フレンズ オブ マーシー・ハンズ(旧イラク人医師シャキールさん支援グループ)

このプログは、イラク人医師シャキールさんを支援するグループの活動紹介や、シャキールさんの近況を報告するものです。

5 月 13 日の原文次郎さん講演会@大阪のご案内

2007-04-18 09:17:50 | Weblog
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~フレンズ オブ マーシー・ハンズ セミナー 第一回~

原文次郎さん(前JVCイラク担当)によるお話
「人道支援を通して見たイラク」

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危機的な混迷の中にあるイラク現地と市民の架け橋となり、
草の根の人道支援に活躍してこられた原文次郎さん。
その経験を通して見た、これまでのイラクの経緯と現状、
日本の関わりの在り方などについてお話し下さいます。また、
たくさんの映像紹介やイラク人医師シャキルさんとの対談の
企画もあります。この貴重な機会をみなさまと共有し、私たち
の「これから」を話し合うことができればと思っています。
ぜひお誘い合せの上、ふるってご参加下さい!

◇講師 原 文次郎さん(前JVCイラク担当)

*プロフィール*
1963年静岡生まれ 国際基督教大学教養学部社会科学科卒。
1986年~2003年1月(株)東芝勤務(主に国際営業)。
2003年2月~4月:難民救援の国際NGOであるIRCサンフランシスコ
事務所にてインターン経験(イラク戦争前後を通じて米国に滞在)。
2003年7月~12月:日本国際ボランティアセンター、イラク現地調整員。
共著:『難民鎖国日本を変えよう』(現代人文社、2002年)、『イラク
「人質」事件と自己責任論-私たちはこう動いた・こう考える』(大月
書店、2004年)、『NGOの選択-グローバリゼーションと対テロ戦争の
時代に』(めこん、2005年)。2007年3月~:フレンズ オブ マーシー・
ハンズのメンバーに加わる。

◇日時 2007年5月13日(日)14:00-17:00

◇場所 高槻市立現代劇場文化会館集会室306号
高槻市野見町2-33 072-671-1061
(阪急京都線「高槻市」駅から徒歩5分、JR京都線「高槻駅」
    から徒歩12分。)

 アクセスマップ↓
 http://www.city.takatsuki.osaka.jp/bunka/theater/cs/access.html

◇資料代 一般700円/低収入者500円

◇誰でも参加できます。申し込みはいりません。

◇主催 フレンズ オブ マーシー・ハンズ

◇連絡先 email:iraqimd2006@yahoo.co.jp
http://blog.goo.ne.jp/iraqimd2006/






4月14日、インターン報告会

2007-04-17 12:07:53 | Weblog
4月14日に大阪で、フレンズ オブ マーシー・ハンズのメンバーによるインターン報告会を行いました。報告者の森河啓介と清末愛砂が、慣れないながら一所懸命作成したパワーポイントのスライドを使って、インターンを通して見えてきたマーシー・ハンズの活動の詳細、イラク情勢、私たちの活動に求められていることなどを報告しました。

参加者は私たちのグループの事務局メンバー6名以外に、9名の参加者がありました。会場からもいくつか提案などがなされ、アットホームないい感じの報告会になったと思います。

今後もさまざまなイベントを行っていきますので、ぜひよろしくお願いいたします。5月13日には元JVCイラク担当の原文次郎さんの講演会を計画しています。詳細は明日、このブログに掲載しますね。

ニューズレター第3号

2007-04-05 11:48:03 | Weblog
ニューズレターの第3号が発行されました。
ぜひぜひお読みください。
会計報告の数字の方は、省略しています。

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フレンズ オブ マーシー・ハンズ               
(旧イラク人医師シャキルさん支援グループ)
ニューズレター 第 3 号
2007年3月31日発行
フレンズ オブ マーシー・ハンズのメンバー、アンマンでインターンを経験
フレンズ オブ マーシー・ハンズのメンバーのうち、森河啓介、粕川道雄、清末愛砂の3人は、2月16日から23日までヨルダンに滞在し、マーシー・ハンズのアンマン支部でインターンを行いました(なんと、イラクでマーシー・ハンズが設立されて以来、初めて受け入れをしたインターンだったそうです!)。
インターン中は、アンマン支部に駐在しているラフィドさんから、イラクの近代~現代史、イラク戦争とその後の占領によって引き起こされたイラク社会の破壊状況、国内避難民および難民の増加、マーシー・ハンズの設立経緯と活動の詳細に関するレクチャーを受けました。
レクチャーのあとは、マーシー・ハンズが発行しているイラクの国内避難民などに関する報告書やイラク社会における平和構築に向けたワークショップの報告書類等を読みながら、ラフィドさんと長い議論を行いました。この議論のなかでは、国連が抱えるジレンマや問題等も明らかになりました。
インターン中は朝から晩までレクチャー&議論の日もありましたが、死海やペトラ遺跡にも出かけるなど、遊びの要素もあり、非常に充実した滞在となりました。また、パレスチナ難民キャンプの一つであるバカー難民キャンプを訪問することができ、イラクからの難民だけでなく、ヨルダンのパレスチナ難民キャンプで生活する難民たちの生活を垣間見ることができました。
ラフィドさんからは、とにかくイラクの現状を知ることから始め、自分たちの国でいかなる支援ができるのかということを考えてほしいとの要望を受けました。私たち、フレンズ オブ マーシー・ハンズは、インターンの経験を経て、今後の活動の発展について、メンバーの間で議論を続けるとともに、小さくとも実践的かつ具体的な支援につながるような活動を続けていきたいと思います。イラク関連のパンフレットやブックレットの発行、連続セミナーの企画など、やりたいことはたくさんあります。メンバー一同、力をあわせてがんばりたいと思います。

4月14日(土)、アンマンでのインターン報告会を行います!
4月14日にインターン報告会を大阪府高槻市で行います。詳細は以下の通りです。できるだけ多くの人々にイラクの人道支援NGOの目から見た現状をお伝えしたいと思います。

イラクの人道支援NGOマーシー・ハンズのアンマン支部でのインターン報告会@大阪
日時: 4月14日(土曜日) 18:30~20:30(開場 18:15)
場所: 高槻市立総合市民交流センター 第一会議室
会場へのアクセス方法: JR京都線「高槻」駅下車徒歩3分、阪急京都線「高槻市」駅下車徒歩10分
 http://www.city.takatsuki.osaka.jp/db/kurasu/images/koryu.gif
報告者: 森河啓介(大阪大学学生)
清末愛砂(大阪大学大学院国際公共政策研究科教員)
資料代: 一般 700円、学生および低所得者(自己申告制):500円
問い合わせ先: mail: iraqimd2006@yahoo.co.jp  phone: 080-5470-8175

*事前予約はいりません。誰でも参加していただけます。


シャキル医師、日本語集中講座を終え、実験生活に戻る
 昨年の10月から、研究生として在籍している大阪大学で日本語集中講座を受講し始めたシャキル医師は今年の3月上旬に無事、コースを終了しました。恐るべきスピードで日本語の読み書き、会話能力を習得し、最終試験に臨んだシャキル医師は、驚くべき高得点を取得したとのことです。修了式では集中講座A(初級)クラスの代表として挨拶をしただけでなく、全3コースのベスト・スチューデント(最優秀学生)に選ばれました。
漢字の読み方に苦労をしていますが、着実に日本語能力を伸ばしていることが分かります。フレンズ オブ マーシー・ハンズの運営会議においても、最初はメンバーの一人が英語で通訳をしていましたが、今では会議で話し合われていることの半分くらいは理解できるようになっているため、通訳をしなければならない回数が随分減りました。
 シャキル医師は現在、4月に入学する大阪大学大学院医学系研究科博士課程で必要となる実験の方法を学ぶために、月曜日から金曜日まではほぼ毎日、朝から夕方まで研究室にこもっています。立ちっぱなしの実験が多く、夜は疲れを感じるそうですが、非常に充実した生活を送っていることが感じられます。


シャキル医師、本庄国際奨学財団の奨学金制度に合格!
 懸念されていたシャキル医師の4月以降の生活ですが、幸いにも本庄国際奨学財団の奨学金制度に合格したことにより、毎月一定額の奨学金を受給できるようになりました。この奨学金のなかから、生活費以外に多額の博士課程への入学金や学費を捻出することは困難ですので、皆さま方にお送りしていただきました寄付金は、それらの費用に使用させていただきます。
現在、入学金・学費の免除申請を大学に行っておりますが、本庄国際奨学財団の奨学金の受給が決定したことから、入学金が免除される可能性は低いと考えられます。また学費の方も、うまくいけば半額免除になるかもしれませんが、こちらの方も結果がでるまでは、まったくわからない状態です。万が一、ともに全額免除されることになれば、皆さま方からいただいた寄付金はフレンズ オブ マーシー・ハンズの今後の活動の継続のために使わせていただきたいと思います。今後とも温かい支援の方をよろしくお願いいたします。


2006年12月以降のシャキル医師の講演等報告
①2007年1月22日 「辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動」主催の平良夏芽牧師の講演会で、イラクが置かれている現状について簡単に発言させていただきました。シャキル医師は、平良さんのお話に大変感銘を受けたようで、講演会の後には「今日はガンジーに出会ったような気がする」と言っていました。
②2007年3月18日 「イラク人医師ハムディさんのおはなしin 西大和教会 ― イラクの医療事情からみた経済制裁、戦争、占領―」と題する講演会を奈良県生駒郡にある日本基督教団西大和教会に主催していただきました。54名もの参加者があり、礼拝堂はいっぱいになりました。皆さん、熱心に講演に耳を傾けてくださいました。

*ハムディさんとはシャキル医師のニックネームです。

会計報告 
(略)                        

目的達成!ご協力有難うございました!
シャキル医師の博士課程入学金用(生活費の不足分も含む)の緊急カンパをみなさまに呼びかけさせていただきました。おかげさまで、目的が達成されました!緊急カンパで約19万円、シャキル医師の講演イベントで約11万円のカンパがありました。
 みなさまの温かいご協力とご支援に、心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。 
(会計担当)

フレンズ オブ マーシー・ハンズ 
(旧イラク人医師シャキルさん支援グループ)
問い合わせ先:メール iraqimd2006@yahoo.co.jp
ブログ http://blog.goo.ne.jp/iraqimd2006/
Tel 080‐5470‐8175

フレンズ オブ マーシー・ハンズの新しい呼びかけ人

2007-04-03 23:02:05 | Weblog
今年の2月から、フレンズ オブ マーシー・ハンズの呼びかけ人に、JVCでイラク関係の人道支援調整・活動を担当していた原文次郎さんが加わりました。私たちのグループの活動運営にかかわっていただきます。イラクの人道支援のエキスパートである原さんが直接、活動に加わってくださるということで、私たちはとても力づけられました。これからもがんばります!

5月中旬には関西で、原さんを招いたセミナーを予定しています。詳細はまた案内させていただきます。

マーシー・ハンズのアンマン支部でのインターン報告会@大阪

2007-03-29 17:38:59 | Weblog
イラクの人道支援NGOマーシー・ハンズのアンマン支部での
インターン報告会@大阪

2006年に結成されたフレンズ オブ マーシー・ハンズのメンバーが、
2007年2月16日から23日までヨルダンの首都アンマンで、イラクの人道
支援NGOであるマーシー・ハンズのインターンを経験してきました。

8日間の短いインターンでしたが、イラクの近代~現代史、イラク戦争
とその後の占領によって引き起こされたイラク社会の破壊状況、国内避
難民および難民の増加、マーシー・ハンズの設立経緯と活動の詳細に関
するレクチャーを受けるとともに、マーシー・ハンズが発行しているイ
ラクの国内避難民などに関する報告書やイラク社会における平和構築に
向けたワークショップの報告書類等を読みながら、アンマン支部に駐在
するイラク人スタッフとともに日本でできるイラク支援に関する長い議
論の時間を持ちました。この議論のなかでは、国連が抱えるジレンマや
問題等も明らかになりました。

インターンを通して見えてきたイラクの人々が直面している危機的な
状況やマーシー・ハンズが力を入れている活動の意義などを多くの皆さん
と共有することができるよう、報告会を開催することにしました。多くの
皆さんの参加をお待ちしています。

日時:4月14日(土曜日) 18:30~20:30(開場 18:15)
場所:高槻市立総合市民交流センター 第一会議室
アクセス:JR京都線「高槻」駅下車徒歩3分、阪急京都線「高槻市」
駅下車徒歩10分
     http://www.city.takatsuki.osaka.jp/db/kurasu/images/koryu.gif

報告者:森河啓介(大阪大学学生)、
     清末愛砂(大阪大学大学院国際公共政策研究科教員)

資料代:一般 700円、学生および低所得者:500円

*事前予約はいりません。誰でも参加できます。

主催:フレンズ オブ マーシーハンズ
mail: iraqimd2006@yahoo.co.jp  


3月18日、シャキル医師、奈良で講演

2007-03-28 23:39:32 | Weblog
ちょっと前のことになりますが、3月18日にシャキル医師が奈良県にある西大和教会で講演をしました。54名もの参加者があり、みなさん、熱心にシャキルさんの講演に耳を傾けてくださいました。

今までシャキル医師は「イラク社会は崩壊の危機にある」と表現していたのですが、今回の講演では「インフラなどが破壊され、国内避難民や難民が続出し、治安が極度に悪化しているために、イラク社会は完全に崩壊しました」と語りました。極めて深刻な事態です。フレンズ オブ マーシー・ハンズのメンバーもインターン中にそう感じずにはいられませんでした。

インターン報告会を4月14日に大阪で行います。明日にでも案内をブログに掲載します。

フレンズ オブ マーシーハンズ、インターンを経験

2007-03-25 00:39:51 | Weblog
 少し前のことになりますが、2月16日から23日まで、フレンズ オブ マーシーハンズのメンバー三名が、ヨルダンのアンマンでマーシー・ハンズのアンマン支部でインターンを経験しました。

 8日間で、イラクの近代史から現代史、イラクの現状、マーシー・ハンズの設立の経緯、マーシー・ハンズの構造、マーシー・ハンズが行っているプロジェクトなどに関するレクチャーを受け、その後、日本でどのような支援ができるのかといったことなどを話し合いました。

 報告会を4月14日に大阪府の高槻市で行います。報告会の詳細はまたブログに掲載します。

ニューズレター第2号発行!!

2007-01-16 16:23:52 | Weblog
ニューズレター第2号が発行されました。
ぜひぜひお読みください。

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フレンズ オブ マーシー・ハンズ(旧イラク人医師シャキルさん支援グループ)
ニューズレター 第 2 号
2007年1月14日発行

シャキルさん、大阪大学大学院医学系研究科博士課程に合格!

 時が経つのは早いもので、イラク人医師シャキルさんが来日してから約6ヵ月経ちました。刻々と悪化するイラク情勢に悩みながら、またバクダード在住の家族のことを心配しながらも、シャキルさんは大阪大学医学部保健学科で熱心に腫瘍の研究を続けると同時に、博士課程の入試の準備と日本語学習に取り組んできました。

 日本語学習の方は、大阪大学に在籍する留学生を対象とする日本語集中コースの初級レベルを昨年の10月から受講した結果、今ではなんと基礎的な会話、ひらがなとカタカナの読み書き、簡単な漢字の読み書きができるようになりました。丁寧な指導をしてくださっているシャキル医師の指導教官も、シャキルさんの研究の姿勢、そして日本語習得のスピードに大変満足されておられるようです。

 昨年の10月に行われた博士課程の入試に関しては、願書提出時に必要となる研究計画書や語学試験(英語)の準備を念入りに行った結果、同年11月に大阪大学大学院医学系研究科(医科学専攻)の博士課程に無事、合格することができました。合格発表の日に、自分の受験番号を合格者一覧から見つけたシャキル医師が、「合格できたのは、日本の多くの皆さんにカンパや励ましの言葉をいただいたおかげです。感謝いたします」とおっしゃっていたことを賛同者のみなさまにお伝えしたいと思います。今年の4月からは、博士課程の学生として、腫瘍の研究を続けていきます。

 このニューズレターの最後に掲載している会計報告からも明らかですが、皆さまからいただいた貴重なカンパの残りが少なくなってまいりました。シャキル医師が研究を続けることができるよう、引き続き温かいご支援をよろしくお願いいたします。

来日後の講演の報告

 来日後のシャキル医師は、この6ヵ月で4回の講演を行いました。それらの報告を簡単にさせていただきたいと思います。
①2006年9月17日 大阪府高槻市にてイラク人医師シャキルさん支援グループ主催のシャキル医師来日記念講演。本講演は、イラク人医師シャキルさん支援グループを発展させ、イラクの医療NGO「マーシー・ハンズ」を支援するための「フレンズ オブ マーシー・ハンズ」を発足する会を兼ねていました。
②2006年10月28日 大阪市にてイラクの子どもを支援する市民基金主催の学習会『戦火の下のイラクの子どもたち=イラク人医師モハンマド・シャキールさんのお話 ほか=』で講演。
③2006年11月18日 兵庫県西宮市にて憲法勉強会ベアテの会主催の11月特別集会「イラク人医師モハメッド・ヌーリ・シャキルさんが語る-イラクの現在-経済制裁・戦争・占領下の暴力」にて講演
④2006年12月23日 大阪市にて辺野古に絶対基地をつくらせない大阪行動主催の「イラク人医師シャキルさん講演会:イラクの医療事情から見た経済制裁、戦争、占領」にて講演。

 シャキル医師は、いずれの講演会でもパワーポイントを用いて作成したスライドを参加者の皆さんに見せながら、経済制裁・戦争・占領によって強いられた苦しみ、内戦状態ともいえるイラクの現状を報告してくれました。シャキル医師の講演を聞いてみたいという方がいましたら、ぜひ私たちにご連絡ください。


シャキル医師、新聞やテレビ番組で報道される!

①2006年9月19日付けの毎日新聞はんしん版、および9月22日付けの同新聞なにわ市内版に、シャキル医師が阪大大学院で研究生として研究を始めたことに関する記事が掲載されました。
②2006年9月17日付けの大阪日日新聞に、同日の高槻市での講演会情報が大きく掲載されました。シャキル医師の上半身を写した写真が大きく紹介されています。
③2006年11月19日付けの毎日新聞はんしん版に、2006年11月18日の講演会に関する記事が掲載されました。
③2006年12月15日 大阪朝日放送ムーヴのイラク戦争特集にてシャキル医師が出演しました。イラクで医師や大学教員などの知識人を殺害する事件が多発していることについて、自らの経験も含めて説明しました。

今後のフレンズ オブ マーシー・ハンズ
フレンズ オブ マーシー・ハンズ(旧イラク人医師シャキルさん支援グループ)の当面の活動は次の2点を予定しています。
①シャキル医師の研究活動の支援
②フレンズ オブ マーシーハンズのメンバーが今春、ヨルダンのアンマンを訪問し、マーシー・ハンズの代表であるハルドゥーン医師(バグダード在住)に会って、フレンズ オブ マーシー・ハンズの活動内容、日本で出来る支援活動の詳細などについて話し合う。

緊急カンパにご協力を!

会計報告(2006年1月25日~2007年1月10日)

収 入                 
繰越分 0
カンパ(郵便振替分) 655,500    
現金カンパ      88,000    
イベント・物販売上      224,475
合計            970,975   

支出
入学金・受験料       114,600
前期・後期授業料      289,000
健康保険料          12,526
生活費(6ヶ月分)      300,000
振込手数料 2, 140
次期繰越      252,709
合 計           970,975

 上記の通り、現在、残金が25万円余りとたいへん乏しい状態です。予想より早くシャキル医師が博士合格したため、博士課程入学金28万円を半年繰り上げて予算計上することに伴い、喜ばしい誤算というか、嬉しい悲鳴を目下あげています。
 来日後のシャキル医師の精力的な講演活動によって、イベント・物販売上は好調を維持しておりますが(前回より12万円の増額)、それでも支出の伸びには追いつかず、皆様のお力で、なんとしても、この足りない分を補っていかねばなりません。緊急カンパを募集する次第です。ご協力をよろしくお願い申し上げます。

カンパ振込み先:
郵便振替口座:00910-4-279360
口座名称:イラク人医師シャキールさん支援グループ
*口座名称がシャキルさんではなく、シャキールさんになっていることにご注意ください。


フレンズ オブ マーシー・ハンズ 
(旧イラク人医師シャキルさん支援グループ)
問い合わせ先
メール: iraqimd2006@yahoo.co.jp
ブログ: http://blog.goo.ne.jp/iraqimd2006/
                         

12月23日の講演会報告。年末&年始カンパ大募集

2006-12-28 14:04:39 | Weblog
 こんにちは
 寒い日々が続いていますね。

 12月23日の講演会では、シャキル医師は経済制裁、戦争、占領下でイラクの人びとがどのような生活を強いられてきたのかということを、パワーポイントを使いながら報告してくれました。報告は通訳込みで1時間15分ほど。その後、質疑応答の時間が15分ほどありました。沖縄の米軍基地に反対する活動をされている方々が多く、関連する質問もでました。

 交流会では参加者が感想をシャキル医師に伝え、それに対して、シャキル医師が丁寧にコメントしました。相互に繋がることが出来た講演会となり、本当によかったです。

 講演の前には、大阪のテレビ番組「ムーヴ」で取り上げられたイラク特集を流しました。この番組にもシャキル医師はなんと出演しており、イラクで医師を含む知識人が殺害されていることを話しました。

 最後に、皆さんからいただいてきたカンパによってシャキルさんの学費や生活費の大部分をまかなってきました。残りが少なくなってきました。シャキル医師が来年も研究を送ることができるよう、カンパをよろしくお願いします。大募集中です。

 カンパ送付先
 郵便振替口座:00910-4-279360
 口座名称:イラク人医師シャキールさん支援グループ

12月23日にシャキル医師、再び、大阪で講演します。

2006-12-16 11:27:29 | Weblog
みなさん

こんにちは

シャキル医師が、12月23日に大阪で再び講演をいたします。
今度は、「辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動」主催です。
ぜひぜひご参加ください。よろしくお願いいたします。

以下、講演の案内です。
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「辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動」から、講演会のご案内
です!
このたび、イラク人医師シャキルさんをお招きし講演会を開きます。
寒い中、どうぞお誘い合わせの上、みなさまのご参加をお待ち申し上げ
ております!

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      イラク人医師 シ ャ キ ル さ ん 講 演 会
   ~ イラクの医療事情から見た経済制裁、戦争、占領 ~
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日時■ 2006年12月23日(土)18:30(18:00開場)~20:00

場所■ 北区民センター 2階 第5・第6会議室
(JR大阪環状線「天満」西徒歩3分、地下鉄堺筋線「扇町」徒歩1分
扇町公園の東北端、関西テレビキッズプラザの北隣にある建物です)
詳細付近地図はコチラ↓↓
http://www.city.osaka.jp/shimin/shisetu/01/kita.html

講師■ モハメッド・ヌーリ・シャキルさん
通訳■ 清末愛砂さん

○辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動では、このたび、イラク人医師
モハメッド・ヌーリ・シャキルさんの講演会を開催します。
○シャキルさんは、医師としてご自身が経験してきた経済制裁、戦争、占領下
に生活するイラクの現実についてお話くださる予定です。
○イラク、沖縄、そして日本社会に生活する私たち自身の置かれた現実を、新
たに見つめなおし、講師のシャキルさん、通訳の清末愛砂さんとともに、問題を
共有し、さらに深く考え話し合う機会となることを願っています。
 みなさまのご参加を、首を長くしてお待ちしています!

★講師プロフィール(もはめっど・ぬーり・しゃきる)
バグダード生まれ。経済制裁下のイラクで、高校・大学教育を受け、医師となる。
イラク攻撃が始まる前は、バグダードの病院で臨床。2002年12月に進学のため
ヨルダンに移ったが、その矢先で2003年3月にイラク攻撃が開始されたため、
戦火のなかバグダードに戻り、赤新月社、イラクの医療NGO「マーシー・ハ
ンズ」の活動にボランティア医師として関わり、負傷者の緊急治療に従事。同年8
月にイラクで医師を続けると殺害するという死の脅迫を受け、イラクに居ることが
極めて危険となり、ヨルダンに避難。
2006年1月に初来日しイラクの医療現場の報告講演会を各地で行った際に、
彼の支援グループが組織される。一度は断たれた進学希望も叶い、同年7月
再来日。現在は大阪大学大学院の研究生として大阪に暮らす傍ら、イラクの実情
を講演する活動に取り組んでいる。

★通訳プロフィール(きよすえ・あいさ)
大分県生まれ。ジェンダー・女性学。著書に『母と子でみるパレスチナ』『非暴力で
占領に立ち向かう』など。近共著に「『対テロ戦争』と現代世界」(御茶の水書房)
がある。アジア女性資料センター運営委員、NPO前夜運営委員など八面六臂の
活躍をしている。現在、大阪大学大学院助手。

※申込み・参加費用は不要です。
※温かいカンパをよろしくお願いします。
※講演会終了後は、大阪行動定例月一回のミーティングがあります(21:30まで)
参観は自由です。

主催 : 辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動
e-mail;osaka_henoko@yahoo.co.jp
HP;http://www.geocities.jp/osakakoudou/