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11月17日:U-22コロンビア戦は初の東京五輪代表メンバー選考会だ!

2020-08-18 09:56:06 | 東京オリンピックサッカー
予想と比較すると5名外した。ただ、うれしい誤算。敢えて外した久保・堂安・板倉を招集したのは非常に評価できる。今回召集された22名のメンバー+冨安が現時点でのベストメンバーという事になる。

何よりもうれしかったのはJFAの東京五輪戦略がある程度見えたからだ。今回の招集メンバー+冨安で東京五輪先発候補は8名となる。これで五輪世代間の連携・融合を図る第一歩を踏む出すことになり、五輪世代主力メンバー同士の完成度を積み上げることができる

あとは、このメンバー+OA候補のチーム完成度を上げるだけだ。ただ、監督はOA枠活用に関しては明言を避けているが「金メダルを目指しているのでそのために必要なら招集」というスタンス。

U-22日本代表は素晴らしい結果を残している。
  1. 6月トゥーロン国際大会 2019で準優勝(優勝はU-22ブラジル代表)
  2. 10月ブラジル遠征でU-22ブラジル代表に逆転勝ち
それ故、U-22日本代表の日本での実質的初披露となる「キリンチャレンジカップ2019」U-22コロンビア代表戦が非常に楽しみ!

しかし、五輪世代にとっては、このコロンビア戦が東京五輪世代枠15席に座れるかどうかの第一関門。この関門をくぐり抜けた(この試合に招集された)選手だけが第二関門へ進む権利を手にする。そういう意味で五輪世代にとっては最初の五輪代表メンバー選考会

さらにコロンビア戦に招集されたとしてもパーフォーマンス次第ではU-23アジア選手権2020に招集されないだろう。親善試合とは言え、五輪世代にとっては将来を左右する極めて大事な試合。前置きはこのくらいにして予想召集メンバーを紹介しましょう。


久保・冨安・堂安・板倉の招集はないだろうが・・・

フル代表のキルギス戦が11月14日なのでわざわざ日本に戻るのは酷だが、無理してでもベネズエラ戦に招集すべきだ。その理由は、
  • E-1選手権には招集できない
  • 次に予定されている12月28日の親善試合に久保の招集はないだろう
  • さらに2020年1月8日から始まるU-23アジア選手権2020への参加は所属チームの合意が得られないだろう
4名を召集しないと、これまでほとんどない五輪世代同士の「融合」・「連携」はしばらくお預けになる、というか、このままだと2020年6月まで無理のような感じだ。果たしてそれでいいのだろうか?この点は「おわりに」で付け加えたい。
 

招集メンバー決定

不参加
  • ケガ:遠藤渓太、田中 碧、渡辺 剛
  • FIFA通告:町田浩樹
追加招集
  • 高宇 洋(レノファ山口)
  • 鈴木冬一(湘南ベルマール)
  • 長沼洋一(愛媛FC)
  • 瀬古歩夢(セレッソ大阪)

GK
  •  大迫敬介
  •  谷 晃生
DF
  •  立田悠悟
  •  渡辺 剛
  •  岩田智輝
  •  原 輝綺
  •  町田浩樹
  •  板倉 滉
MF
  •  田中 碧
  •  菅 大輝
  •  中山雄太
  •  菅原由勢
  •  三好康児
  •  橋岡大樹
  •  遠藤渓太
  •  田中駿汰
  •  堂安 律
  •  久保建英
  •  食野良太郎
FW
  •  上田綺世
  •  前田大然
  •  小川航基


メンバー・プロフィール

  • 2019年11月5日現在
  • 予想的中メンバーは召集予想メンバーに掲載 
久保建英  
  • 生年月日          2001.06.04
  • 身長/体重      173cm/67kg
  • 所属               RCD Mallorca
  • A代表歴           7試合268分 
  • LaLiga     9試合452分1アシスト
堂安 律  
  • 生年月日          1998.06.16
  • 身長/体重    172cm/70kg
  • 所属       PSV(オランダ)
  • A代表歴           18試合1285分3ゴール3アシスト
  • Eredivisie         9試合607分2G
  • 欧州EL             3試合168分2A 
谷 晃生
  • 生年月日     2000年11月22日
  • 身長/体重   189cm/82kg
  • 所属       ガンバ大阪
  • A代表歴      なし
  • J-1                  なし
田中駿汰
  • 生年月日   1997年5月26日
  • 身長/体重  183cm/68kg
  • 所属     大阪体育大学
  • A代表歴    なし
  •  J-1               なし      
食野亮太郎
  • 生年月日      1998年6月18日
  • 身長/体重  171cm/68kg
  • 所属      ハート・オブ・ミドロシアンFC(スコットランド)
  • A代表歴     なし
  • Premiership  8試合500分2G1A
 

U-22日本代表招集メンバー予想

  • 実績は10月23日現在
  • 久保・冨安・堂安・板倉の招集はないという前提
  • C:センター、R:右、L:左、W:ウィング、B:ボランチ
  • ポジションはこれまでの実績ベース
大迫敬介 GK 
  • 生年月日    1999.07.28
  • 身長/体重 186cm/86kg
  • 所属    サンフレッチェ広島
  • A代表歴      1試合90分
  • J-1           24試合2160分
  • AFC         4試合390分 
小島亨介 GK 
  • 生年月日     1997.01.30
  • 身長/体重 183cm/79kg
  • 所属    大分トリニータ
  • A代表歴      なし
  • J-1           なし 
オビ・パウエル・オビンナ GK 
  • 生年月日     1997.12.18
  • 身長/体重 193cm/83kg
  • 所属    流通経済大学サッカー部
  • A代表歴      なし
  • J-1           なし 
立田悠悟 DF(C/R) 
  • 生年月日   1998.6.21
  • 身長/体重  191cm/
  • 所属            清水エスパルス
  • A代表歴    1試合3分
  • J-1     23試合1551分1A  
渡辺剛 DF(C/R) 
  • 生年月日   1997.2.5
  • 身長/体重  184cm/76kg
  • 所属            FC東京
  • A代表歴    なし
  • J-1       16試合1433分1G 
岩田 智輝 DF(C/R) 
  • 生年月日   1997.4.7
  • 身長/体重  178cm/73kg
  • 所属            大分トリニータ
  • A代表歴    2試合177分
  • J-1       22試合1954分3G1A 
原 輝綺 DF(R) 
  • 生年月日  1998.7.30
  • 身長/体重 178cm/72kg
  • 所属           サガン鳥栖
  • A代表歴        1試合90分
  • J-1               17試合1448分2A  
瀬古歩夢 DF(C)
  • 生年月日  2000.6.7
  • 身長/体重 183cm/72kg
  • 所属           セレッソ大阪
  • A代表歴        なし
  • J-1               11試合905分1G1A 
町田浩樹 DF(C/L) 
  • 生年月日  1997.8.25
  • 身長/体重 190cm/
  • 所属         鹿島アントラーズ
  • A代表歴   なし
  • J-1     17試合1456分1G1A
  • AFC      9試合737分 
田中 碧 MF(B) 
  • 生年月日  1998.9.10
  • 身長/体重 177cm/69kg
  • 所属           川崎フロンターレ
  • A代表歴        なし
  • J-1               19試合1517分3A
  • AFC             4試合315分1G 
菅 大輝 MF(L) 
  • 生年月日  1998.9.10
  • 身長/体重 171cm/69kg
  • 所属           北海道コンサドーレ札幌
  • A代表歴        なし
  • J-1               26試合1994分1A 
中山雄太 MF・DF 
  • 生年月日  1997.2.16
  • 身長/体重 181cm/76kg
  • 所属           PECズヴォレ(オランダ)
  • A代表歴        1試合90分
  • Eredivisie      4試合360分 
菅原由勢 MF(R) 
  • 生年月日  2000.6.28
  • 身長/体重 179cm/
  • 所属           AZアルクマール(オランダ)
  • A代表歴        なし
  • Eredivisie      8試合343分1G1A
  • UEL本戦  3試合168分1G 
板倉 滉  DF(C) 
  • 生年月日  1997.1.27
  • 身長/体重 186cm/75kg
  • 所属           FCフローニンゲン(オランダ)
  • A代表歴        3試合192分
  • Eredivisie      11試合990分 
安部 裕葵 MF(L) 
  • 生年月日  1997.1.28
  • 身長/体重 171cm/65kg
  • 所属            FCバルセロナB(スペイン)
  • A代表歴        3試合99分
  • Grupo III  7試合371分 
三好康児 MF 
  • 生年月日  1997.3.26
  • 身長/体重 167cm/61kg
  • 所属           ロイヤル・アントワープFC
  • A代表歴        3試合189分2G
  • Jupiler Pro    5試合50分1G 
渡辺皓太 MF 
  • 生年月日  1998.10.18
  • 身長/体重 165cm/61kg
  • 所属           横浜F・マリノス(8月東京ヴェルディから移籍)
  • A代表歴        1試合90分
  • J-1                6試合230分 
橋岡大樹 MF(R) 
  • 生年月日   1999.5.17
  • 身長/体重  182cm/
  • 所属            浦和レッズ
  • A代表歴         なし
  • J-1            14試合1169分2G1A
  • AFC     6試合534分2G1A 
遠藤渓太 MF(L) 
  • 生年月日   1997.11.22
  • 身長/体重  175cm/
  • 所属          横浜Fマリノス
  • A代表歴    なし
  • J-1       28試合1732分4G8A  
杉岡大暉 MF(L) 
  • 生年月日   1998.09.08
  • 身長/体重  182cm/75kg
  • 所属     湘南ベルマーレ
  • A代表歴  3試合270分1A
  • J-1       27試合2312分2G4A 
上田綺世 FW(C) 
  • 生年月日   1998.08.28
  • 身長/体重  180cm/72kg
  • 所属     鹿島アントラーズ(2019.7.27入団)
  • A代表歴    3試合126分
  • J-1       9試合318分4G1A
  • AFC          2試合42分  
前田大然 FW 
  • 生年月日   1997.10.20
  • 身長/体重  173cm/67kg
  • 所属     CSマリティモ(ポルトガル)
  • A代表歴    2試合68分
  • Liga NOS  8試合562分2G 
小川航基 FW(C) 
  • 生年月日   1997.8.8
  • 身長/体重  183cm/
  • 所属     水戸ホーリーホック
  • A代表歴    なし
  • J-2      13試合1023分5G1A

 
コロンビアU-22代表:直近の試合結果

(U-22は見つからず)
  • 9月9日 アルゼンチン U-23 3-1負
  • 10月14日 ペルー U-23 1-0負
 

試合結果と寸評

U-22日本代表 0-2 U-22コロンビア代表

多くのファンは前評判と今試合の内容(パーフォーマンス)に大きなギャップを感じたのではないでしょうか?しかし、落胆することはない。これは新チーム構築の第一歩で東京五輪に向けて最高のチームを作り上げるのに非常に参考になった試合であったと理解したい。

新チーム?そうです。ブラジルを破るなどこれまでに活躍した国内組東京五輪世代から東京五輪でスタメンを勝ち取る選手はせいぜい4~5名。新チームでは半分以上が入れ替わる。

技術的な面はさておき、やることは2点。
  • 久保・堂安・板倉などA代表組と五輪世代の融合を強力に進める
  • OA候補と五輪世代との融合を早急に進め東京五輪代表候補チームとして試合を重ねながらチーム力を上げる
今回の結果を見ても過去の五輪でベスト4に入ったチームの成績を見ても五輪では守備力が最重要という事を思い知らされたはず。であるならば「早めにDF主体のOA候補選出して今回のチームとの融合を進めるべき」というのが私のこれまでの主張であり願いでもある。

絶対的な実力があるわけではない五輪世代が東京五輪で金メダルを取るにはチーム力を最高レベルに仕上げることが必要だ。

幸いにもE-1サッカー選手権がある。その大会で五輪世代とOA候補を招集して融合とチーム力の構築の第一歩を踏み出してほしい。今回の親善試合の結果はそれを暗示しているような気がしてならない。
 

日程・会場・放映
  • 2019/11/17(日) 12:50 キックオフ
  • エディオンスタジアム広島
  • フジテレビ系列にて全国生中継

 
おわりに 

スポーツ報知は「U-22ミドル3発でブラジル撃破 東京五輪「金」いける」と報道。「東京五輪へ期待が膨らむ大きな一歩」となったのは確か。ただ、U-22がトゥーロン国際大会で準優勝したのはよく知られているが、その大会第3戦でポルトガルU-19に1-0で負けていることはあまり知られていない。

すなわち、U-22日本代表の実力は確かだが、絶対的な力を持ったチームではない。これまで培ってきた30試合+で築き上げたチーム完成度の高さが最近の成績に表れている。

ところがその完成度が大きく下がる。何故なら五輪代表は15名~18名でそのうち海外組7名との融合実績はないが、海外組は間違いなく召集される、つまり
  • 3枠はオーバーエイジ
  • さらに五輪世代のなかで4名(久保、冨安、堂安、板倉)
という事は「完成度の高い」これまでのチームからは東京五輪でスタメンとなる選手はたった4名。

そうなると「指定席の7名の選手とブラジル戦やトゥーロン国際大会で活躍した選手の融合・連携がほとんどないので現時点での五輪代表チームとしての完成度はゼロと言ってよい。このままではリオ五輪の二の舞を踏んでしまう。

アジア2次予選では東京五輪世代を多く起用すべき」と主張してきたのは完成度問題解決のため。「五輪世代+オーバーエイジ候補」主体のチーム編成でアジア2次予選に臨めば五輪に向けて万全な準備ができる。金メダルも夢ではない。

たた、超格下相手にベストメンバーで戦い続けるアジア2次予選を見ると「五輪世代+オーバーエイジ候補」戦略は「夢の夢」のような話ではあるが、目先の勝ち点よりも将来の勝利を期待して止まない。

無責任な発言と思われても仕方ないが、転んでも1位通過できる超格下相手のアジア2次予選。マスコミは視聴率を稼ぐため「何が起こるか分からないのがアジア予選」と視聴者を煽る。そのためこの千載一遇のチャンスは逃すでしょう。JFAに大胆な戦略の実行を求む!


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