今年最後の観劇遠征。熊本へエビータを観に行って参りました。
井上さんの出身地なので、少なくとも智恵エビータだろう、もしかしたら芝チェかも?(芝さんは福岡のご出身なので)と期待していたのですが、残念ながら金田チェでした。
金田さんがどうという問題ではなく(未見なので判断できないですし)、芝さんのファンなだけなので金田さん贔屓の方ごめんなさいです。
とりあえず前回の東京公演からどうなっているかが楽しみでした。
会場について驚いたのが、席が最前だったこと。
観劇友がとってくれたチケットだったのですが、
「発売3分で繋がったのに3列目だったの」
と嘆いていたのですね(私的には3列目でも十分前でやったあな気分だったのですが)。
で、通路歩きながら前から3列目~と数えて席番確認すると5列って…
まさか地方公演で前2列とりはらっているとは思ってませんでした。
そんな訳で最前しかもどセンターでした。
今年最後のびっくりです
2007年12月22日(土)熊本市民会館
エビータ:井上智恵
チェ:金田俊秀
ペロン:佐野正幸
マガルディ:渋谷智也
ミストレス:久居史子
男性アンサンブル
百々義則・赤瀬賢二・吉賀陶馬ワイス・香川大輔・池田英治・村澤智弘・村中弘和 ・朝隈濯朗・畠山典之・廣野圭亮・藤山大祐・浜名正義・石野喜一・関 与志雄
女性アンサンブル
本橋陵江・佐和由梨・鳥原如未・平田曜子・石栗絵理・山本志織・細見佳代・星 希青・花田菜美子・大橋りさ・小川飛鳥・森下紗奈・大石眞由・梶田祐紀惠・吉村晶子
(キャスト表順・敬称略)
さて智恵エビータ。
地元公演という事もあったのでしょうが凄く熱演!でした。
最初の葬式のシーンでのソロで、ぞくっとする程です。
とにかく最後まで凄く熱かったです。
マガルディとのシーンからブエノスアイレスのシーンも、前回ではおとなしめな感じでしたが、今回は色っぽい、というか大胆にスカート翻してたり。
ラストのチェとの掛け合いも、迫力で圧倒されました。
とにかく、凄く「良かった!」です。
公演を重ねられて、アイーダで強い王女役もこなされてきたからでしょうか。
強い女性、も演じられる女優さんになられたなー、って思います。
JCSのマリアでは凄く聖女で違和感あったので智恵さんのファンなのに受け入れがたかったのですが、今マリアを演じられたらいい感じになりそうな気がします。
凄く、観たいですー。
佐野ペロン。
前回はマガルディ、今回はペロンとチェでご登場。熊本ではペロンです。
佐野さんは、もう「瞳で演技!」って感じですね。
歌はもちろん素敵なんですけど、演技が凄く好きです。
ずっと歌ばかりで、台詞は最後のエビータが病に臥しているシーンの唯一といっていい台詞、もうこれがすっごーっいじーんときました。
なんですかもう、佐野さんのチェも観たかった!です。
どんなチェだったのかしら?と興味深々。芝さんとは違った方向のチェだったのではないかなあ、と思います。
終演後、「佐野怪人観たいっ!」って観劇友と盛り上がってしまいました。
来年、大阪に突発しそうです(佐野怪人柳瀬ラウルだったら確実)。
金田チェ
第一印象。「デカっ。」
チェの登場が下手階段と知らなかったんですよね。
ふと見たら階段にいらっしゃったのでびっくりしました。
歌、演技共に良かったです。
芝チェしか知らないので、どうなんだろう、と思ってましたが、お若いせいか活動家、というイメージがより強い感じでした。
芝チェは熱い感じがありましたが、金田さんはストーリーテラーといいますか、第三者的感覚が強い、でしょうか?
でも、エビータとのラストのかけあいは、凄くぞくぞくしました。
渋谷マガルディは、渋谷さんの歌声がもっと聞きたかったなー、もったいないなー、と。
前回東京公演観劇時は佐野マガルディでやっぱり同じこと思ったんですよね。
マガルディってあまり歌無くって残念です。
アンサンブルさんは多すぎてしかもくるくる変わって判断ができませんでした
そんな状態ですが、石野さんとワイス君だけはちゃんとわかりました。
石野さんはダンスで、ワイス君は…くっきりわかるお顔でしょうか(^^;
あはははは~…