ぼぶぼぶ!

米国人気歌手ボブ・ディランさんを追っかけした記録

Dec.6, 2019 New York, New York - Beacon Theatre 10

2019年12月08日 | 2019年 アメリカのボブ(東海岸)

10夜目


ついに最終日。

席にも満足。
左ブロック良いです。
 
2列目だった上に、遅れて来て、喋りまくった上に途中で帰った前のカップル、無礼討ちに値するけど、、、帰った後、自分が1列目に潜り込めたから許す!
 
ボブ登場後、有無を言わせぬ勢いでどんどん展開。
感動的なTHC。
THCで感動する日が来るなんて!
 
ボブ・ディランの存在感だけで感動で泣きそう。
 
この2週間、3日に2回のペースで観てるのに、そして昨日は「これを超えることがあるのか?」と、感じた名演だったのに、、、恐る恐る迎えた最終日、なにかしら次元が違うような別世界的ショーとなる。

君は聖なるものを見たことがあるか?的世界。

ボブのパフォーマンスは時に大自然の驚異みたいなものを感じさせる。

人工的な凄さじゃないの。

(行ったことないけど)例えばグランドキャニオンから峡谷を見下ろした時(できるのか知らんけど)に感じるであろうものとか。
 
例えばナイアガラの滝とか(バファロー公演に行ったのに、寒そうだからスキップしたけど)。

ちょっと怖い。
畏怖の念と「自分」って小さいなー、自分って、、ナッシングなんだ、と気づく世界。

ボブがステージで表現する時、偉大という言葉も霞む人知を越えたパワーが随時発現してると思う。

そんな感じで、ショーは展開される。

それぞれの曲については再三書いてきた印象と大きく変わらず、「全部が素晴らしかった」が終わらない。

特に激しく感銘を受けたのは、この日のマスターピース。
神懸かりという言葉も安っぽく感じる特別さ。

繰り返されるあの旋律。

ブルッスーーぅ
マッスーーーぅ
ビューチふぅー
イーティンキャーンディ

一体あれなんなんだ???
判らないけど一生忘れたくない。

PIBの素晴らしさは語る必要もないけど、特記したいのは、この日ボブが踊っていたこと。

かなりどころではなく、乗ってるボブ。

足を広げて右足左足でステップを踏むボブダンス
ボクシングのステップを思わせる。

本日の有名人はマーティン・スコセッシとリトルスティーブン

スコセッシの映画「最後の誘惑」をネタにして「最初の誘惑」という映画がどーのこーのとボブ・ジョークを飛ばし、ボブひとりで超嬉しそうに笑ってた。。。

メンバー紹介時はピアノなので、左ブロックからは顔の半面しかみえないんです。。。それだけは残念。

でも、ボブが楽しそうで良かった。
あんまりおもしろくないところが却って萌える。

紹介はされなかったが、ローリングサンダーレビューのドキュメンタリー映画の中でボブにインタヴューしてた人とか(名前忘れた)、他にも色々な人が来てたらしい。
さすがニューヨークシティ。

10回分の蓄積のエネルギーが働くのか?
10夜目は各回一回一回の素晴らしさとは、全然次元違う世界が新たに開かれてるように感じた。
 
ショーの間は圧倒され続けだったし、終わってからは謎のスーパーハイ状態が続く。
 
細胞の隅々までエネルギーで満たされてるのを感じて、見るものの美しさとか食べ物の美味しさに衝撃を受けるんです。
生きてるって素晴らしい!と強く思う。


さらばビーコンシアター!
(撤収めっちゃ早いです)
 
参加できてよかった。
一生の記念になると思う。
 
 
 
 
 
 






 



 

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