今年ほど暑い夏は今まで誰も経験した事がないでしょう。
今日10月10日。秋もそろそろ中頃になろうという時ですが、
日中の最高気温が32度、真夏とおなじように冷房中です。
長期予報によると、冬は寒さが厳しいとの事です。
日本の気候は高温多湿、700年の昔から夏向きの
風通しのよい家がいいと言われてきました。
しかし、最近は地球温暖化対策をしなければ地球が危ない、
というところから省エネ対策、暖房費対策、
さらには高齢者の家庭内事故防止などから、
省エネでそして冬に暖かい住まいにする考え方が常識に
なってきました。
暖房の{房}は部屋です。今は一部屋とか人のいるところは
暖かいが、廊下やトイレ洗面所は寒い。それで急激な温度差による
{ヒートショック}という高齢者の家庭内事故は、この冬場に起こります。
冬暖かく快適な住まいにするには
① 窓から逃げる熱を減らす。
② 建物の断熱の性能を上げる。
③ 日差しを取り込む。
④ 暖房のしかたを考える。
などが考えられます。
日本人は辛抱強い民族です。
然し、寒さを辛抱して、厚着して、動くのが億劫で、
ジッとテレビを見ているのは、体に良くありません。
近年住居に対する断熱化は、ハウスメーカーが積極的に
研究し、新築の住居は家中の温度差が少ない建物になってきました。
2020年オリンピックの年には、住宅の先進国ドイツの住宅
の基準を見習って国が今より厳しい建築基準にするようです。
日本には優れた建築家が沢山いらっしゃるのに、住み良い家造りは
後進国です。
5,000万戸の「ストック」・・・既存住宅の殆んどが
3ミリの1枚ガラスでアルミサッシュの窓、中途半端な断熱で
暑い夏、寒い冬を凌いでいるのです。
これからの住まいは、地震に安全で、
夏は涼しく 冬暖かい 適度の湿度 耐火 防犯
を備えた お家が
『快適な住まい』
当社の仕事は、こんな住まいにしたいとおっしゃるお客様の
お手伝い業です。