きょーてぃっしゅ 京都れぽーと

Kyotisch なんでもない京都の暮らしとなんでもない日常。そして、ハレの日の京都。お祭、雅やかに心躍る。

賀茂別雷神社(上賀茂神社) --賀茂曲水宴--

2007年04月08日 | 神社の祭・行事
2007年4月8日上賀茂神社にて 『賀茂曲水宴』が行われました。



本殿参拝を終えて、曲水宴が行われる『渉渓園』へ向かう


管絃とお琴が奏されるなか、
水干姿の童子が羽觴(うしょう)を流す


盃が歌人の前を流れすぎるまでに詩を詠む

歌題『霞(かすみ)』


冷泉家時雨亭文庫の先生方による披講



優秀歌には下出せつ子先生の歌が選ばれました。

「ゆりかもめ去りしなごりの河原に春ほのぼのと霞たつなり」


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賀茂別雷神社さま、平安雅楽会の皆さま、
撮影させていただいてありがとうございました。

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賀茂別雷神社(上賀茂神社)HP
tel:075-781-0011
京都市北区上賀茂本山339 地図
市バス「上賀茂神社前」から徒歩1分
地下鉄「北山」から徒歩30分
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(C) Akiko Yoshida
E-Mail: sonoaki♪infoseek.jp
(♪を半角@に変えてください)


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
みやび どすな・・・・ (くすり仙人)
2007-04-16 00:02:43
なんとも平安のみやびな様子が今なお
こうしてうかがい知ることが出来る京都
残して生きたいですね・・・・。
またまた (ゴン)
2007-04-16 15:55:40
Akiさま
また一つ知らなかった事判明です。
「盃が歌人の前を流れすぎるまでに詩を詠む」
おいら前から盃が歌人の前に流れて来たら
詩を盃の上に乗せるのだとずっと思ってました。


こんにちは (Aki)
2007-04-18 04:04:27
>くすり仙人さん

ありがとうございます。
古い文書の研究が進んでいるためか、昔行われていたお祭や行事が次々に復興していますね。

この庭園渉渓園は昭和35年皇孫浩宮徳仁親王殿下ご誕生の奉祝行事として、曲水宴を復活するために造られたそうです。その後、一時中断していましたが、平成6年に『賀茂曲水宴』として再復興されたとのこと。

現代の生活からかけ離れた、ゆったりと時間が進んでいく不思議な空間でした。
ご苦労様でした。 (たいしょう)
2007-04-20 19:19:17
平成6年にRCクラブの社会奉仕の一環として復興されてから、ずーっと出てますが、その年の齋王代さんの最後の仕事になりました。一年が早く来たなぁって思うのと、これから賀茂祭の神事が始まるんやなぁって、身を引き締める時です。
きれいな写真にあがってますね。

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