市川稔の米(マイ)情報

産地の事情

米産地をまわって感じることがたくさんあります。

それぞれ役割というものがあり。


それぞれ「事情」というものもある。


おコメの世界の話しで恐縮ですが。


おコメの場合はそれに制度や交付金、補助金なども加わりややこしくしている。


専業農家は10aあたりのコストと売上で利益が残せるかどうか分かる。

稲作、畑作、ハウス栽培、ハウス水耕栽培などでコスト構造は変わります。


生産農家それぞれコスト構造も変わります。


農業者と話をしていてよく出る言葉に「再生産出来る価格」というものがあります。


コスト構造と売値のことを表していると思います。



「売りたい値段」で売れればこんな楽なことはありません。



そこが現実問題として難しいところ。


小生いつも云っていますが、



売る側は「良い値でたくさん」売りたい


買う側は「良いものを安く」買いたい




ミスマッチをどう解消するかが腕の見せ所。



小生、弊社の役割はそれをまとめることだと思っています。



ただ、




どこと取り組むか




によって全然違うということ。





メーカーや生産者が作る「価値」を「価格」で壊して顧客を呼び込むのがスーパー、量販店、DSの存在理由。


だから、


生産者やベンダーと一緒になり新たな価値を創造して行こうという発想にはなりません。


だから、弊社はそういう考えのところと組むのは難しい。



弊社は「価値創造」することが使命と思っています。



「共創」の理念というのはそういうことです。



簡単ではありませんが、それを説いてまわるのが弊社の存在理由だと思うのです。




秋田にて

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