「こいつとなら……」男が嫌がってた結婚をあっさり決める時
先日知人のアラフォー男性が結婚した。周囲は非常に驚いた。奥さんが若くてモデル並みの可愛さだったから……ではない。彼はさんざん「俺は一生結婚などしない」と吹聴していたからだ。
そういえばロンブーの淳さんも先日9月17日に結婚を発表し世間を騒がせた。数々の美人女優やタレントと浮名を流しあっちこっちで遊んでいたのにもかかわらず4年前に別れた“元カノ”と1年前にヨリを戻し結婚を決めたのだ。
「浮気をしたら彼女も『一緒に反省します』と言ってくれた……」とのロンブー 淳の結婚会見にお笑い芸人らは「ウソやろ!」「だまされてる感じがする」などの発言も出ていたくらいである。
どうみても結婚する気配がない、家庭におさまるようなタイプに見えない……などずっと独身で通しそうな男性が結婚する……となるとやはり周りは驚くもの。そしてこんな疑問が生まれる。
Q : “一生独身の決意”それを打ち破って結婚しようと思ったのは何故?
今回“結婚などしない”と言い続けてきた男たちにその質門を投げかけてみた。
■彼女の真っ直ぐさに一撃された
「俺が独身主義だったのは、自分が可愛すぎたからでしょう……(笑)。今思うとホントに自意識過剰のダメ男だったんですよ。そんな時に今の奥さんと知り合って、はじめは下心80%、可愛さ10%、人間的な魅力10%くらいのスタートでした。ま、結婚する気などまるでなかったんでほとんど下心で近づいたのが正直なところです。実は俺にはそんなに多額ではないですが、遊びまくって作った借金がありその事がバレてしまった時に彼女が
『利子とかもったいないから、私が一括で返しておくから、私に借金返してよ』と言ってきたんです。
……ともすれば、男にだまされる典型的なパターンって感じですが、自分からしたら彼女のその潔さにハッとしました。まだ、付き合って間もない男ですよ。見返り無しで俺を信用して、自分の財産をかけてくる彼女のまっすぐさにヤラレちゃったんです。そこからは可愛さ40%、人間的な魅力60%で、俺が惚れていましたね」
■自分の夢をあっさり認めてくれた
「女性と遊ぶのはいいですが、結婚はしたくなかった……というか自信がなかったとこもあってこれまではビジネスでの将来の目標(独立)を真剣に語って、そこにはリスクがあるから、それまでは結婚するつもりがない、と女性には伝えていました。
ただ、男が語るビッグな夢や将来の目標なんて、いつ起業してスタートするかわからないし、実現できるとも限らないホントいい加減な目標じゃないですか。だから相手の女性がいつもしびれ切らして去っていったような感じです。
でも今の妻は違いました。仕事の夢やビジョンを伝えたら、『あら!いいなじゃない!』ってあまりにあっけらかんと言ったんです。不安もおくびにも出さないで明るい笑顔でそう言われた時は『あ、結婚してもいいかな』って思ったんです。なので結婚して独立しました!」
■一歩引いた姿勢が男性の心を変える?
「結婚の決め手はやはり女性の従順さというか“男を立ててくれること”でしょう。
付き合いが長くなってから、たまにビシッとカツを入れられるのは良いけど……。でも根本には『とにかく私はあなたの意見を尊重します』という一途さとか健気さが必要かな。
これまで何人かの女性と付き合ってきましたが、この“男をたてる”のがみんなホントに上手じゃなくって、どうしても自己主張が先にたってしまうように感じます。ちょっとばかりモテてたりチヤホヤされてきた女性や仕事をバリバリこなしているタイプに多いかもしれません。いくら美人であっても見てくれがよくても身体の相性がよくっても結婚となると話は別です。
身勝手な男の意見ですが、ロンブーの淳さんの奥さんが良い例かもしれません。『浮気したら一緒に反省します』なんてよくできた嫁!!これぞ男のロマンでしょう」