ぼぶぼぶ!

米国人気歌手ボブ・ディランさんを追っかけした記録

Nov.16,2023 New York Beacon Theatre

2023年12月02日 | 2023年 アメリカのぼぶ

ついにマンハッタン。4年ぶり。。。もう来ることができないのかもと思ったビーコンシアター。

しかも後出しのビーコン公演チケットめっちゃ高くて考えたら絶対無理だと思った。

しかし奇跡は起こった!

しかもなんやかんやで2列目左サイドゲット!

宇宙って一体どういう仕組み???

 

マンハッタンは特別な土地。

特に宮殿等あるでもなく風光明媚な場所でもなく、

いつも冬なので行くとこに困ったり(お金をふんだんに使えば困りません。公園とか寒い。)

するのだけど、ここ絶対エネルギー違う。

行ったことある限りでとてもとても特別な場所。

少し滞在しただけでも脳波?が変わっちゃうような。。

初めてボブ観るためにニューヨークに来た時、ペンステーションの階段上がって外に出た時の感覚を今でも覚えてる。

いつも11月で結構寒いNYだけど今年は暖かい。

マンハッタン滞在は1日だけなので過去必ず泊ってたチェルシーのゲストハウス付近を散策したかったけど

寝不足なので夕方まで寝る。

そして実はメキシカンなのに胃腸に優しいチポトレごはん買って、ついでに印刷チケット→本物チケットに窓口で交換してもらう(パスポート必須!)

ビーコンのチケットめちゃくちゃ高くてU型いやV型の形でずっと売れ残ってたはずなのに

当日はSOLD OUTの文字が光ってた。

高いペットボトルの水(900円)を買って席へ。どきどきどき。

近隣は激しく熱心な人たちが固まってる。

もうこれで最後かもしれないので、室内装飾舐めるように見つめる。

 

ステージは緞帳が降りてて、開演時に開くスタイル。

緞帳が上がった時今回はバンドメンバーとボブも定位置にいた。

なんかバックがむき出し。。。ブルックリンではレンガの壁だったけど、

舞台裏みたいな、ロッカーありはしごや大きな入れ物ありで大道具じゃなく、ガチっぽい。

 

すぐに演奏始まるが。。。れれれれれ?????????

知らんイントロ。。。知らん歌詞。。。

始まってもなんだかわからない。

会場中大盛り上がり!

凄く短い間にマインド爆走!

 

ご当地やったらもっと後から出すんちゃいますん?

もしかして今日全然違う曲ばっかりやるとか?

あの昔ミラノかどっかでハプンしたみたいに?

なんかビーコンだけ異様にチケット代高かったし1日だけやし、

そうなの?そういうことなの?

歴史を目撃しちゃうの???

 

とか思ってたらリバフロ始まる。。。ボブ。。。。

ショーの後で聞いたらNew York State of Mindと言うビリー・ジョエルとトニーベネット合作の歌らしい。

「ニューヨークの想い」。。。良いね!

現地では「え?え?え?」「なになになに?」「え?リバフロになった?」と味わう余裕皆無だったけど、

出まわってる録音聞いたら、ここの流れ完璧だよね。カッコいいよね

 

ボブ何回も左前方に出てきた。

本ツアーの特色のお色気ボブ。暖かい声。

Rough and Rowdy Ways Tourも日本公演含めたら十数回目。

実はアルバム聴きこまない派なのですが、さすがに馴染んできた。

曲って聴けば聴くほど飽きるけど聴けば聴くほど好きになる。

2021.2022は全く行けず、拗ねてたので録音もほとんど聞かなかった。

今年で一気にRARWに馴染んだが最初の頃はERK聴きたいと思ってた。

絶対やらんな~。

False Prophetが後釜だと勝手に思ってるんだけど、この曲も好きになってきた。

Black Riderもリズム的にもし寝落ちするとしたらここかな、と前日危惧してたけど

本当は好きです。ボブの声色っぽい。

Baby TonightもうShine Shine Shine辞めちゃった。

ピアノは楽しそうだった。

Key Westも自分にとってはこの日が一番感動した。

(いいなと思い出したの実は秋ツアー)

Made Up My Mindは毎晩一番好きな曲。毎晩どきどきする

アルバムでは特に大きな印象無かったけど日本公演時にフォーリンラブ

 

MOMの後バンド紹介の時ボブ少し語る。

バンドをグッドサポートとか褒めて、あとランシオさんをマッカ、ボス、ロケットマンのために演奏してたけど今このバンドに居る、、、

みたいな日本公演でも聞いたことあるギャグ言ってた。

トニー紹介の後、(ボブがヤン・ウエナーって言ったの現地で聴き取れなくて)

「ロックの殿堂から追い出されたけど戻すべきだ」と言ってトニーが大笑いしてたから、

トニーへのジョークだと思ってた。

(意味判らんけど前にトニーが香水ビジネスやってるというジョークでもトニー一人だけ大笑いしてたから)

 

この日のハイライトは最初の短いけどサプライズ曲と最後の曲EGOS。

EGOS特別。ハモニカ特別。

傑作と言われてるけど、わかるようなわからんような歌詞やな、と実は思ってた(私だけ?)

いや今もわからんけど、わかんなくてもボブの説得力の嵐に打たれる。

終ると同時に舞台に貼り付いてサヨナラ。。。

 

「自分にとってはこれが最後」「この街に来るのはこれが最後」

「2024でワールドツアーは終わり」

82歳ともなると脳裏に浮かぶ思考。当然他の人の心にも浮かぶようでここかしこにささやかれる声。

湧き上がるセンチメンタルな思い。

同時に「2025からは別の新作ツアーが始まる期待」「来年の春」の噂、予想、憶測。。。

 

でもボブの演奏の前で、終りなんて存在してないみたい。

ある意味存在してないのかな。

ずっとこの瞬間だけの次元がありそう。

あるのかも。

 

 

 

 

 

 

 

 


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