲き誇っていた↓


こちらは池の様子↓
奥にはまだ咲いていない蓮の葉がひしめき合っている↓


薄紫の花菖蒲も清楚で美しい✨


花菖蒲と紫陽花の両方が見れるなんて、この時期ならではだ🎵




こちらも蓮の群生地帯↓

ハスの花は開花初日、夜明けから10時頃まで猪口(ちょこ)のように咲き、2日目には椀のように11時頃まで咲く。3、4日目は昼過ぎから夕方頃まで咲き、そして散ってしまうのだそう。



つまり、蓮の花を美しい状態で見るということはそれほど簡単ではないと言う事らしい(/--)/

又、蓮の花の観賞に適した時間は早朝7:00~9:00頃とされているので、午後になると美しい状態を見ることはほぼできないとの事。

なので、法金剛院ではこの時期、早朝の7時から拝観出来る様にしてくれている✌️



こちらの紫陽花も美しかった(*^.^*)


お手入れをされている女性が教えてくれたのだけど、こちらの紫陽花は、オタフクアジサイと言うのだそう↓

オタフクアジサイの最大の特徴は花弁の形で、花弁の縁が内側に巻きこんでいるため、お皿のようになっている。

オタフクアジサイのオタフクとは、
花がおたふく豆に似ていることから呼ばれるようになったとの事。


美しい庭園を堪能した私は大満足(^^)d
この日は、まだ咲いている蓮の花は少なくて残念だったが、 多種多様な蓮が咲く「法金剛院」は約90種類もの蓮の花があり、それぞれの種類によって咲く時期も異なるので、長い間蓮の花を楽しむ事が出来るのだそう✨

極楽浄土には、青、黄、赤、白色の蓮の花が咲いているといわれ、ここ「法金剛院」にも極楽浄土と同じ、色とりどりの蓮の花が咲くとの事👍


境内の中にいる時に少し雨がぱらついたものの、美しい法金剛院の庭を散策出来、いっぺんにお気に入りのお寺となったのは言うまでもない( ^-^)ノ∠※。.:*:・°☆

秋の紅葉の時期も見頃らしいが、やはり蓮の花が咲き乱れる時期にもう一度来てみたいものだ🎵


御朱印ゲット(^^)d


住所:京都市右京区扇野町49
電話:075-461-9428
宗派:律宗
ご本尊: 阿弥陀如来
拝観:9~16時(ハスの花期は7時~)
料金:500円
交通:電車=JR嵯峨野線花園駅から徒歩3分。または京都市営地下鉄烏丸線丸太町駅から市バス93系統で15分、花園扇野町下車すぐ、車=名神高速道京都南I月下旬から国道1号、西大路通を北上し、丸太町通を西進、約10㎞、P25台