名刺をどうすれば相手に興味をもってもらえるの「相手に興味を持つ」
名前や会社など、ひととおりのことしか書かれていない自分の名刺を使って、誰かに興味を持ってもらうというのもむずかしいものです。そこでどうすれば少しでも名刺に興味を持ってもらい、自分という人間を覚えてもらいやすくなるのか、チェックしてみました。
■短時間で伝わる、自分のキャッチコピーを考えよう
名刺を渡す時には、必ず自己紹介がついてきます。この自己紹介で、単に「○○という会社で○○をやっております、○○です」だけでは、その会社や仕事に興味を持っていなければ、すぐ忘れられてしまいます。
名刺を渡す時には、会社商品のキャッチコピーのように、短時間で伝わる自分のキャッチコピーを作って、同時に伝えるのも効果的です。自分にキャッチコピーをつけることで、自分のことが短時間で伝わり、興味を持ってもらえたり、覚えてもらいやすくなったりします。
■名刺を渡す時に、共通の知人の名前を出してみよう
自分の会社名や所属、名前だけでは興味を持ってもらえなさそうな相手には、名刺を渡す人の人物プロフィールを、あらかじめ調べておき、会話のヒントづくりをしておくのが大切です。ただしプロフィールをしっかり調べたことを自慢するかのように、初対面で「○○さんと同じ趣味を持っています」とか「同じ出身地です」など、突然切り出してしまうのはNG。
かえって警戒心をあおることがあるからです。
こんな時に一番効果的なのは、名刺交換時に共通の知人の名前を出すことです。相手が知っている人の名前を口に出すことで、親近感を持ってもらいやすくなります。また共通の知人と自分がどういう関係なのか、興味を持ってもらいやすくなります。
■相手に興味を示すことで、自分に興味を持ってもらう
自分に興味を持ってもらうには、相手に興味を持つことも大切です。特に相手の名刺を受け取る時は、大事です。相手の名刺から次の会話につなげるヒントや、親しくなれるヒントが隠されている場合があるからです。
相手から名刺を受け取ったら、名前の読み方を聞いてみたり、相手の会社について知っていることや印象を伝えるなどして、「あなたに関心を持っています」ということを伝えましょう。それが会話づくりのヒントになり、自分にも興味を持ってもらいやすくなります。
また自分に関心を持っている相手には、人は自然と親しみを持ちやすくなります。相手に興味を持ち、なるべく相手から多く話を引き出し「聞き役」にまわることで、覚えてもらえることがあります。「押せ押せ」よりも「一歩引いて、相手をリラックスさせる」ことにも注意しましょう。
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