フレンズ オブ マーシー・ハンズ(旧イラク人医師シャキールさん支援グループ)

このプログは、イラク人医師シャキールさんを支援するグループの活動紹介や、シャキールさんの近況を報告するものです。

シャキールさんからのメッセージ

2006-02-24 22:09:21 | Weblog
 現在ヨルダンにいるモハメッド・ヌーリ・シャキールさんより、メッセージをいただきましたので、紹介したいと思います。

 
Dear friends,

I'm your friend from Iraq.My name is Mohemmed Noori Shaker. I work as a medical doctor.

My country Iraq has been suffering a lots from the war and economic sanctions.I'm looking forward to sharing the process of rebuilding the new Iraq , therefore, I need to continue my higher education in one of the Japanese medical universities to obtain a PHD.

Your help is very necessary for my study. Iraqi people always expect
support from friends in japan.

Thanks you very much on behalf of Iraqi people.

(抄訳)
親愛なる友人たちへ

 私はイラク出身のモハメッド・シャキールです。現在、医者として働いています。

 私の故郷は長期にわたる戦争や経済制裁によって苦しんでいます。そして、私は新しいイラク再建の過程を担う時を待ち望んでいます。そのために、日本の大学の医学部で博士号を取り、高等教育を続けることを必要としています。

 私はあなたがたの助けを非常に必要としています。そして、イラクの人たちは日本の友人からの助けをいつも待ち望んでいます。

 イラクの人々に代わり、感謝を申し上げます。


追記:このメッセージを送ってもらった後、イラクの情勢はさらに悪化してしまいました。シャキールさん(だけではないですが)の苦しみが一層深くなると思うと心痛に耐えない思いです。
(石川雅也)



ありがとうございます

2006-02-18 03:43:28 | Weblog
 このプログも立ち上げてまだ1週間もたっておらず、私たちのグループ自体も立ち上げのための打ち合わせを含めても1月もたっていないのですが、にもかかわらず多くの人が支援を申し出てくださいました。本当にありがとうございます。賛同者になっていただいた方や、賛同金の集まり状況は集計次第、逐次ご報告させていただきます。

 近日中にモハメッド・ヌーリー・シャキールさんからメッセージが送られてきますので、ご期待してお待ちくださいませ。

 なお、シャキールさんが各地で講演した様子は、毎日新聞2006年1月9日(茨木)や神戸新聞三田版2006年1月13日(関西学院大学三田キャンパス)などに紹介されています。そちらもご参照くださいいただくと幸いです。

 (石川雅也)

 


イラク人医師シャキールさん支援グループからの呼びかけ

2006-02-13 14:42:55 | Weblog
 「生命の危険にさらされているイラク人医師モハメッド・ヌーリ・シャキールさんへの寄付、および支援グループへの賛同のお願い」

 今年の1月1日から13日まで日本に滞在し、東京、大阪、京都、兵庫県の各地で医療の視点から見た経済制裁・戦争・占領下におけるイラクの人々の生活について熱心に講演をされたイラク人医師モハメッド・ヌーリ・シャキールさんの名前を覚えていらっしゃる方もいるかと思います(1月9日の毎日新聞大阪本社大阪面や1月13日の神戸新聞の地域ニュース阪神・三田面などで紹介されました)。モハメッドさん(29歳)は1991年の湾岸戦争以後、国連によってイラクに課せられた経済制裁下で医療を学び、医師になりました。2002年12月に当時のイラク政権から奨学金を受け、隣国のヨルダンの大学院に留学するために故国を離れましたが、2003年3月の米英軍によるイラクへの軍事攻撃の開始とともに奨学金が打ち切られ、勉学の継続を断念せざるを得なくなってしまいました。戦争の開始から数日後にヨルダンを離れ、いつミサイルが飛んでくるか分からない大攻撃の最中に、陸路でバグダートに向かいました。激しい攻撃にさらされているイラクでは、何よりも医者が必要とされると判断したからでした。イラクへの帰国後は、寝る暇を惜しんで次々と病院に担ぎ込まれる負傷者の手当てにあたってきました。また、赤新月社やイラクの医療NGOである「Mercy Hands」(マーシー・ハンズ)の活動にもボランティア医師として関わってきました。

 多国籍軍の占領下にあるイラクでは、攻撃が開始されてから現在にいたるまで、何者かによる大学の教員や医師を狙った誘拐や暗殺事件が多発してきました。モハメッドさん自身もイラクに戻ってから4ヵ月後の2003年8月に、口頭と文書による死の脅迫を受けたために、故郷を再び離れヨルダンに逃げざるを得なくなってしまったのです。彼の友人の医師やバグダード大学医学部の学長も、仕事に向かう途中やクリニックで働いていたときに、何者かに残酷にも殺害されてしまいました。

 モハメッドさんは日本での講演を終えた後にヨルダンに戻り、再び医師として働きながら、Mercy Handsの活動や戦火を逃れてヨルダンに渡ってくるイラク人の患者の治療に積極的にあたっています。しかしながら、2005年11月にヨルダンの首都アンマンのホテルで起きた同時爆破事件以降、ヨルダンにおけるイラク人を取り巻く滞在許可の取得・更新状況が変化しました。滞在許可の取得や更新が以前よりもはるかに難しいものとなったのです。モハメッドさん自身も滞在許可がいつキャンセルされるか分からないという、非常に不安定な状況におかれています。滞在許可がキャンセルされ、あるいは更新ができなくなった場合、彼は必然的に死の脅迫が待っているイラクに戻らざるを得なくなるのです。すでに200名以上の医師が暗殺されており、すでに彼自身も脅迫を受けているという過酷な状況を考えると、イラクに戻るというのは死を選択するのと等しいものだと思います。

 日本での講演や個人的な交流を通して、上記の深刻な状況からモハメッドさんをなんとか救うことができないかと考えた彼の友人である私たち-その多くは関西に在住しています-は、彼が滞在許可のキャンセルを恐れながらヨルダンに不安定な状態で滞在するのではなく、日本の医学部の大学院で学びながら、医療NGOの活動を続ける方法がないものかと悩みました。彼自身も日本の大学院で血液や腫瘍の研究を行いたいという強い意志を有しています。私費で日本に留学する財政的余裕がまったくないことから、日本政府の奨学金の可能性についても考えましたが、イラク国籍である以上、ヨルダンの日本大使館では申請することができないという障壁にぶつかりました。そこで、私たちは奨学金に代わるものとして、「イラク人医師シャキールさん支援グループ」を立ち上げ、彼の日本への渡航費、検定料(研究生および博士課程)、医学部の入学金(研究生および博士課程)、学費(研究生9ヵ月分)、健康保険代、生活費の一部(とりあえずは最初の9ヵ月分。その後は各種の奨学金を申請する方向で活動をすすめる)などを彼の活動に賛同する方々から、集めることができないものかと思い立ちました。すでに関西の大学の医学部の関係者に連絡を取りながら、受け入れ先の大学を探す活動を開始しています。

 厳しい状況におかれているイラク人医師は、モハメッドさんだけではありません。支援を必要としている医師はたくさんいますが、私たちはまずモハメッドさんの支援から始め、将来的には他の医師や医療NGOの活動の支援にあたっていきたいと考えています。第一次締め切りは、モハメッドさんが来日を希望している今年の6月末に設定しています。また第一次締め切りの目標額は、上記の必要経費をカバーする最低額である120万円です。集まった寄付の使途の内訳や支援グループの活動に関しては、発行予定のニューズ・レターにてご報告いたします。モハメッドさんが来日した折には、再び各地で講演会を開催する予定です。モハメッドさんのこれまでの活動や現在、彼自身がおかれている状況へのご理解と、「イラク人医師シャキールさん支援グループ」の活動へのご寄付・ご賛同をお願いいたします。

2006年2月10日 
「イラク人医師シャキールさん支援グループ」発起人(あ順)
 石川雅也(<日本-在日-韓国>ユースフォーラム・ジャパン事務局長)
 粕川道雄(京都外国語大学博士前期課程)
 清末愛砂(アジア女性資料センター運営委員・大学非常勤講師)
 久保田裕之(大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程)
 橋本育(書籍編集者)
 前野覚(フリーライター)

<連絡先>
メール:iraqimd2006@yahoo.co.jp

<寄付金の振込み先>
郵便振替口座: 00910-4-279360
口座名称: イラク人医師シャキールさん支援グループ


イラク人医師シャキールさんを支援するプログ

2006-02-13 14:37:47 | Weblog
 このたび、イラク人医師モハメッド・ヌーリ・シャキールさんを支援するグループのプログを作成いたしました。

 シャキールさんのことや、私たち支援グループのことは呼びかけ文に詳細を記しておりますので、そちらをご参照いただければ幸いです。

 ここでは、シャキールさんの近況や私たちの活動を逐次報告していきたいと思います。

 私たちの支援は、イラクの現状を考えるとほんとうに些細なものでしかありませんが、皆様のご理解とご支援を心よりお待ちしております。

 現在、私たちの活動への賛同人を募集しております。呼びかけ文を読まれて賛同者になってくださる方は、iraqimd2006@yahoo.co.jpに
 
 お名前(公開の可否)
 肩書き(希望者のみ。公開の可否)
 連絡先(メールアドレスや住所:希望者のみ 非公開)

 を送ってください。賛同金は一口5000円からお願いいたします(もちろん、1/10からでも結構です)。

 なお、お伺いいたしました個人情報は、公開を可とされた項目以外、当支援グループ以外には決して他人に渡すことはございません。また、当支援グループ以外には利用することはないことを明記しておきます。
 
(石川雅也)