2011年1月25日 火曜日
2年前の1月25日も快晴で、富士山が綺麗に見えました。
今 イプサムは富士山の麓で眠っています。
2回目の命日です。
イプサムが家にいたことが、遠い遠い昔のことのように思えます。
盲導犬になれる と訓練士さんも太鼓判を押したイプサムが亡くなって、イプサムの名前を託したイプカが 先日癲癇保持者ということでキャリアチェンジになりました。
PR犬候補になり、あちこちに出かけて練習をしていた最中の出来事です。
PR犬になったら、もしかしたら家で預かれたかもしれないのです。
兄弟犬が癲癇発作を起こして、キャリアチェンジになったので、イプカも脳波の検査をした結果 脳波が普通の動きではない・・・と。
必ずしも癲癇発作を起こすという訳ではありません。 可能性です。
兄弟が癲癇にならなかったら、イプカも検査をすることはなかったのです。
何とも複雑な心境です。
でも・・・ 検査をしないで、もしPR中お客さんの前で癲癇になったら・・・・
PR犬からキャリアチェンジ犬・・・ 落差激しいです。
浮かれていた私・・・ 天国から地獄へまっ逆さまでした。
イプサムの面会の日と同じです。
気持ちは落ち着きました。 新しい家族が見つかって、幸せに暮してくれることを祈っています。
同じくイプサムの名前を託したアッサムは・・・ どうなるのでしょうね。
そのアッサムの股関節検査の時に、イプサムの異変に一番最初に気付いたかたと、偶然にもお会いすることが出来ました。
犬舎に泊まってのお仕事の帰りでした。
その日も犬舎に泊まっていたそうです。
痛くて泣き叫んでいたら、気付いたはず・・・
でも、静かだったそうです。
痛くて声も出なかったのかしら・・・
でも・・・ 死に顔は穏やかだったので、苦しまずに逝ったのだと思います。
見つけた時は、普通に寝ているようでした。 まだほんのり暖かかったけど、心配停止だったそうです。
悲しむ余裕もなく、大慌てだったそうです。
仕事を終え、イプサムのいる部屋に行って、お祈りしてくださったそうです。
お話しできて 本当に良かったです。 イプサム
そして、不思議な偶然で、、、
イプサムが入所した後に、我が家にステイで来ていた イプサム似のエーデルが、そのかたのお家に引き取られていたのです。
エーデル・・ イプサムに似ていて、うちで欲しいなぁ・・ と言っていた仔です。
ほんと PWボランティアをしてから、こんなにもいろんな偶然があるものか と驚かされています。
そうそう・・・ イプサムのおじいちゃんにあたる、ハントにもやっと会えました。
ハントはエーデルのお父さんです。
イプサムブログには訪問者が少ないので、イプカのことを書いてしまいました。
イプサムのブログなのにね・・・・
次は、誕生日に書きますね。
イプサムブログを覗いてくださって、ありがとうございました。
かめちゃんズ代表 イプマム