【脳の働き(5)+1】実体験2018/2/28 (水)
長くなるので簡単に書きます。詳しくは別項目で。
15歳から再び大学に入るまでの間は超感覚?は出てきませんでした。
再び現れたのは30歳の時でした。
インドのアシュラム(ヨーガの修道場)に滞在していた時のことです。
食事はすべてベジタリアン、日課は未明から火のセレモニー、礼拝、ヨーガの講座等々。
食べ物や場所の影響か、エネルギーがあふれてきました。
じっとしてられなくて、午前3時頃、皆さんが起きる前から少林寺や中国拳法の型をしていました。
帰国が間近になった時、変化が現れました。
空が渦を巻いて歪んで見えるのです。ゴッホの絵のような感じです。
木々からもエネルギーが出ているのが見え始めました。あと、インド人が何を考えているのか先読みできました。
インド英語は早口で聞き取りにくいのですが、言いたいことのイメージは容易につかめました。
それにしてもインド人は相手の目をジッと見る人たちです。
こちらも見透かされているような感じを受けました。
決定的だったのは38歳の時です。
当時、私は海外派遣団体(JLMM)の局長もしていました。
教師、技術者、コーディネーター、医療関係を第三世界(古いか)に派遣する仕事です。
突然、ネパールに派遣したばかりの看護師と連絡が取れなくなってしまいました。
ネパールの首都カトマンズでは政治的な混乱に乗じてマオイスト(共産主義者毛沢東派)が蜂起するという噂で混乱が起きてました。看護師は無事、ボンベイ(ムンバイ)の飛行場で会えたました。しかし、帰国した3週間後、12月26日に急に高熱に襲われました。各病院を廻るも原因が分からず、39度近い熱がなかなか下がりません。
その内、意識がもうろうとして午前4時に緊急入院しました。40度の熱でした
時期が悪く、正月だったので医者の数か少なく治療もしてくれません。
あとで分かったのですが、A型肝炎でした。汚染された生水や食べ物から感染します。
A型は感染したり生死に関わったりする事のない軽度の肝臓病です。年配の方ならたいてい罹病(りびょう)して免疫を持っています。ただ、私の場合は相当、疲労が蓄積されていたようです。
検査結果は劇症肝炎でした。医者に言わせると危なかったとのこと。
6ヶ月間は動けませんでした。インドで感染したそうです。
身体中に鉛が付けられていて、すぐそこの物を取るのも辛かったことを覚えています。
初めての大病でした。かなり遅れて顔や眼が真っ黄色になりました。
それまでの仕事は激務でした。6つの役職とおまけに横浜開港記念の準備委員もしていました。
結婚式や私立学校での講演もたくさんしました。
さらに従姉が神奈川県の副知事をしていたので、その関係から神奈川県下の公民館で青少年問題や海外協力の定期講演もしました。移動中の車の中で仮眠を取るような生活でした。
健康に自信があったので過信していたのでしょう。このことが大きな転機になりました。
重要な仕事を除いてすべて辞退して、2年間、身体と精神の研究に励みました。
実はこれが私が今まで求めていた事だったのです。
>>>続きます