ケロちゃんの冒険

ALOHA♪ ポジティブ!、ハッピー!&アクティブ!に過ごしたい、旅行好きなケロちゃんの絵日記&旅行記(グルメも★)

黄砂までも・・

2007年03月09日 | 健康
3月9日( 金 ) 晴れ


昨日の朝のテレビ で ” 黄砂 ” についての話題だったので、ちょっと気になって調べてみた。。
毎年、中国やモンゴルの砂漠から 偏西風 に乗って日本にも、やって来る 『 黄砂 』 ・・・
主な発生源としては、 中国大陸 ・ 東から タクラマカン砂漠、ゴビ砂漠、黄土高原。

黄砂は3~5月が多い。
春先に吹く強い風が砂漠の砂を巻き上げる
それが偏西風 に乗って日本に届く
大陸の乾燥地帯で舞い上がり 、上空の風で運ばれ 、日本などの広い範囲に落下
重い ( 大きい ) 粒子は中国国内で落ちるが 、軽い ( 細かい ) 粒子は日本はもちろん アメリカやグリーンランドまで届くことも

黄砂が環境面に与える影響は、視界が悪くなるし 、農作物 への被害や洗濯物を汚す被害 、氷雪や氷河上に落下し 、太陽光線 を吸収する事による温暖化・・・

今、中国は目覚しい経済発展の真っ最中で、自転車 は自動車 に変わり、街には近代的な建物が建ち並ぶ  
中国東部の海岸付近は工業都市が多く、中国の黄砂の量は日本の10倍  飛行機 が飛べないこともよくある
そして黄砂が工業都市上空を 飛んで行く間に様々な物質を吸着する
それがまた、やっかいな事に、大気汚染物質が・・・
瀋陽とハルピンでサンプルを採取して 分析した結果、硫黄成分が多い6価の硫黄=硫酸   硫酸と同じ形態の硫黄成分が吸着している
◆ 「 黄砂 」 の砂は細かい
同じ体積あたりにすれば粒子が細かいほうが表面積は大きくなる
 → 吸着する物質の量は多くなる
黄砂は通過する地域により成分が異なり、工業地帯を 通過した黄砂は一酸化炭素を含んでいたそうです・・

黄砂の粒の大きさは、タバコの煙の粒子の直径よりやや大きく、人間の赤血球の直径よりやや小さいぐらい。  日本に届く平均的な大きさは0.005mmくらいだそうです・・
なので、肺の奥まで黄砂が達してしまう・・・
気道粘膜や呼吸器系ぜんそくなどの症状が出る

黄砂の症状は花粉症に似ている 
 → 直接粘膜に対しての刺激症状
 花粉症 → 粒子が大きいので肺の奥まで到達しない
      したがって、呼吸器症状は花粉症の方が少ない
 黄砂の方が呼吸器に悪影響を及ぼす可能性が高い
最近、鼻水 ・ 鼻詰り ・ クシャミ が出てきてるのも、ひょっとしたら、花粉症ではなく 、黄砂の影響なんとちゃうやろか って思ってしまう・・・

発がん性物質 が含まれているので、多く吸うことによって発がんのリスクが高まる 可能性もあるそうです。
おまけに、悲しい事に 、花粉症用のマスクでは 通り抜けてしまう・・

1. マスクを重ねて着用 ( 息苦しそうやな~・・
2. 呼吸器疾患を持つ人は外出 を控える

” 黄砂情報 2007年 ” では、1月には すでに砂嵐が起きて、中国で大量飛散
やっぱり、1月に 上海に行った時に、 晴れてるのに霞んでたのは 、『 黄砂 』 のせいやったんかも・・・