市川稔の米(マイ)情報

ブランド米乱立

今日はお米の世界の話し。

日本は自由経済の国ですが、お米に関しては国の関与、自治体の関与、国の政策などが色濃く残っています。

水田フル活用ということで、水田を活用するが、主食用以外のお米を作ると交付金(補助金)が多くもらえる。

毎年、細かい制度が変更するので小生もよく分かっていない。

生産農家の手取りを多くするために。

主食用米の生産を抑制する動きが継続しています。

2017年産は天候もイマイチで生産量も若干減るでしょう。

特に、比較的価格の安いお米の引き合いが強く値上がりしています。

そんな中、マーケット、市場の動きとはまったく別の動きが。


特に東北、北陸の米どころが相次いで新品種をリリース。

それも、超がつく高級米ばかり。

地方自治体(道府県)が中心となり、〇〇県産〇〇と売り出す。

知事が全面に出て活動したり、テレビコマーシャルを大都市圏で流したり。

大手広告代理店にとってよいお客様でしょう。


一般家庭用のお米は値ごろ感というものがあり、スーパーなどでは5㎏いくらで売るかというのが大きな課題です。


5㎏ 1680円、1780円、1980円とか2000円を切る価格。

いわゆる、ボリュームゾーンというもの。


次に、2280円、2380円、2480円あたり。


2500円を超えると売れる数が極端に少なくなります。


それが、


青森 青天の霹靂 5㎏ 2700円

岩手 金色の風 5㎏ 3500円

岩手 銀河のしづく 5㎏ 3000円

新潟 新之助 5㎏ 3500円

福井 いちほまれ 5㎏ 3300円

石川 ひゃくまん穀 5㎏ 1980円

いずれも、各県がこのくらいで販売して欲しいという価格です。


自治体が商品の価格の目安を出すのも異例のこと。


また、パッケージデザインも県に担当部署があり、ロゴなど使用する場合は申請書に基づき許可をもらうことになっています。


先行して成功した、


北海道 ゆめぴりか

山形 つや姫


そういうものに倣っているいる感じかな。



日経



小生の会社でも「米家きゅうさん」で新品種全部ではありませんが扱っています。


Amazonでの販売も力入れています。


小生の会社では、新品種も生産者の顔が見えるものばかり。


高級米は得意としているところなので我が意を得たりという感じ(^^)/



一般論としては、価格帯のてっぺんの市場というのは限られていて。

市場が2倍、3倍になるとは考えにくい。


弾き飛ばされる銘柄も出てくるでしょう。



しかし、マーケットを刺激する宣伝合戦、話題提供の意味でもお米に関心持ってもらうのは良いこと。



弊社でもとことん行きます!


玄米、分づき米もあります。


Amazon「いちかわライスビジネス」で検索してみてください。

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