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2019女子W杯:スコットランド戦展望+なでしこジャパンのスタメン予想(6月14日)

2020-03-31 22:30:30 | サッカー女子ワールドカップ
FIFA女子ワールドカップ2019フランス大会、なでしこジャパンは6月10日グループステージ第1試合、アルゼンチン戦を0-0 のスコアレスドロー、”最悪のスタート”を切った。

アルゼンチン戦、なでしこジャパンの先発(Line-up)メンバー予想をしたが、11人中10人を的中。外したのはFWの菅澤選手。でもこんな予想は外れた方が良かった。とにかく情けない。超格下の相手に勝ちきれない。まさしく”最悪のスタート”。

スコットランド戦は次の理由でイングランド戦より重要となってしまった。
  • 決勝トーナメントへ確実に進むには勝利必須
  • 勝てば決勝T進出確定(勝点4なら間違いなし)+D組1位通過の可能性
  • 引き分けた場合、決勝Tへ進むにはイングランド戦引き分け以上が必須
おそらく最もコンディッションのよいメンバーで臨むはずだが、この試合の先発メンバーはアルゼンチン戦から変更があるのか? 私なりの予想を試みたのでシェアしたいと思います。 

なお、この試合の結果についてはこちらの記事をどうぞ! 


なでしこジャパン 対 スコットランド 試合展望

スコットランド
  • W杯初出場 
  • 過去の成績:2013年以降対戦なし 
  • 2019年4月にブラジルに 1-0 勝利(なでしこも3月に 3-1 勝利)
  • スコットランドの攻撃力はそれ程でないが、守りは固い
  • NWSLで月間ベスト11にも選出されているユタ・ロイヤルズのレイチェル・コージー(Rachel Corsie)はチームキャプテンで守備の要
  • 攻撃の中心はK. Little(アーセナル)で2018/19シーズンは14試合8得点
  • 20歳のE. Cuthbert(チェルシー)は18試合8得点
  • C. Emslie(マンチェスターシティ)はイングランド戦でゴール
  • イングランドとの第1戦では1-2で敗れたが、前半のPK失点が敗因
  • 後半はイングランを無失点に抑え、しかも、1得点
 
スコットランド 2019年度の成績

(  )内の数字は相手チームの本数 緑色はTop10チームとの対戦
対戦国
月日
スコア
シュート
本数
枠内
シュート
ノルウェー
1.18
1-3
 
 
アイスランド
1.22
1-2
 
 
カナダ
3.1
0-1
 
 
アイスランド
3.4
4-1
 
 
デンマーク
3.6
1-0
 
 
チリ
4.5
1-1 
△ 
18(4)
10(3) 
ブラジル
4.8
1-0
7(16)
3(6)
ジャマイカ
5.29
3-2 
19(8) 
8(3) 
イングランド
6.9
1-2
8(14)
4(6)
 

なでしこジャパン 2019年度の成績

対戦国
シュート
(相手)
枠内
シュート
アメリカ
2.27
2-2
 5(13) 
2(6)
ブラジル
3.2
3-1
〇 
11(22)
6(6) 
イングランド
3.5
0-3
● 
12(10)
4(4) 
フランス
4.4
1-3
● 
6(24)
4(7) 
ドイツ
4.9
2-2
△ 
7(22) 
4(9) 
スペイン
6.2 
1-1
△ 
3(4)
1(2) 
アルゼンチン
6.10
0-0
8(5)
3(1)
スコットランド
6.14
 
 
 
 
 

なでしこジャパン 試合展望
  • 下位チームにはここ1年負けていない。普段の試合ができれば負けない
  • スコットランドは守備は固いが攻撃力はそれ程でない。0点に抑える
  • しかし、攻撃のリーダーがいない中、どう攻撃を組み立てるのか?
  • パスは回せるがフィニッシュまでのシナリオが充分に共有されていないのが不安要素(アルゼンチン戦で露呈)
  • 高倉麻子監督はアルゼンチン戦後に国際親善試合スペイン戦後と同じコメントを繰り返したそうだ。「攻撃のテンポが上がらない」。これはフィニッシュまでのシナリオを共有できていないか、あるいは、状況に応じたオプションが少ないからだ。分かっているなら「指導しろよ!」と言いたいところだが、メンバー固定が4月に入ってからでは遅すぎた
  • であるならば、PA近くでパスを回すのも必要だが、寄せられる前の正確なミドルシュートとセットプレーが勝利のポイント
  • 自陣のPA内でのハンドは故意でなくてもファウル、即PKなので要注意
 

スコットランド戦:先発メンバー・ラインアップ予想

結果的には、コンディッションさえ問題なければ、7~8人はアルゼンチン戦と同じメンバーで臨むだろう。とにかく無得点で終わった攻撃陣を総入れ替えしたいところだがそれは無理。
籾木選手、宇津木選手、コンディッションが良ければ小林選手の先発出場があり得る。13日の報道によると籾木、坂口、長谷川は別メニューだったようだ。岩渕先発も報じていた。よって、籾木と長谷川に代えて遠藤と岩渕を入れよう。また、監督談で「ギラギラした選手を使っていきたい」らしい。もちろん長谷川が大丈夫なら岩渕は切り札に残すだろう。左足首を負傷した長谷川は「問題ない」とのことで試合に出場するようだ。

スタメン 〇予想通り x予想外れ
表の数字は途中出場のプレー時間(分)

 
 
GK
山下
 
 〇
GK
池田
 
 
 
 
 
GK
平尾
 
 
 
 
DF
鮫島
 〇
DF
清水
 〇
DF
市瀬
 
 
 〇
 
DF
熊谷
 〇
DF
宇津木
 
 
 1
 
X
DF
宮川
29
18
 1
 
 
DF
 〇
X
DF
三宅
 
 
 14
 
 
DH
杉田
 〇
DH
三浦
30
DH
阪口夢
 
 
 
 
 
MF
籾木
 
 
 〇
 
 
MF
中島
 〇
MF
長谷川
 〇
FW
遠藤
 
13 
 16
FW
宝田
 
 
 
 1
 
FW
菅澤
 
30
〇 
FW
横山
 
 
FW
小林
 
 
 
FW
岩渕
 
 
 
 23
〇 
 

ラインアップ予想




 
なでしこジャパン代表チーム プロフィール

  • 若手主体
  • 最新FIFAランキング 7位
  • W杯最高成績:優勝(2011年)
  • 前回大会(2015年):準優勝
  • 平均年齢は24.0歳
  • 大舞台経験者は6名
  • 4月の欧州遠征からメンバー4名変更して経験値を高めた
  • 代表歴100試合以上は宇津木、鮫島、熊谷、坂口の4名
  • W杯・五輪での経験値が強豪国の中で最も低い
  • 平均年齢も強豪国の中で最も低い(22歳以下10名)
  • 日テレ・ベレーザから10名召集→9名(植木理子がケガの為、セレッソ大阪堺レディースの宝田沙織へ変更)
  • 海外プレーヤーはリヨン所属の熊谷とレインFCの宇津木の2名
  • 2019年度強化試合など強豪国との対戦成績:1勝2分2敗
  • 1勝はブラジル戦
  • W杯でなく東京五輪でメダル獲得を目標にした成長途上チーム
 

スコットランド代表チーム プロフィール

  • 中堅主体
  • FIFAランク20位
  • W杯最高成績:初出場
  • 前回大会(2015年):n/a
  • 平均年齢は26.9歳
  • 30以上は4名、22歳以下は1名
  • 初出場なので大舞台での経験者はKim Littleのみ。Kim Littleはロンドン五輪でイギリス代表として出場、アーセナル所属。今シーズンMFながら14試合で8得点6アシスト
  • 代表歴100試合以上はキャプテンRachel Corsieをはじめ5名
  • NWSLプレーヤーはUtah Royalsに所属するRachel Corsieのみ
  • スコットランドは2019年度の強化試合でブラジルに1-0で勝利
  • 一方、ランク39位のチリと引き分けている
  • 2019年度強化試合など強豪国との対戦成績:1勝1敗
  • 1勝はブラジル戦、1敗はカナダ戦 
 

W杯代表選手プロフィール(所属、国際Aマッチ、得点など)

☆2011年W杯優勝経験選手
★2015年W杯準優勝経験選手 
データは2019年4月9日現在
代表試合数:実際にプレーした試合数
 
GK 3名

池田咲紀子
  • 浦和レッズ・レディース
  • 168cm / 60kg
  • 26歳
  • 代表試合: 14試合
山下杏也加
  • 日テレ・ベレーザ
  • 170㎝ / 60kg
  • 23歳
  • 代表試合: 23試合
平尾知佳
  • アルビレックス新潟レディース
  • 172cm / 64kg
  • 22歳
  • 代表試合: 2試合
 
DF 8名

熊谷紗希☆★
  • フランス オリンピック・リヨン(ヨーロッパ最強)
  • なでしこキャプテン
  • 172cm / 60kg
  • 28歳
  • 代表試合: 49試合
  • リヨンではMF
鮫島 彩☆★
  • INAC神戸レオネッサ
  • 163cm / 53kg
  • 31歳
  • 代表試合: 56試合
  • 3得点
  • MFもOK
三宅 史織
  • INAC神戸レオネッサ
  • 165cm / 52kg
  • 23歳
  • 代表試合: 15試合
宮川麻都
  • 日テレ・ベレーザ
  • 159cm / 50kg
  • 21歳
  • 代表試合: 4試合
清水梨紗
  • 日テレ・ベレーザ
  • 156cm / 47kg
  • 22歳
  • 代表試合: 22試合
南 萌華
  • 浦和レッズ・レディース
  • 169
  • 169cm / 62kg
  • 20歳
  • 代表試合: 4試合
  • U-20日本代表キャプテン
宇津木瑠美☆★
  • アメリカ シアトル・レイン
  • 168cm / 59kg
  • 30歳
  • 代表試合: 45試合
  • 2得点
市瀬菜々
  • ベガルタ仙台レディース
  • 160cm/55kg
  • 25歳
  • 代表試合: 15試合
  • 0得点
 
MF 6名

阪口夢穂☆★
  • 日テレ・ベレーザ
  • 165cm / 56kg
  • 31歳
  • 代表試合: 52試合
  • 5得点
中島依美
  • INAC神戸レオネッサ
  • 158cm / 48kg
  • 28歳
  • 代表試合: 45試合
  • 11得点
長谷川 唯
  • 日テレ・ベレーザ
  • 154cm / 48kg
  • 22歳
  • 代表試合: 34試合
  • 6得点
三浦成美
  • 日テレ・ベレーザ
  • 155cm / 48kg
  • 21歳
  • 代表試合: 7試合
杉田妃和
  • INAC神戸レオネッサ
  • 160cm / 53kg
  • 22歳
  • 代表試合: 6試合
籾木結花
  • 日テレ・ベレーザ
  • 151cm / 49kg
  • 23歳
  • 代表試合: 24試合
  • 8得点
 
FW 6名

横山久美
  • 長野パルセイロ・レディース
  • 155cm / 52kg
  • 25歳
  • 代表試合: 32試合
  • 14得点
岩渕真奈☆★
  • INAC神戸レオネッサ
  • 156cm / 52kg
  • 25歳
  • 代表試合: 39試合
  • 14得点
菅澤優衣香★
  • 浦和レッズ・レディース
  • 168cm / 65kg
  • 28歳
  • 代表試合: 34試合
  • 8得点
小林里歌子
  • 日テレ・ベレーザ
  • 158cm
  • 21歳
  • 代表試合: 5試合
  • 2得点
遠藤純
  • 日テレ・ベレーザ
  • 166cm/55kg
  • 18歳
  • 代表試合: 4試合
  • 0得点
宝田沙織(植木理子がケガの為)
  • セレッソ大阪堺レディーステレ・ベレーザ
  • 168cm/59kg
  • 19歳
  • 代表試合: 0試合
  • 0得点  


なでしこジャパンは100%決勝Tへ進む!

 初戦のアルゼンチン戦で手痛い引き分けに終わったため、ネット上では早くも「監督解任」などの批判が続出しているが、これまでの実績を考えれば心配する必要はない。

エンジンがかかるのが遅いだけ。いつもはアメリカだったが、このワールドカップでは日本とオーストラリアの出足が悪い。何事も100%断言することはできないがなでしこジャパンを信じよう。



まとめ 

アルゼンチン戦を 0-0 のスコアレスドローで勝点3を逸したなでしこジャパンにとって決勝Tへ確実に進むにはスコットランド戦の勝利が必須。
勝利を逃せば、決勝T進出へ黄色信号が灯る。勝てばグループD1位通過の可能性は残る。

察するにアルゼンチン戦で引き分けたショックは若い選手にとって相当なものだろう。しかし、それを乗り越えなければ成長はない。精神的に厳しい試合になるだろうが、若さを前面に出してチャレンジャー精神でベストを尽くすだけだけ。

ただ、忘れてならないのは「なでしこジャパン2019W杯代表メンバー」としての「誇りと責任」。これを強く自覚して精いっぱいチャレンジして欲しい。

未来を拓け、なでしこジャパン! 

女子ワールドカップ2019へ:試合結果が語るなでしこジャパンの課題!

2020-03-31 14:27:40 | なでしこジャパン
FIFA女子ワールドカップ2019フランス大会まであと7カ月弱
なでしこジャパン代表メンバーが決まるのはまだまだ先の話ではあるがほぼ90%確定していると見ていいだろう。

そこで新生なでしこジャパンに何か問題点があるかをチェックする為、2018年度の試合結果を分析。分析したら、強豪国と比べて異常値を発見。データが物語る「なでしこジャパンの最大の課題」を指摘しておきたい。 


西野監督が重視した「大舞台での経験値」  

先のFIFAワールドカップ2018ロシア大会の代表メンバー選出で西野監督は大きな決断をした。大舞台での経験値を考慮してメンバーを選んだのだ。

マスコミ等に「おっさんジャパン」などと皮肉られたが「プレッシャーのかかる大舞台では経験値が必ず必要になる」という信念を貫いた。

結果は皆さんもご存じの通り、ベスト8には届かなかったが、これまでよりはるかに誇らしく思えるベスト16となった。

さて、我らのなでしこジャパン代表メンバーは何を基準に選出されるのだろうか?まさか「東京オリンピックに向けて経験値を積ませるためのメンバー選出」とならないことを望むが、ちょっとそんな匂いがするのが気がかりだ。 


最低限厳守すべき選手選考基準 

選手選考ではありがちなのは監督やスタッフの好みが反映される点。仕方ないと思う反面、最低限厳守すべき選手選考基準はあるはずだ。

私が考えるに最低限厳守すべき選手選考基準とは
  • 若手はベテラン以上の活躍をしていれば選ばれるべき
  • 将来有望と思われる若い選手(2名程度)は10代であっても選ばれるべき
  • ベテランで若手と同等の活躍をしていれば選ばれるべき
この基準を満たしている選手であれば、だれを選んでもいい。二人の選手が同等のレベルであれば監督がより気に入っている選手で構わない。 


なでしこジャパンにとって経験値は極めて重要

経験値が重要という点については誰も異論はないだろう。なでしこジャパンの最大の課題が経験値不足と言うのは
  • 大舞台では経験値が重要だからということだけではない
  • 2018年度の「なでしこジャパンの試合結果を分析」した上で指摘している
そして何よりもFIFA女子ワールカップ2019で良い成績(ベスト4以上)を残してほしいと願うからである。しかし、新生なでしジャパン代表メンバーではベスト8に勝ち進むのは極めて難しいと見ている。 


試合結果で浮き彫りになったなでしこジャパンの問題点

問題点は2点
  1. 失点が多すぎる
  2. 先制されたら負ける
  • 何を根拠にそんな発言するんだ!
  • お前は間違っている!
とほとんどの方が思うでしょう。
しかしこれは前提条件付きで真実かつ現実である。

敢えて事前には言わなかったが前提条件とは
  • 強豪国(FIFAワールドランキングTop10)との試合
  • Top10枠外の国との試合結果はいっさい含めない
これに該当するデータを分析した結果をベースに問題点を指摘!
ただGood Newsもある!なでしこジャパンは2018年度の国際試合でトップ10枠外の代表チームには1度も負けていない。
それでは真実を見てみよう。 


2018年度強豪国の対戦成績

これから示すデータは強豪国(最新FIFAワールドランキングTop10)の代表チームどうしで対戦した成績をまとめたもの。
  • アメリカとフランスの成績がすばらしかった
  • なでしこジャパンの成績は全く振るわなかった

アメリカ

対戦国
試合結果
ドイツ
1-0 勝
フランス
1-1分
イギリス
1-0 勝
日本
4-2勝
オーストラリア
1-1分
ブラジル
4-1勝
カナダ
2-0勝
2018年度 5勝2分


ドイツ

対戦国
試合結果
アメリカ
0-1負
イギリス
2-2分
フランス
0-3負
カナダ
3-2勝
2018年度 1勝1分2敗


イギリス(イングランド)

対戦国
試合結果
フランス
4-1勝
ドイツ
2-2分
アメリカ
0-1負
ブラジル
1-0勝
オーストラリア
1-1分
スウェーデン
0-2負
2018年度 2勝2分2敗


フランス

対戦国
試合結果
イギリス
1-4負
アメリカ
1-1分
ドイツ
3-0勝
カナダ
1-0勝
オーストラリア
2-0勝
ブラジル
3-1勝
2018年度 4勝1分1敗


カナダ

対戦国
試合結果
スウェーデン
1-3負
日本
2-0勝
フランス
0-1負
ドイツ
2-3負
ブラジル
1-0勝
アメリカ
0-2負
2018年度 2勝4敗


オーストラリア

対戦国
試合結果
日本
1-1分
日本
0-1負
ブラジル
3-1勝
アメリカ
1-1分
日本
2-0勝
フランス
0-2負
イギリス
1-1分
2018年度 2勝3分2敗


日本(なでしこジャパン)

対戦国
試合結果
オランダ
2-6負
カナダ
0-2負
オーストラリア
1-1分
オーストラリア
1-0勝
アメリカ
2-4負
ブラジル
1-2負
オーストラリア
0-2負
2018年度 1勝1分5敗
  •  下位チームに取りこぼしが目立つオーストラリアに勝ったのが唯一の勝利
  • 2018年3月のアルガルベカップでオランダに2-6で負けた試合を省いても6試合で得点5失点11。
  • 1試合平均で言えば得点1失点2というところ

ブラジル

対戦国
試合結果
オーストラリア
1-3負
日本
2-1勝
アメリカ
1-4負
カナダ
0-1負
2018年度 1勝3敗


スウェーデン

対戦国
試合結果
カナダ
3-1勝
イギリス
2-0勝
2018年度 2勝


オランダ

対戦国
試合結果
日本
6-2勝
2018年度 1勝


なでしこジャパンの得失点差が突出して多かった

代表国名
試合
得点
失点
得失点差
アメリカ
14
5
9
ドイツ
4
5
8
-3
イギリス
6
8
7
1
フランス
6
11
6
5
カナダ
6
6
9
-3
オーストラリア
7
8
7
1
日本
7
7
17
-10
ブラジル
4
4
9
-5
スウェーデン
2
5
1
4
オランダ
1
6
2
4


なでしこは先制されたら全敗だった

なでしこジャパンが先制された試合


対戦国
試合結果
先制点
オランダ
2-6負
序盤5分に先制される
カナダ
0-2負
前半20分に先制される
アメリカ
2-4負
前半18分に先制される
ブラジル
1-2負
後半75分に先制される
オーストラリア
0-2負
後半開始早々に先制される

この3表から明らかに弱点が2つあると理解できたでしょうか?
  • 失点が多すぎる
  • 先制されたら負ける


強豪国と経験値を比較

なでしこはワールドカップ・五輪 経験者が最も少ない


代表チーム
経験者数
日本
7/27
26
アメリカ
10/21
48
カナダ
14/20
70
ドイツ
8/26
31
フランス
9/23
39
イギリス
8/23
35
オーストラリア
13/19
68
ブラジル
11/23
48
オランダ
8/23
35
スウェーデン
9/24
38
合計/平均
97/232
42

ワールドカップとオリンピックの経験者数では
  • 日本、ドイツが極端に低い
  • カナダ、オーストラリアが極端に高い
一つ誤解のないようにしなければならないのは経験値が高い=年齢が高いという事ではない。

全チームの平均年齢は下記表の通り

強豪国代表メンバーの平均年齢はそれほど高くない。

2018年11月国際マッチデーに招集された代表メンバーの平均年齢


Top10 強豪国
ランク
年齢
なでしこジャパン
8
24.1
ドイツ
2
24.2
カナダ
5
24.3
オランダ
7
25.2
イングランド
4
25.4
ブラジル
10
25.4
フランス
3
25.5
オーストラリア
6
25.6
スウェーデン
9
26.3
アメリカ
1
27.5

経験値の低い強豪国の平均年齢
  • 日本      24.1
  • ドイツ     24.2

経験値の高い強豪国の平均年齢
  • カナダ     24.3
  • オーストラリア 25.6 
男子代表に例えればほとんどの国の代表チームも若造(小娘)ばかりである。
新生なでしこジャパンで試合前半や後半開始直後の失点が多いことは国際試合の経験値が足りないという事ではないのか?

これでは国際試合の最高の舞台であるワールドカップでいい結果を求めるのは酷である。 

どうしたら課題・弱点を解消できるのか? と言うことを当然考えなければならない。
  • 前半に失点しないような守備力
  • 先制されても逆転できるだけの攻撃力
が求められる。

それには国際試合の経験、特にワールドカップとオリンピックという大舞台での経験値がある選手が必要という事である。 経験値のある選手なら大舞台での試合の入り方や序盤失点しないようにするにはどうすべきかを学んでいる。

相手の攻撃を粘り強く耐えながら少ないチャンスから得点を奪い逃げ切るというのがなでしこジャパンの勝ちパターン!

それを実践するためには
  • 守備力に実績のある選手
  • 攻撃の中心を担える選手
を代表メンバーに加えることで課題解消の一歩となるだろう。

強豪国との対戦では
  • 守備に追われる時間は長いが
  • チャンスは少ない
従って必然的に必要となる選手は
  • ポストプレーができる選手
  • デュエルに強い選手
  • スタミナのあるMF
  • パワーで競り負けないDF
これらの点のいずれかに卓越した能力を持っていいなければならない。


経験値のある現役プレーヤー の召集必須 

FIFA女子ワールドカップ2019フランス大会に招集できそうな現・元なでしこ代表メンバーをリストアップ 

選手名
状況
寸評
阪口夢穂
ケガ
強豪国との対戦でも得点できる。早く復帰してほしい
岩清水梓

代表卒業かな?
永里優季

NWSL(世界最高峰のリーグ)で大活躍しているのに召集なし
鮫島 彩
現代表
熊谷抜きのアジア大会でよく頑張った
宇津木瑠美
現代表
NWSLで頑張っている
熊谷紗希
現代表
世界1・2位のクラブチームでのレギュラーはすごい!
川澄奈穂美
現代表
頼りにされていない?
守備もできるしスタミナもある
有吉佐織
現代表
スタミナも守備力もすごい
菅澤優衣香
現代表
ポストプレーは良いが
もっと決めてほしい
岩淵真奈
現代表
テクニックは抜群だがポストプレーと前線での守備が課題
山根恵理奈

2年目でレギュラー獲得はすごい
高瀬愛実

DFで頑張っている
デュエルに強そう
川村優理
ケガ
クラブチーム世界一決定戦で大ケガ。早く復帰してほしい


このリストの中から
  • 代表復帰してほしい
  • 代表に欠かせない選手
を敢えて現代表を除いて選べば
  • 阪口夢穂(守備のリーダー)
  • 永里優季(攻撃のリーダー)
  • 山根恵理奈
この3名を加えれば経験値はずっと高くなり序盤での失点も減るだろう。
たとえ序盤にリードされても跳ね返すだけの攻撃力も出てくるでしょう。
本気でFIFA女子ワールドカップ2019フランス大会でベスト4以上を目指すなら、ぜひ、来年2月に行われるアメリカ主催のSheBelievesカップには召集してほしい。 


まとめ  

ワールドカップやオリンピックの大舞台では経験値がものをいう
しかし新生なでしこジャパンに経験値が欠けている点を指摘した。
それを示す根拠として
  • 強豪国との試合での失点の多さ
  • 先制されたら負ける
というデータを提供。

さらに2018年11月の国際マッチデーにおける強豪国代表チームのメンバー構成を分析して強豪国となでしこジャパンの経験値を比較。
その結果
  • 日本は世代交代中ということもあって経験値が最も少ないメンバー構成
  • 27名も召集しているのでまだメンバー選考中
という実態が見えた。

一方、圧倒的に経験値の高い国は
  • カナダ
  • オーストラリア
しかし年齢が高いのではない。むしろ世代交代がうまくいっているという事を示しているといえる。
もし東京オリンピックのために「ヤングなでしこに経験を積ませながらW杯ベスト4をねらう」と考えているなら正しい判断とは言えない。

何故なら
  • 女子サッカーでは男子ほど年齢に関係ない
  • 強豪国の招集メンバーを見ると10代の選手も沢山いるし30代の選手もいる
強豪国ではベテランと若手の融合を図りながら世代交代を進めているという事であろう。サッカーの歴史が長い分、強豪国では世代交代は当たり前にやっていることなのであろう。

FIFAワールドカップ2019フランス大会でベスト4以上の成績を願っている。
その目標達成には現在活躍中の経験値の高い選手を増やすことが必要条件
  • FIFA女子ワールドカップ2019フランス大会で結果が求められている
  • 結果を出さなければ女子サッカー人気を盛り返すことはできない
この2点を十分認識した選手選考を期待している。

【第2版】2019FIFA女子W杯:日本・アメリカ・フランス・イングランドなど優勝国予想!

2020-03-31 11:34:44 | サッカー女子ワールドカップ
第1版は7カ月前に掲載したが、各強豪国の強化試合も全て終了し優勝国予想に必要なデータはほぼ揃った。FIFA女子ワールドカップ2019フランス大会開催まで2カ月を切ったので改めて優勝国の予想をしたい。


FIFA女子W杯優勝予想:強豪国の強化試合結果など

シュート欄のカッコ内の数字は対戦チームのシュート本数
字数制限により強豪国(Top10+スペイン)との対戦に限定

アメリカ
  • 早くからワールドカップに向け周到な準備を重ねている
  • SheBelievesカップではイングランドと日本に内容的には圧倒しながらも勝利できず
  • ただ、国内リーグ戦が始まればコンディッションが上がり本来の力を発揮するだろう
  • そうなれば失点が少なくなる
対戦国
月日
スコア
シュート
数(相手)
枠内
シュート
フランス
1.19
  1-3
   ●
  8(14)
  4(9)
スペイン
1.23
  1-0
  〇
   9(4) 
  3(2)
日本
2.27
  2-2
  △
  13(5)
  6(2)
イングランド
3.2
  2-2
  △
  20(6)
  5(3)
ブラジル
3.5
  1-0
  〇
  18(11) 
  6(3)
オーストラリア
4.4
  5-3
  〇
  17(10)
 11(3) 


フランス
  • 2018年度の3月から無敗だったが今年3月にドイツに敗れた
  • しかし、その試合内容はかなり優勢だった
  • 強豪国との対戦においてはいずれもシュート数では圧倒している
  • スピード+ビルドアップからチャンスを作る戦術を備えてい る
対戦国
月日
スコア
シュート
数(相手)
枠内
シュート
アメリカ
1.19
3-1
 〇
 14(8) 
 9(4)
ドイツ
2.28
0-1
  ●
 14(2)
 4(2) 
日本
4.4 
3-1 
 〇 
 24(7)
 6(4)


ドイツ 
  • 2018年はチームの若返りで不安定だったが徐々によくなっている
  • 今年3月にフランスに勝利したが相手のミスに助けられての勝利
  • 若いチームだけに日本戦のように突進するだけではベスト4には届かないだろう
  • いまだメンバーが固定されてない
  • 気になるのが強化試合の少なさ
対戦国
月日
スコア
シュート
数(相手)
枠内
シュート
フランス
2.28
 1-0
〇 
 4(14)
2(2)
スウェーデン
4.6
 2-1
 16(5)
5(3) 
日本
4.9
 2-2
 22(7)
9(4) 


イングランド
  • 例年通りSheBelievesカップに参戦し日本との前哨戦に 3-0 で勝利
  • SheBelievesカップで初優勝したことでFIFAランク3位(+1)
  • しかし、4月の強化試合でカナダに敗れ、スペインに苦戦
  • さらに、W杯直前のWarn-upマッチとは言えニュージーランドにまさかの0-1の負け
対戦国
月日
スコア
勝敗
シュート
数(相手)
枠内
シュート
ブラジル
2.27
  2-1
16(10)
 7(1)
アメリカ
3.2
  2-2
6(20)
 3(5) 
日本
3.5
  3-0
10(12)
 4(4) 
カナダ
4.5
  0-1
● 
8(13)
 2(5) 
スペイン
4.9
  2-1
6(16)
 5(5)


カナダ
  • 35歳シンクレアの決勝ゴールでイングラン戦勝利!
  • 得点力はそれ程ないが安定して結果を残している 

対戦国
月日
スコア
シュート
数(相手)
枠内
シュート
スウェーデン
3.6
0-0
PK勝 
9(6)
  3(1)
イングランド
4.5
1-0
13(8)
  5(2) 
スペイン
5.25
0-0
5(3)
  2(0) 


オーストラリア 
  • アメリカに負けはしたものの世界一のストライカー、サマンサ・カー(永里優季と2トップ組むことが多い)を筆頭に攻撃力は超一級品 
  • 2019年度になって下位チームに不覚を取るようなことはなくなった
  • ただ、W杯直前のWarm-upマッチでオランダに0-3で負け 

対戦国
月日
スコア
シュート
数(相手)
枠内
シュート

アメリカ
4.4
3-5
● 
 10(17) 
 3(11) 
オランダ
6.2 
0-3
 15(10)
 5(5) 
 

オランダ
  • 2017年のヨーロッパチャンピオンだが下位チームに苦しんでいる
  • 2018年度以降はランク28位のポーランドに負けるなど下位チームに4敗、2分け
  • 26歳前後の比較的若い同世代の選手編成なのでキッカケさえ掴めば強さを取り戻しベスト8が見えてくるだろう
  • 強豪国との対戦がなかったが、W杯直前のWarm-upマッチでオーストラリアに3-0の勝利。これがキッカケとなるか?
対戦国
月日
スコア
シュート数
(相手)
枠内
シュート
スペイン
2.27
0-2
 ●


オーストラリア
6.2
 3-0
  〇
 10(15)
5(5) 
  

日本(なでしこジャパン)
  • SheBelievesカップでは優勝の可能性もあった
  • しかし最終戦のイングランドとのW杯前哨戦で 3-0 の負け
  • 1勝1分1敗だったが、内容的には3戦全敗
  • 欧州遠征でも1分1敗となり全ての強化試合終了
  • いずれも若い選手主体で臨んだが強豪国に対して引き分けるのが精一杯
  • 決勝Tではカナダと対戦すると予想
  • カナダは決して攻撃力の高いチームではない
  • 日本が粘り強く守れれば勝利が見えてくる
  • カナダも日本もW杯直前のWarm-upマッチでスペインと引き分け
  • カナダに勝利する確率は40%だが、若さをプラスに転じられればベスト8へ進めるだろう
  • そのためにはピッチ内での強いリーダーが必要だろう
対戦国
月日
スコア
シュート
数(相手)
枠内
シュート
アメリカ
2.27
2-2
  5(13) 
  2(6)
ブラジル
3.2
3-1
〇 
  11(22)
  6(6) 
イングランド
3.5
0-3
● 
  12(10)
  4(4) 
フランス
4.4
1-3
● 
 6(24)
  4(7) 
ドイツ
4.9
2-2
△ 
   7(22) 
  4(9) 
スペイン
6.2 
1-1
   3(4)
  1(2) 


スウェーデン 
  • FIFAランキング30位のポルトガルに負けるとは信じられない
  • 平均年齢が高すぎるのかな?登録メンバーを見るとかなり下げた
  • ベスト8を掛けた試合ではスペインと対戦すると予想
  • 平均年齢26歳+の伸び盛りのスペインに分がある
  • しかし、高い経験値を活かせれば勝機は十分にある 
対戦国
月日
スコア
勝敗
シュート
数(相手)
枠内
シュート


カナダ
3.6 
  0-0
PK負 
6(9)
   1(3) 
ドイツ
4.6
  1-2
  ● 
5(16) 
 3(5) 

  
ブラジル
  • チーム力は世代交代がうまく進んでいない
  • 下降気味だが攻撃力は確かなので決して侮れない
  • 決定力がアップすればかなり手ごわい存在
対戦国
月日
スコア
勝敗
シュート
(相手)
枠内
シュート
イングランド
2.27
  1-2
  ●
  10(16)
  1(7)
日本
3.2
  1-3
  ● 
  22(11)
  6(6) 
アメリカ
3.5
  0-1
  ● 
  11(18)
  3(6) 
スペイン
4.5
  1-2 
  ● 
  10(17)
  3(6)



2019年度の強豪国試合結果分析

2019年5月に行われたW杯直前のWarm-upマッチは対象外

分析1:Top10国との試合における攻撃力 

試合数は少ないが攻撃力を考察する上である程度参考になるだろう。
攻撃は最大の武器。
SH:シュート本数、OT:枠内シュート本数   

対戦国
試合
得点
平均
SH
OT
アメリカ
5
11
2.2
76
32
フランス
3
6
2.0
52
19
ドイツ
3
5
1.7
42
16
イングランド
4
9
2.3
40
16
カナダ
2
1
0.5
22
8
オーストラリア
1
3
3.0
10
3
オランダ
0




日本
5
8
1.6
41
20
スウェーデン
2
1
0.5
11
4
ブラジル
3
2
0.7
43
10
スペイン
4
5
1.3
46
17


分析2:Top10国との試合における守備力 

試合数は少ないが守備力を考察する上である程度参考になるだろう
SH:被シュート本数、OT:被枠内シュート本数
決勝トーナメント1回戦以降の試合では安易な失点は許されない。守備力が問われる。
オーストラリアはアメリカとの1試合のみなのであまり参考にならない

対戦国
試合
失点
平均
SH
OT
アメリカ
5
10
2.0
46
20
フランス
3
3
1.0
17
10
ドイツ
3
3
1.0
26
9
イングランド
4
4
1.0
55
15
カナダ
2
0
0.0
14
3
オーストラリア
1
5
5.0
17
11
オランダ
0




日本
5
11
2.2
91
32
スウェーデン
2
2
1.0
25
8
ブラジル
3
6
2.0
45
19
スペイン
4
1.0
42
15


分析3:2018年度取りこぼした試合数

いわゆるTop10より下位のチームに負けた試合数(2018年~2019年現在)
グループステージ突破には下位チームに負けたら致命傷になりかねない。

代表国名
負け
分け
アメリカ
0
0
ドイツ
0
1
イギリス
0
1
フランス
0
1
カナダ
0
1
オーストラリア
4
2
日本
0
1
ブラジル
2

スウェーデン
4
2
オランダ
4
2
スペイン
1
1
   


2019FIFA女子W杯:ベスト8の組み合わせと勝敗予想

ブラジル 対 イングランド
  • ブラジルは2018年夏のTournament of Nationsから9連敗
  • SheBelieves カップでイングランドに1-2で敗れている
  • ただ、イングランドの懸念材料は不安定なパーフォーマンス
  • イングランド勝利の確率 70%

フランス 対 スペイン
  • スペインはチャレンジャーとして相当奮闘するだろう
  • しかし、フランスの固い守りを破ることは難しい
  • フランス勝利の確率 80%

オーストラリア 対 カナダ
  • この試合はかなり拮抗した展開になる
  • カナダは攻撃力に不安がある
  • 攻撃力で勝るオーストラリアに分がある
  • オーストラリア勝利の確率 60%

ドイツ 対 アメリカ
  • これも激しい戦いが予想される
  • ベテラン勢力対若手勢力という構図
  • 経験値の高いアメリカの勝利は固い
  • アメリカの守備力がアップすれば確率は80%と予想
  • アメリカ勝利の確率 70% 


2019FIFA女子W杯:準決勝予想

アメリカ 対 オーストラリア
  • 2018年度以降アメリカはオーストラリアに負けていない
  • 2019年4月の対戦でも壮絶な打ち合いの結果アメリカが5-3で逆転勝利
  • アメリカ勝利の確率 70%

フランス 対 イングランド
  • 4月に入って不安定なイングランド
  • 攻守のバランスの取れたフランス
  • 2018年度のSheBelievesカップでイングランドが勝利しているがフランスに分ありと見る
  • フランス勝利の確率 70%


2019FIFA女子W杯:決勝予想

アメリカ 対 フランス
  • 実力では拮抗している
  • 男子代表チームに続けということで
  • 観衆の声援を力に変えて戦うだろう
  • 決勝トーナメント戦の間隔が中4日のフランス
  • 準々決勝から中3日のアメリカ
  • ドイツと死闘の後の決勝戦、平均年齢の高いアメリカには相当不利
  • フランスが60%の確率で優勝 - おめでとう!
  

まとめ 

第2版としてワールドカップサッカー女子2019の優勝国を予想
予想する上での根拠となるデータは
主に2019年度における強化試合の結果など、特に、
  • Top10国との試合結果
  • Top10国との試合での攻撃力と守備力
  • Top10より下位のチームとの試合の取りこぼし
ただ、この予想はアメリカがグループステージで2位通過するという前提。それはフランス対アメリカの決勝戦が可能となる唯一のオプションだから。
フランス代表チームの優勝の可能性のほうが高いと予想(第1版ではアメリカ優勝)
フランスとアメリカの実力は拮抗しているが、
  • 天の時(日程)
  • 地の利(地元)
  • 人の和(応援)
が大きく味方するとみた。
いかがでしたか? 皆さんの予想と同じだったでしょうか?

【第2版】2019FIFA女子W杯:ベスト8進出国予想!

2020-03-31 10:37:50 | サッカー女子ワールドカップ
ご訪問、ありがとうございます。
FIFA女子ワールドカップ2019フランス大会開催まで2カ月を切った。強豪国の強化試合が終わり調整試合を残すのみ。女子W杯2019フランス大会のベスト8を予想するにはベストのタイミング。
今回の予想は第2版(アメリカのグループステージ2位通過を前提)です。 
 

ベスト8予想はアメリカ(USA)の戦略で変わる!

アメリカはグループステージで2位通過を狙う?
ベスト8に進出する出場国を予想する上でアメリカ女子代表チームのグループF組における戦略が最も気になる。簡単に言えば、1位通過を狙うのか2位通過を狙うのか?
この記事ではアメリカの2位通過を見込んで予想している(前回の予想はアメリカ1位通過を前提)。
その理由は・・・
  • アメリカ女子代表は順当に勝ち進めばフランスと準々決勝で対決
  • 実力的に世界1位と2位の両チームはこの時点での対決を避けても不思議ではない
  • 大観衆の前で「決勝戦での雌雄決着」が両チームの本音であろうし大会もそのほうが盛り上がる
  • 2019年度1月にすでに手合わせをしている。結果はフランスが3-1で勝利。アメリカが2位通過を選択する?理由はそこにあり
  • 決勝戦で当たるためには「アメリカのグループステージ(GS)2位通過」のオプションしかない
  • GSではスウェーデンと戦う。実力差はあるがアメリカはリオ五輪でスウェーデンにPK敗退。ベスト8で散ったということでアメリカがスウェーデンに負けても変な疑いを掛けられる心配はない 
 

FIFA2019女子W杯:決勝トーナメント進出国予想

ここでは詳細は触れずに決勝T進出予想結果だけ紹介しましょう。 
なお、過去のデータでは優勝国はTop10チームから必ず出る
2019年3月29日発表のFIFAランキング順位は次の通りで、前回2018年12月の順位と多少の変化はあるがTop10国は変わらない。

Top10チームから決勝T進出
  • アメリカ
  • ドイツ
  • イングランド
  • フランス
  • カナダ
  • オーストラリア
  • 日本
  • オランダ
  • スウェーデン
  • ブラジル

Top20以内のから決勝Tへ進出するチームは
  • スペイン
  • ノルウェー
  • 韓国
  • 中国
  • イタリア
  • スコットランド  
 

決勝トーナメント1回戦の組み合わせ予想 

この件については先ほどの別記事、「決勝Tに進む出場国」で予想しているのでここでは組み合わせだけを紹介。なお、グループ1位と対戦する3位のチームは変わる可能性がある。例えば、D組1位はB/E/F組の3位のうちいずれかのチームと対戦する。ここではB組3位の中国が対戦相手と見ている。 

グループ
代表国
 
グループ
代表国
A組2位
韓国
C組2位
ブラジル
D組1位
イングランド
B組3位
中国
A組1位
フランス
C組3位
イタリア
B組2位
スペイン
F組1位
スウェーデン
C組1位
オーストラリア
A組3位
ノルウェー
E組1位
カナダ
D組2位
日本
B組1位
ドイツ
D組3位
スコットランド
F組2位
アメリカ
E組2位
オランダ
緑字の国はTop10チーム  
 


決勝トーナメント1回戦の勝敗予想 

それでは勝敗予想を1試合ごとに考察していきましょう。
カッコ内の数字は出場国の最新FIFA女子ワールドランキング

韓国(14)  対 ブラジル(10) 
  • 韓国の実力は年々アップしているが2019年度の強化試合ではあまり良い結果を出していない
  • ブラジルも良い結果を出していないのでどっちが勝ってもおかしくない拮抗したゲームが展開されるだろう
  • しかし若干落ち気味のブラジルは得点こそ少ないものの攻撃力はすごい
  • ブラジル勝利の確率60% 

イングランド(3)  対 中国(16) 
  • 韓国と同様、中国の実力は年々アップしているが2019年度の強化試合ではオランダにPK負けした以外、良い結果を出していない
  • 一方、イングランドは2019年度SheBelievesカップで初優勝して波に乗りたいところだが、4月の強化試合でスペインに苦戦
  • さらに、6/1 ニュージーランド戦でまさかの0-1で敗戦
  • イングランドに不安定な面はあるが、実力差が大きいので勝利は固い
  • イングランド勝利の確率80%  

フランス(3)  対 イタリア(15) 
  • フランスは強豪国との対戦で2018年度以降わずか1敗。安定度抜群
  • イタリアは2019年度の試合でランク11位の北朝鮮と引き分けたがTop10の強豪国を倒す力はない
  • フランス勝利の確率90%  

スペイン(12)  対 スウェーデン(9) 
  • スウェーデンは2019年度にランク49位の南アフリカに引き分け+ランク30位のポルトガルに負けるなど下位チームに取りこぼしている
  • スペインは2019年度の強化試合でブラジルに勝利。さらに負けはしたがイングランドと互角以上に戦うなど、非常に実力がある。
  • また、W杯直前のWarm-upマッチとは言え、カナダと日本に引き分け
  • 拮抗した試合になるだろうがスペインの勝利とみる
  • スペイン勝利の確率60%  

オーストラリア(6)  対 ノルウェー(12) 
  • ノルウェーの本当の実力が見えない。2019年度に入ってランク19位のニュージーランドに負ける一方で中国やスコットランドに勝利している
  • オーストラリアは2018年度に下位チームに取りこぼすこともあったが2019年度はきっちり勝利している
  • 6/2 W杯Warm-upマッチでオランダに0-3で負けたのは気になるが、
  • オーストラリア勝利の確率80%  

カナダ(5)  対 日本(7)
  • 第1版ではオランダ対日本と書いたが、グループE1位通過をカナダに変更した為、カナダとの対戦となった。
  • なでしこジャパンは強豪国に対しては引き分けが精一杯で勝てていない。しかし、カナダとの実力差はそれ程ないと思う
  • カナダは2019年度に安定した結果を残していてイングランドにも勝利しているが、攻撃力に不安がある
  • カナダ (5/25) も日本 (6/2)もスペインと親善試合では共に引き分け
  • なでしこが粘り強い守備で前半を無失点で切り抜ければベスト8に手が届く確率がかなり高くある
  • カナダ勝利の確率60% 

ドイツ(2)  対 スコットランド(20) 
  • ドイツは世代交代中。されどワールドランキング2位
  • 実力的には世界2位の評価には疑問だが、少なくても4~6位のレベル
  • 2019年度に入りフランスに勝ったが内容的には負けに等しかった。しかし、攻撃力は日本戦で見せたようにかなり高い。
  • スコットランドは2019年度の強化試合でブラジルに1-0で勝利している一方でランク39位のチリと引き分けている
  • ドイツ勝利の確率80%   

アメリカ(1)  対 オランダ(8) 
  • オランダの調子がおかしい。2019年度に入ってスペインやランク28位のポーランドに負けている。強豪国との対戦がないのでどれだけやれるか未知数。
  • ただ、6/2 W杯Warm-upマッチであるが強豪国オーストラリアに3-0で勝利したのでチームのムードは間違いなくアップ
  • アメリカは2019年度に入ってから失点が増えたが攻撃力はすさまじい。国内のシーズンが始まれば守備も安定してくるだろう。
  • アメリカ勝利の確率80%  
 

FIFA2019女子W杯:ベスト8進出国予想結果一覧 

勝負の世界では「絶対はあり得ない」ので多少の予想違いはあるかもしれないが、順当にいけば下記の8カ国がベスト8進出と予想するのが妥当。予想が外れるとしたら、期待も含めてブラジルの代わりに韓国。カナダの代わりに日本。そしてスペインの代わりにスウェーデン。
  • ブラジル
  • イングランド
  • フランス
  • スペイン
  • オーストラリア
  • カナダ
  • ドイツ
  • アメリカ  
 

【関連情報】決勝トーナメント表  

(2019 FIFA Women's World Cup knockout stage - WikipediAより) 


 
 

まとめ 

ベスト8に進出する出場国を予想する上でアメリカ女子代表チームのグループF組における戦略が最も気になるが、第2版では第1版と違ってアメリカのグループステージ2位通過を前提で予想してみた。
順当に勝ち進めば、
ベスト8進出国は
  • ブラジル
  • イングランド
  • フランス
  • スペイン
  • オーストラリア
  • カナダ
  • ドイツ
  • アメリカ 
なお、予想が外れるとしたら、期待も含めてブラジルの代わりに韓国。カナダの代わりに日本。そしてスペインの代わりにスウェーデン。
いかがでしたか? 皆さんのW杯観戦や予想の楽しみにお役にたてれば幸いです。

2019女子サッカーW杯アルゼンチン戦:なでしこジャパンのスタメン予想(6月10日)

2020-03-31 10:12:04 | サッカー女子ワールドカップ
ご訪問ありがとうございます。

FIFA女子ワールドカップ2019フランス大会まで3週間余りとなった。
5月10日になでしこジャパンワールドパップ2019代表メンバーが発表され、ワールドカップがぐっと近くなったように感ずる。

皆さんの関心事も十人十色でしょうが、私の関心事の1つは 6月10日のなでしこジャパンW杯初戦アルゼンチン戦の先発メンバー。

この試合でスタメンとなった選手がその後もスタメンに名を連ねる可能性が高いからだ。果たしてアルゼンチン戦では誰が先スタメンに名を連ねるのか?この点について予想しましょう 。 


なでしこジャパンのスタメン固定は4月の欧州遠征から

なでしこジャパンの先発メンバーが固定し始めたのは欧州遠征のフランス戦(4月4日)から。ドイツ戦と合わせて見れば一目瞭然。W杯前最後の強化試合、欧州遠征2試合のスタメンは11名中8名が同じ。変わったのはGKとFW2名。


スペインとの親善試合(6/2)でスタメンはほぼ100%分かる

特にケガやコンディッションなどの事情がない限り欧州遠征でのスタメンがアルゼンチン戦でのスタメンとなるだろう。そしてその予想はスペイン戦のスタメンを見ればほぼ100%の確信への変わる。
  • 私のスペイン戦スタメン予想はフランス戦と同じ
  • 変わるとすればFWが横山と小林でなく岩渕と小林のツートップ
  • 岩渕と小林はこれまで組んだことがないのでテストする意味合いがある
  • このコンビで結果が出ればW杯本番で先発としてコンビを組む可能性が高くなる
  • 可能性は低いが坂口夢穂をW杯で主力として使うつもりなら、この試合でスタメン起用もあり得る。少なくても終盤で途中出場


スペイン戦先発を見てアルゼンチン戦先発予想は変わった?
  • スペイン戦先発予想は11人中9人正解
  • ツートップの右は小林でなく籾木。理由はケガのようだ
  • 小林が万全の状態に戻ればアルゼンチン戦で先発するだろうが、そうでなければ籾木が濃厚。
  • ボランチの一角は三浦でなく不慣れな?市瀬。理由はケガでしばらく代表から外れていた市瀬をチームになじませるためだろう。後半60分に三浦へ交代しているのを見ると三浦のアルゼンチン戦での先発は濃厚
  • 途中交代は市瀬以外に次の5名
  • 横山⇒菅澤(60分)、籾木⇒遠藤(76分)、清水⇒三宅(76分)、長谷川⇒宮川(90分)、中島⇒宇津木(90分)
  • スタメン変更に影響するような交替ではない。菅澤選手は同点弾を決めたが、過去にも途中出場の方が良い結果を残しているので切り札的な存在。先発はないだろ 
  • よって、変更があるとすれば小林から籾木への修正。しかし、ケガから完全回復することを前提に修正しないでおこう


アルゼンチン戦スタメン

〇はスタメン
予想外れ1名:小林でなく菅澤選手が先発
数字は途中出場のプレー時間(分) 



GK
山下

 〇
 〇

GK
池田





GK
平尾




DF
鮫島
 〇
 〇

DF
清水
 〇
 〇

DF
市瀬


 〇


DF
熊谷
 〇
 〇

DF
宇津木


 1


DF
宮川
29
18
 1


DF
 〇
 〇

DF
三宅


 14


DH
杉田
 〇
 〇

DH
三浦
30
 〇

DH
阪口夢





MF
籾木


 〇


MF
中島
 〇
 〇

MF
長谷川
 〇
 〇

FW
遠藤

13 


FW
植木
3
7



FW
菅澤

30
 〇

FW
横山

 〇
 〇

FW
小林


 x

FW
岩渕





  


アルゼンチン戦ラインアップ

実際:ツートップは小林・横山でなく横山(左)・菅澤(右)




W杯代表選手プロフィール(所属、国際Aマッチ、得点など)

  • ☆2011年W杯優勝経験選手
  • ★2015年W杯準優勝経験選手 
  • データは2019年4月9日現在
  • 代表試合数:実際にプレーした試合数

GK 3名

池田咲紀子
  • 浦和レッズ・レディース
  • 168cm / 60kg
  • 26歳
  • 代表試合: 14試合
山下杏也加
  • 日テレ・ベレーザ
  • 170㎝ / 60kg
  • 23歳
  • 代表試合: 23試合
平尾知佳
  • アルビレックス新潟レディース
  • 172cm / 64kg
  • 22歳
  • 代表試合: 2試合

DF 8名

熊谷紗希☆★
  • フランス オリンピック・リヨン(ヨーロッパ最強)
  • なでしこキャプテン
  • 172cm / 60kg
  • 28歳
  • 代表試合: 49試合
  • リヨンではMF
鮫島 彩☆★
  • INAC神戸レオネッサ
  • 163cm / 53kg
  • 31歳
  • 代表試合: 56試合
  • 3得点
  • MFもOK
三宅 史織
  • INAC神戸レオネッサ
  • 165cm / 52kg
  • 23歳
  • 代表試合: 15試合
宮川麻都
  • 日テレ・ベレーザ
  • 159cm / 50kg
  • 21歳
  • 代表試合: 4試合
清水梨紗
  • 日テレ・ベレーザ
  • 156cm / 47kg
  • 22歳
  • 代表試合: 22試合
南 萌華
  • 浦和レッズ・レディース
  • 169
  • 169cm / 62kg
  • 20歳
  • 代表試合: 4試合
  • U-20日本代表キャプテン
宇津木瑠美☆★
  • アメリカ シアトル・レイン
  • 168cm / 59kg
  • 30歳
  • 代表試合: 45試合
  • 2得点
市瀬菜々
  • ベガルタ仙台レディース
  • 160cm/55kg
  • 25歳
  • 代表試合: 15試合
  • 0得点
MF 6名

阪口夢穂☆★
  • 日テレ・ベレーザ
  • 165cm / 56kg
  • 31歳
  • 代表試合: 52試合
  • 5得点
中島依美
  • INAC神戸レオネッサ
  • 158cm / 48kg
  • 28歳
  • 代表試合: 45試合
  • 11得点
長谷川 唯
  • 日テレ・ベレーザ
  • 154cm / 48kg
  • 22歳
  • 代表試合: 34試合
  • 6得点
三浦成美
  • 日テレ・ベレーザ
  • 155cm / 48kg
  • 21歳
  • 代表試合: 7試合
杉田妃和
  • INAC神戸レオネッサ
  • 160cm / 53kg
  • 22歳
  • 代表試合: 6試合
籾木結花
  • 日テレ・ベレーザ
  • 151cm / 49kg
  • 23歳
  • 代表試合: 24試合
  • 8得点

FW 6名

横山久美
  • 長野パルセイロ・レディース
  • 155cm / 52kg
  • 25歳
  • 代表試合: 32試合
  • 14得点
岩渕真奈☆★
  • INAC神戸レオネッサ
  • 156cm / 52kg
  • 25歳
  • 代表試合: 39試合
  • 14得点
菅澤優衣香★
  • 浦和レッズ・レディース
  • 168cm / 65kg
  • 28歳
  • 代表試合: 34試合
  • 8得点
小林里歌子
  • 日テレ・ベレーザ
  • 158cm
  • 21歳
  • 代表試合: 5試合
  • 2得点
遠藤純
  • 日テレ・ベレーザ
  • 166cm/55kg
  • 18歳
  • 代表試合: 4試合
  • 0得点
宝田沙織(植木理子がケガの為)
  • セレッソ大阪堺レディーステレ・ベレーザ
  • 168cm/59kg
  • 19歳
  • 代表試合: 0試合
  • 0得点 


なでしこジャパン代表チーム プロフィール

  • 若手主体チーム
  • 最新FIFAランキング 7位
  • W杯最高成績:優勝(2011年)
  • 前回大会(2015年):準優勝
  • 平均年齢は24.0歳
  • 大舞台経験者は6名
  • 4月の欧州遠征からメンバー4名変更して経験値を高めた
  • 代表歴100試合以上は宇津木、鮫島、熊谷、坂口の4名
  • W杯・五輪での経験値が強豪国の中で最も低い
  • 平均年齢も強豪国の中で最も低い(22歳以下10名)
  • 日テレ・ベレーザから10名召集→9名(植木理子がケガの為、セレッソ大阪堺レディースの宝田沙織へ変更)
  • 海外プレーヤーはリヨン所属の熊谷とレインFCの宇津木の2名
  • 2019年度強化試合など強豪国との対戦成績:1勝2分2敗
  • 1勝はブラジル戦
  • W杯でなく東京五輪でメダル獲得を目標にした成長途上チーム


アルゼンチン代表チームプロフィール

  • 平均年齢は高くないが主力はベテラン・中堅
  • FIFAランク37位
  • W杯最高成績:グループステージ敗退
  • 前回大会(2015年): -
  • 平均年齢26.7歳
  • 大舞台経験者は4名
  • 30歳以上5名
  • 22歳以下4名、最年少は17歳
  • 代表歴100試合以上はゼロ(国際試合が少ないからであろう)
  • Sole Jaimes選手が今年からリヨンでプレー。熊谷の同僚
  • 2019年度強化試合など強豪国との対戦成績:1敗
  • 1敗はオーストラリア戦
  • 2019年度の国際大会で韓国に0-5負け  


まとめ 

W杯の見どころの一つは、なでしこジャパンとドイツの戦いぶり。
ドイツは平均年齢・大舞台での経験値とも強豪国の中でなでしこジャパンの次に低い。その両国がどのような結果を残すかが大きな見どころ。

先発メンバーに限ると平均年齢・経験値はさらに低くなるだろう。難しい試合の連続となるだろうが、若さを前面に出してチャレンジャー精神でベストを尽くすだけだけ。ただ、忘れてならないのは「なでしこジャパン2019W杯代表メンバー」としての「誇りと責任」。これを強く自覚して精いっぱいチャレンジして欲しい。

未来を拓け、なでしこジャパン!