JAS有機の米栽培のみを10haほど作っています。
一般の米栽培では食味向上や収量のことを考え施肥設計や土作りあるいは農薬の使い方などを研究しています。
JAS有機栽培にしても雑草対策で頭を悩ましているのが一般的ですがここではそれも無縁のようです。
写真の場所は山間地にありヒトが入ることはほとんどありません。
草取り=しません
肥料=このたんぼの藁のみ(他からの資材一切入れない)
この山間地で作るだけで反あたり2万円の補助がある。
反収は3俵ほどだが契約で信じられない価格で買ってもらうことが決まっている。
減反はすべて協力している(この地域はなんと40パーセント)
JA通じて販売している。
他の地域は反収5~6俵あるのでそこの価格はそれなりに。要は反あたりの収入がある意味保証されている。
肥料=買わない
農薬=買わない
自然農法とでも言おうか。
普通、除草剤使わないと草だらけで稗など稲より高い草もびっしりという感じですがここの田んぼにはほんど無い。
水管理のやり方でできるというのだ。
食味に関して。
「それでは食味追及とも無縁ですね」と小生が尋ねると・・・
この地域だけの食味コンテストやっているがいつもベスト3には入っているし1番になることもあると言う。
30年もやっているので筋金入りの生産者であります。
脱帽でありました。
まさに「打つ手は無限」を実行されていました。
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杉村 敏夫
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