窓辺びより

毎日が平凡だなんてとんだ勘違い。カーテンを開けよう。ほら、今日も窓辺びより

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2010-07-30 16:06:16 | ひとりごと
理不尽な身の回りの世の中を
そのちっさな世の中を
せめてまるごと好きになれたらいいのにと思うけれど

そんな世の中よりもっとちっさな
ちっさなちっさな僕は
そんな願いも叶わなさそうです

… …


上とは関係の無い話

ブログの来客数がこの所伸びていたけど
昨日さぼったら20人にがた落ちした
更新した日は100人近い人が見に来た「事になっている」が
アクセスカウンタの数字がそれを教えてくれるだけで
実際このページを見に来た人がどれだけいるかなんて分からない

何も言わない日にも覗きに来てくれる
20人にだけ届いたらいいやと思ってしまうのは
きっと生来の寂しがりやとへそまがりのせい。

いいえ、今日はじめてここを訪ねたあなたも歓迎なんです
ぜひぜひ、またのお越しを。

(空想) 詩集

2010-07-28 13:21:46 | 空想

詩集と名のつく本の
ページの下半分は大抵真っ白で
買った人はみな怒るのだ
本代返せ
半分返せ
真っ白なページの代金返せ

困った店主は
仕方が無いからハサミを出して
ちょきちょき詩集を半分こ
だってほらあなた
詩集と日記帳のセットなんですよ
買い得価格で奉仕しましたのに

そんな冗談で済むと思うか
もういいこの話は結構
半分の詩集を投げ出して
みなは帰る
ぷりぷり怒って
みなは帰る

本屋に残るセットの日記帳
おびただしい数の白い紙

詩集と名のつく本の
ページの下半分は大抵真っ白で
あれはやはり誰かが
誰かが書かなくてはならないのだ
半分が真っ白の
往復はがきの要領よろしく

困った店主は
仕方が無いから
日記帳だけを軒先へ
何故か何故だか
日記帳は人気に売れる

返事をするのが苦手になった
僕らはその分
自分の言葉に興味津々

今日も本屋に売れ残る
詩集と名のつく本の
ページの下半分はやはり真っ白


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2010-07-27 20:28:16 | ひとりごと
好きな曲つながりでもう1つ
椎名林檎の「おだいじに」って曲があるんだけど、知っている人はあまり多くないかも

アンニュイな感じの曲だよ、と言うと曲の後半はそれと違う気がする
後半は割と激しくなるから
でも決して明るい曲ではない

聴いてるとすごく胸を締め付けられるような感じがして
「どうしようもない日々」へのやるせなさがひしひしとあって

でもそれでいてどこか心の中の理想は高くて
でも多分それは永遠に達成されることはなくて

曲の一番最後のギターが透き通っててすごく瑞々しいのです


家で一人目を瞑って聴くか
或いは電車の車窓をPV代わりにして聴くといいと思う

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2010-07-26 20:17:54 | ひとりごと
ツイッターである人がチャットモンチーの話をしていて
ふとチャットモンチーの「素直」を聞きたくなった

『積もり積もった光みたいに 綺麗なものを想像しないで』


誰かを好きになるとか愛するとか
それは綺麗な理想だけじゃ済まないよね

ごちゃごちゃした恋愛模様とか
夜の都会の雑踏みたいになってるのを「青春ダネ」と笑って眺めるのもありなんだろう
いつまでもそれじゃおなかが減るだろうけどね?

遠い昔に書いてボツにしたヤツのうち、一節だけ書き抜いてみる
まだまだ色んなことを知らなかった頃の作


愛する者を持つ人々が
時として肩をすくめ
愛なんて案外頼りないよと
言ってのけるのを僕は憎む
その頼りないものを
どんなに求めても得られない人がいて
そんな彼らの信じる愛の意味は
この世のどんな恋人たちのそれよりも
綺麗だろう



これを書いた頃の僕はバカだったなあ、と言うつもりだったのだけど
いざ転記してみると意外と真かもしれないな、とも思う。




あ~あ、
なんだかさ、

むずかしいネ。

銚子自転車旅行記 1 自宅 ~ 松戸

2010-07-25 08:46:53 | 雑記
なんか今回の旅行記は長くなりそうな予感。
暇なときに読んでやって下さいm(_ _)m

全編一気に書くと長すぎてとんでもないことになるので、幾つかの章に分けて書いていくことにします。
今回は、自宅から松戸まで。


7月18日 8:00
起床


9:00
荷物用意完了
(地図とカメラと携帯とお金、その他etc)
自転車の空気入れ完了
旅行に出る前に部屋のゴミを出しておく事にする


9:10
うちのマンションはオートロック式
ゴミ出しの時に鍵を持って出るのを忘れて、






マ ン シ ョ ン の 外 に 閉 め 出 さ れ る !!






<終わり>







……本当に終わりになってしまうかと思いました。
焦った焦った……



9:40
心優しいマンション住人に助けられて無事部屋に戻る
ありがとう!!!!


9:55

気を取り直して、走行開始!
写真に撮ってあるのはサイクルコンピュータ
前輪に取り付けた磁石とセンサを利用して、自転車の時速や走行距離を計算してくれる、優れもの

10:01

いつも通ってる農学部の正門前に到着
自宅から松戸まで、通る道は以下の通りです(今回の区間に青い線を引いてみました)

言問通り(都道319号)をまっすぐ進んだ後、国道6号線を使って松戸を目指します


地図を別画面で表示


言問通りと不忍通りの交差点
根津住民にはおなじみ、赤札堂(写真左側)で早めに昼ごはんを購入



道中にキッコーマンの看板があったから撮影してみた
建物ともども、なんだか時代を感じる



浅草ひさご通り、という商店街があった
浅草の裏手を走っていく

10:34

そしてついに国道6号線がお目見え
奥の橋は言問橋と言って、言問通りの名前の由来にもなっている



言問橋の上から撮影
こうしてみると東京って案外空が広いなあ
下を流れるのは隅田川



近くで見ると尚更でかいスカイツリー
でもこいつはまだまだ伸びる
空を突き破らん勢いで、日に日に伸びていく



この何気ない青い看板が、自転車旅行にとっては励みになる
後何キロって表示がどんどん減っていくのを見るのはなかなか感動もの

……ただ、これだと松戸までの距離は書いてないなあ
柏ほど遠くはない、はず


四ツ木橋
荒川を越えていく


ちなみに、手軽にサイクリングを楽しみたい時には荒川河川敷のサイクリングロードがお勧め
川沿い、って事はゴールの河口までずっと緩やかに下り坂、って事
これなら走りやすいよね

え、帰りはずっと上りじゃないかって?

そこは頑張れよ。



新金貨物線、という貨物線の線路を横断する
線路にちょっぴり草の生えてる辺りが、なんかいいなとか思う

線路のある風景は好きだな


別の踏切を渡ったら今度はオレンジのちっこい電車が見えた
後で地図で調べたら、京成金町線とのこと



そうそう、今走っている国道6号線は、水戸街道と呼ばれている
水戸街道は、江戸時代に整備された主要街道の1つ
時代が変わっても道の名前が変わらないのってすごいな


江戸川を渡るJR常磐線の鉄橋
それにしてもいい天気だよね
コントラストが最高で、何を撮ってもきれいに見える気がする

11:25

江戸川を渡ればついに千葉県!
目的地銚子も千葉県なので、これからひたすら千葉県内を走ることになる


おおっ、トンネルだ!
トンネルってなんだかテンション上がるよね!



このトンネルは松戸隧道(ずいどう)と言うらしい
千葉大学園芸学部の敷地の地下を走っていく


トンネルを抜けてぐんぐん走る
前方に見える橋は、新京成の線路らしい

ん?新京成が向かって正面に見えるの?
なんかおかしいぞ


確か当初の予定は


行き過ぎてる……
っていうか
トンネル通っちゃダメだった!!



今回までの走行距離:21.55km / 274.51km
<次回へ続く>