フレンズ オブ マーシー・ハンズ(旧イラク人医師シャキールさん支援グループ)

このプログは、イラク人医師シャキールさんを支援するグループの活動紹介や、シャキールさんの近況を報告するものです。

清末愛砂『パレスチナ ~非暴力で占領に立ち向かう』出版記念講演会

2006-03-24 02:44:58 | Weblog
 今年1月、草の根出版会より『パレスチナ ~非暴力で占領に立ち向かう』を出版した清末愛砂さんの出版記念会を行います。新年度も始まりお忙しい中かとは思いますが、ぜひお近くの方はご参加ください。

 なお、この会はイラク人医師モハメッド・ヌーリ・シャキールさん支援のためのチャリティ企画として行っています。シャキールさんとその支援について下記に記させていただきますので、かれが置かれている状況へのご理解と、支援へのご協力も重ねてお願いいたします。


イラク人医師モハメッド・ヌーリ・シャキールさん支援のための
 清末愛砂『パレスチナ ~非暴力で占領に立ち向かう』出版記念講演会

 日時 4月16日(日) 14:30~16:30
 場所 COCOROOM(JR新今宮駅、地下鉄動物園前駅よりすぐ フェスティバルゲート4F;http://www.kanayo-net.com/cocoroom/index.html)
 参加費 1000円+ワンドリンク500円

<清末愛砂プロフィール>
 1972年大分県宇佐市生まれ。2000年末から20001年1月、占領下に置かれているパレスチナの人権団体や難民キャンプを訪問し、占領の実態を自分の目で学ぶ。2002年3月から4月、パレスチナの非暴力による抵抗運動「国際連帯運動」に初めて参加。2002年7月から11月まで、再び「国際連帯運動」の活動に参加し、ナーブルス近郊のバラータ難民キャンプに滞在しながら、同運動の外国人コーディネーターを務める。現在、大学で非常勤講師をする傍ら、アジア女性資料センター運営委員、非暴力平和隊・日本理事、NPO前夜運営委員などを務める。研究分野は、ジェンダー法学(とくに、人身売買禁止法政策)、女性に対する暴力、社会調査法、パレスチナ難民のオーラル・ヒストリー。イラク人医師モハメッド・ヌーリ・シャキールさん支援グループ発起人。

<イラク人医師モハメッド・ヌーリ・シャキールさんとは>
 1976年にバグダードに生まれる。経済制裁下のイラクで、高校・大学教育を受け、医師となる。イラク攻撃が始まる前は、バグダードの病院で臨床。2002年12月に留学のためにヨルダンに来るが、2003年3月にイラク攻撃が開始されたため、戦火のなかバグダードに戻り、負傷者の緊急治療に従事。同年8月にイラクで医師を続けると殺害するという死の脅迫を受け、ヨルダンに避難。現在、ヨルダンのアンマンで医師として働きながら、戦火や過酷な占領を逃れてヨルダンに渡ってくるイラク人の患者の治療にあたっている。同時に、イラクの医療NGO「Mercy Hands」の活動に関わっている。2006年初旬に日本に短期滞在し、東京、大阪、京都、兵庫でイラクの医療事情に関する講演を行った。