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意識の研究プロジェクト&出版部門インタープレス・ジャパン

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【脳の働き(3)】

2018年02月19日 | 意識の研究プロジェクト(旧:野村総合意識研究所)

【脳の働き(3)】
人間は成長段階でいろいろな知識をため込み、記憶して社会で生きていきます。
さらには、社会人であっても常に学習は怠らない。それが人間であると思いがちです。
知能(IQ)が高い、難関大学、高学歴が社会で優位に立つと考えられています。
本当でしょうか?私はこれを現在の社会システムからくる幻想だと思っています。

子ども達も小さいウチから記憶を中心とした反復学習に脳の一部、ごく僅かな部位の機能を緊張させて日々を過ごします。その結果、どうなるかというと脳の機能がさらに抑制の方向に傾いていくのです。
つまり、外界や自身の内部からの情報が遮断され、学習や社会体験で身に付けた判断のフィルターが優先されるのです。狭い狭い世界で生きることになります。
中には人が創った神を世界観の中心に鎮座させる人もいます。宗教という教義に縛られてしまい自分で考え、感じることをやめて、「教え」がすべてだと思い込んでいます。彼らは善意でしょうが真なる世界はからはさらに遠ざかっていきます。

無数の体内細胞から送られてくる情報。内臓器官の訴え、血管の生命波動、肺のリズミカルな躍動感、潜在意識に隠された過去の諸々の感情、体験情報。脳は、これらの情報を社会常識や知識、身に付けた思考方法で選択し、判断し、ほとんどを遮断します。

身体全体で感じる外界...。これも凄い情報量があります。耳でとらえることを選択しなかった数多くの音、地鳴り、風の音、無数に天空から降り注ぐ宇宙線、時速1700㎞で回転する地球の音、無数に広がる太陽光の色、空中を漂う微生物のシグナル、木々や植物、動物が放つホルモンの匂い、交錯する人々の思念や感情の波...。

ではどうすれば、意識を拡げて、制限された世界から生命に満ちた世界を見ることができるのでしょうか?
>>>続く【脳の働き(4)】

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