窓辺びより

毎日が平凡だなんてとんだ勘違い。カーテンを開けよう。ほら、今日も窓辺びより

東京は、面白い

2010-10-12 02:06:31 | 雑記
ちょっとしたたわむれで文京区本郷から目黒区駒場まで自転車
意外と地下鉄とそんなに時間が変わらなかった
まあもちろん駅の中歩いたり電車待ったりする時間も込みでの勝負だけど

東京って意外とコンパクトなんですよね
ちょうどこの前とある先輩とそんな話をした
本郷と駒場、遠く離れた二地点のように見えて
実は自転車で行けてしまうほどの距離しかない

地方出身者向けの遊び
グーグルマップを2つ開いて、片方で東京、もう片方で自分の出身地を出してみよう
2つの地図のスケールを同じにして両者を眺めると
きっと東京は小さいと思えるはず
あれえ、新宿と原宿と渋谷ってこんなに近かったんだ、みたいな

よく知っているはずの街も自転車で走るとまた違って見えるから不思議
堀を挟んで対岸を走る中央線とか
道路から見下ろす丸の内線の四ッ谷駅とか
みんな普段車窓から見ている景色の逆パターン

そして人がいっぱいだと言われる東京だけど
どこもかしこも人だらけって訳じゃない
四ツ谷から赤坂に抜ける道は人通りもまだらで車も少ない
青山通りも特に人が多いのは渋谷から表参道にかけての区間だけ
渋谷とか四ツ谷みたいなものが駅を中心に一つのエリアを形成していて
そのエリアの間には案外「静かな東京」が広がっている



色んな情報が独り歩きしてるから
日本人ならきっと誰でも「東京ってこういう所でしょ?」というイメージを持ってるはず
東京に住んでいない人の方がイメージは鮮明かな
大都会、ビルの海、眠らない街、etc……
僕は、東京は「妄想されやすい日本の都市No.1」だと思っている

ある面ではそんなイメージどおり
でも別の一面ではそのイメージを壊したり
或いは変化球を投げてきたりする
そんな東京の実際の姿を見るのはとても新鮮で楽しいこと

だから、東京は面白い。