意識の研究プロジェクト&出版部門インタープレス・ジャパン

インタープレス・ジャパンは、意識の研究プロジェクトの出版部門になりました。これからも出版は継続いたします.

【3項:森羅万象の中に特別な意識の働きを発見する方法-対称と非対称-】(3)

2016年03月18日 | 意識の研究プロジェクト(旧:野村総合意識研究所)

【3項:森羅万象の中に特別な意識の働きを発見する方法-対称と非対称-】(3)

 前回は少しわかりにくい話だったと思います。私の文章力のなさと紙面が限られるので、説明が大雑把になってしまいました。
けっこう重要な事を書いているのですが、その辺にいるオヤジが書いていると説得力ないですよね。少し違った例を紹介します。

ここにコインがあります。放り投げて表か裏を予想するとします。最初は、続けて裏が数回とか表が1回とかでました。その結果を紙に書いていきます。確率的には不規則です。ところが何百回、何千回繰り返すと裏表の出る平均値は次第に近づいてきます。さらに続けると裏と表の出る確率は限りなく同じになってきます。

最初は投げ手のやり方や力の入れ方で裏表の出る確率は異なります。つまり非対称が発生するのです。ところが、何回も繰り返すと確率は五分五分に近づいていきます。確率論です。小さな例ですが、実はこの現象は宇宙の創世に関わる事なのです。全ての存在は0次元から出現して拡散拡張、縮小消滅を繰り返しながら、最終的には0次元に戻っていく。

対称→非対称(何らかの力の干渉)→対称に戻る、この世のひとつルールです。

コインの場合は、この手が左右対称を分ける中心軸です。結果が最初は非対称であっても・・・行為連続+時間の経過(連続)で対称性を取り戻すのです。

この中心軸を何にするかで、それぞれの動きを予測する事ができます。
例えば、歴史、日本の歴史を中心軸に置いて見て行くと歴史の規則性が見えてきます。
ある特定の数字を基に歴史が繰り返されるのです。
>>>続く

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【3項:森羅万象の中に特別な意識の働きを発見する方法-対称と非対称-】(2)

2016年03月11日 | 意識の研究プロジェクト(旧:野村総合意識研究所)

【3項:森羅万象の中に特別な意識の働きを発見する方法-対称と非対称-】(2)

対称についてもう少し説明します。
物事を観察するときに、この「対称を意識してみる」とかなり視野が広がります。
やり方は簡単で、知りたい対象の中央にイメージで線を引くのです。慣れてくると、どのあたりに線を引くかがわかってきます。
若い頃、ラリー車の運転を教わった先生からカーブを曲がるときには「クリッピング・ポイント」を見つけて曲がれと言われました。クリッピング・ポイントとは、アウトインアウトでコーナー走行時のインの場所です。簡単に言うならカーブの頂点のことです。実際には存在しない仮想ポイントですが、練習を重ねれば正確なポイントを見つけることができます。カーブのライン取りがスムーズにできるようになり、以前のようなオーバーステアやスリップをしなくなりました。

対称判定は、ほんの初歩的な判別方法です。さらに精度を上げるにはペンタゴンやヘキサゴン、さらにフィボナッチの黄金比などが有効です。これらは複雑なので、文章よりも講座などで説明した方がわかりやすいですね。

話を外界に向けます。天と地、そして海も対称的です。
ふと晴れた日に空を眺めていると、自分が海底から海面を眺めいているような錯覚に陥ることがありませんか。

ダイビングを経験した方ならわかるかもしれませんが、海底から海面を見ていると、まるで鳥が空を飛んでいるように魚が回遊しています。海と大気、これが対称です。私たちはこの対称の中間に生息しています。

対称性は自然界ばかりではなく、人間の社会や経済活動にも当てはまります。

時々、この対称性を壊すような出来事が起こります。これが非対称です。この非対称が長期間に継続する場合は、今までの秩序が崩れ、新たな創造が始まります。最近の戦争の形態は非対称戦争と呼ばれています。以前のような、国対国の戦いではなく、イスラム国のような正体不明の相手との戦闘を非対称戦争といいます。

この左右上下を分ける仮想の中心軸はいろいろと役立ちます。
少し実例で説明します。以前、横浜の能見台でヒーラーをしていたときの話です。まずは、相談者の身体全体を見ます。それから顔の様子、頭部を観察します。当時は対称性などは意識していませんでしたが、問題を抱えた方は、身体の左右上下のどちら側かに黒いモヤが見えました。問題ある部分に、臭いや重さを感じるのです。悪い箇所を緩めて、邪気が出やすくして空中に拡散します。それから真氣を入れ調整していきます。最後に真氣が漏れないように解放したチャクラ?(エネルギーゾーン)を閉めてあげます。

この間はわずかに数分です。あまりに早く終わり、申し訳ないので、お話をしながら筋肉マッサージをほどこしました。
実はこれはやってはいけないのです。効果が半減します。せっかく入れたエネルギーが私を伝わって逃げてしまいました。何となくダメだなとは思いながら、サービス精神旺盛というか、人の評価を気にするというか、ズルズルとしていました。

最後に少し原則を観念的な言葉でまとめます。ご容赦をm(_ _)m

『森羅万象は対称性で成り立っています。そして、これらの生命体活動は、固有の軸を中心にフラクタルな様相で、融合し、新たな同種を生み出しながら拡散していきます。これは生命体に限らず無機物でも同様なことが起きています。雪の結晶や鉱物の構成要素を観察すればわかります。
 
 人間の脳やコンピュータの基盤も対称で造られています。人間も若干の歪みはありますが、背骨を中心に左右対称に造られています。この対称性は、同質ばかりではなく、相反する性質でも成り立っています。東洋の言葉を借りるなら、陰と陽です。男女がいて社会が作られ、陽である太陽や陰である月が地球に恵みをもたらしています。そして、最も重要なのは、これらの対称性ではなく、対称を分けている仮想の中心軸、つまり、どこに線引きするか決めている自分自身の意識なのです』                                                          

(1)明星山(みょうじんさん)・・・左側に圧力がかかっている。この左側に翡翠(ひすい)が採れる場所がある。
山全体が翡翠の緑色。翡翠は、古代から魔除けや浄化に使われてきた。王族のための全身を覆った翡翠の鎧もある。
この場所は、異常な重力の歪みがあるところで、長くいると身体を害する。地下からある種のエネルギーが吹き上がっている。中央構造体の糸魚川に抜ける最後の要でもある。このような場所に翡翠が産出知る不思議さ、風土病や毒蛇の多い地域にはそれを治す薬草が生えている。
写真2枚は圧力の状態を対称線を描いたところ、フィボナッチ曲線を当ててみたら一致した。

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【3項:森羅万象の中に特別な意識の働きを発見する方法-対称と非対称-】(1)

2016年03月06日 | 意識の研究プロジェクト(旧:野村総合意識研究所)

【3項:森羅万象の中に特別な意識の働きを発見する方法-対称と非対称-】(1)

意識に焦点を当てて研究していると、今まで見過ごしてきた様々な出来事の中に"大いなるヒント"が隠されている事に気づきます。この世の被造物は、中心線を挟んで左右対称で造られています。
ところが、時折、非対称が出現します。
事象を観察する技術に東洋的な陰と陽の区分がありますが、今回は対称と非対称について少し説明したいと思います。この観察方法を身に付けると、観察している事象の中に重要なメッセージを見つける事ができます。
 
森羅万象...この全てに意識があると私は考えています。これらの意識の総和が、独自の法則や規則性を創り出します。
この法則性は堅牢です。但し、この堅牢性は、それを創り出している意識体の総数に比例します。小さな集合体では、この堅牢性は、それよりも大きな集合体に影響を受けたり、凌駕(りょうが)されたりします。
 
対称性は多少の乱れがあっても、すぐに均衡(=恒常性・ホメオタシス)のとれた対称状態に戻ろうとします。この均衡(=ホメオタシス)のお陰で私たちは息ができ、体内に血液がまわり、内臓が動き、脳による思考活動ができるのです。

人間を例にとれば、この均衡が崩れるとき、つまり健全な状態の対称状態から肉体を非対称にしてしまうような出来事に事故や病気があります。癌などは臓器に出現した非対称物です。対称である肉体の一部機能の停止、つまり死とは、対称的な均衡が完全に壊れた状態のことです、
わかりにくい用語ですので、身近な人体から説明します。

人体は、背骨を中心に左右対称です。脳の構造も左脳、右脳と対称です。目も鼻も眉毛も手足も左右対称です。内臓では、腎臓、肺、大小腸、生殖器官(卵巣、睾丸)が対称です。非対称の臓器は、心臓(構造的には左右対称だが、置かれている場所が正中線上で単体)、胃や肝臓です。面白いことに、古代の文献には意識や魂の置いてある場所は、脳ではなく、この非対称の臓器にあると書かれています。
 
特に、脳に近い心臓は、魂の住処とされてきました。脳は魂の動きを外界に伝える単なる道具に過ぎないと言う考え方です。この考え方は4000年以上も前から存在しています。心臓移植をおこなった患者が、性格も嗜好性も劇的に変化して心臓提供者に似てくると言う報告が多くされています。
つまり、意識研究ではこれらの非対称臓器に特別な「意識」があると考えます。また、この非対称は、集合体の構造を変える「ある種の強い意志」のシグナルだと私は考えています。

の法則は、人間社会や自然界にも当てはまります。この非対称のシグナルを見つける事で、今後、起こりうる社会の様々な出来事も予測できる可能性があります。

>>>すぐに続く...(^-^)/~~

画像はマンデンブロ集合体・拡散モデル、左右対称になっている

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