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教習指導員@いんすくんのつぶやき

教官業と温泉と独身とセンチメンタリズムを足して4コマ漫画で割ったようなブログです凸合宿免許制教習所=自動車学校で強制労…

おしらせ

何か、サヨナラしたのにまだそこにいたの?って感じで恥ずかしいけど…皆様、ただいま漂流から何とか生還いたしました。 (7/13更新)

報告する女

2008-02-28 | 教習とは全くもって無関係な日記



滅多に鳴らない携帯にメールが。



どこの美女からだと思って開いてみたら、




「母、右腕ギブス中。心配しないで。」




オカンからだった凹



右手が使えないのにPCからメールをうってまで報告してくるとは…



心配しないでと言っておきながら、どうやら心配して欲しいみたいです。



17、8の娘の手口です。




誰かボクのかわりに心配してあげてください凹




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繁忙期突入!

2008-02-02 | 教習とは全くもって無関係な日記


つい3日前、風邪ひきまして。

ブログ更新控えてました。

いやね、


「風邪ひいたから皆慰めて」


的な日記になるとさ、オッサンとしてどうだろと思ってね。


女子のミクシィか!


と思われちゃうんで更新を控えてたんですけどね。

もう大分治ったんでもういいだろと。今日は筆を取った次第なんです。


意外かもしれませんがボクは会社を病欠したことは一度もありません。

これだけ不健康で不健全なオッサンなのに。。

高校三年間もインフルエンザにかかった時、

学校行ったら担任に「オマエカエレ!」と言われて休んだ1日だけ。

風邪っつっても年に一度ひくかどうかぐらいで、(アノ件はノロなんで除く)

鼻水ジュルリ、喉ガラガラになる程度なんですが、

今回のは酷かった凹


最初はちょっと熱っぽいなと思ってたんですが、

こういう時こそ自分を奮い立たせるのだ、と。

ハイテンション教習です。

無意味にハイテンション。

しょっぱなから飛ばしっぱなし。

で、ペース配分間違えました凹

後半、寒気。ガッチガチ。震々。


最後の教習が終わってから、1時間ほど暖房ガンガンの教習車で死んだように寝たからね。

このまま教習車で車中泊しようかと思った。

そしたらね、先輩方から賞賛されるかもと。


「お前ってヤツは、根っからの教習指導員なんだな」って。。


今までは風邪なんて気合いで乗り切れてた。

ビール飲んで寝れば次の日には良くなってた。

改めて思い知らされた。もう、若くない。


オッサン・オブ・オッサン。


さて、今月から繁忙期。

勤務時間が閑散期の1.5倍になります。。

ブログの更新が(今以上に)減ったり、メールやメッセージのお返事が(今以上に)遅くなるかと思いますが許してくださいませ凸


この繁忙期、オッサンはオッサンらしく体調管理に気をつけようと思います。

今日は早く家に帰って治りかけの風邪を治すぞ!




ビールで!!(懲りてない)




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TV放映のお知らせ

2008-01-20 | 教習とは全くもって無関係な日記


なんかウチの教習所がチラッと放送されるらしいんで簡単にご報告を。



番組名:BSジャパン(テレビ東京)「こちら経済編集長」

放送日:本日2008年1月20日

(昼12:00~12:54の中で、12:10あたりから8分間程度。)



もしイケメン指導員が映ったらそれがボク。

…ということにしといてください凸


多分映らないと思いますけどね。

もしチョットでも映っちゃったら、


ギャランティー、半端ないからね!! 笑


お暇な方はご覧下さい★


ちなみにボクは休日だけど見ません。温泉行くから!!



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嗅ぐ男

2008-01-12 | 教習とは全くもって無関係な日記


休日。

近くに新しい温泉施設「コワ温泉」がオープンしたのでぶらりと行くことに。

いつも無計画なんで情報を得ようと、前日に経路と定休日を調べました。

そこで偶然訪れたブログに「唐音水仙公園」のことが書かれていました。


唐音水仙公園…


誘い看板に弱いボクは、以前そこへ一度だけ訪れたことがあります。


あれは確か数年前の春先。

国道9号線を走っていると「水仙公園」という誘い看板が。

どんなもんじゃい!と期待に胸をふくらませ行ってみると…


あたり一面真っ茶でした。

怖いぐらい褐色。


水仙の時期とっくに過ぎてた凹


ようしリベンジだ、と。


今回は、唐音水仙公園→コワ温泉→コワ温泉で昼飯→帰路

っていう経路を決めました。


で、水仙ですが…





オッサンでも思うほど。

素敵。

500万本もの水仙。

近くにこんな素敵なところがあったのかと、驚きました。





水仙の中を行く、熟年夫婦。

仲良くデート。

素敵。

こっちは若年だけどお独り様ですよ凹





海と水仙。

絶景の一言です。表現力無いんで。


岩場付近には「唐音の蛇岩」て国指定天然記念物があるらしい。

ヘビどこや~い?って探したけどどれがそうなのか分かりませんでした凹

まぁでもヘビと水には近づくなってことでね。(「フライングする男」参照)


海に向かって咲くその美しい姿。

潮の匂いがかき消されるほどの優しい香り。


オッサンでもウットリ。

癒しです。

こんなに癒されたのはアイツ以来です。(「声が聞きたい。会って撫でたい。」参照)


ずっとクンクンしてた。

目の前横切った散歩中の犬よりクンクンしてた。




さて、そろそろ温泉に行くとするか。

絶景との別れを惜しみながら、公園を後にする。

車に戻る間も、鼻腔にあの水仙の香りが残っていた。




「この香りを身にまといながら温泉に入れる。」

そう思ったボクの顔はついほころんだ。


さあ、この急な坂を登ればもう駐車場だ。


ボクは息を切らしながら坂をかけ上がった。


ハァ、ハァ、ハァ、ハァ…


ハアグッ!?


グフッ!ゲホゲホ!!




あんね、


坂登りきったところにね、




トイレがあった。




かぐわしの。




思いっきり吸い込んだ。


台無し!鼻腔の水仙どこ行った!?


鼻腔空間置いとけよってぐらい、かぐわしかった。




その後はコワ温泉へ急いだ。

最後に身にまとった芳しい香りを早く落としたかったからだ。


お腹も空いた。時計を見ると3時。

遅い昼食になるな。入浴する前に食堂で腹ごしらえしよう。

と思ってたら、


コワ温泉、休館。


定休日じゃないのに、休館。

ドアをドンドン叩いても、休館。

ボクと同じく車でやって来たオジイチャンに嘆いても、やっぱ休館。


おおお!下調べしてもこの始末!

やっぱね、柄にも無い事をするんじゃないね。

ボクはノープランでいくべきなんだろね。運命感じた。


目的地変更です。

確か近くに美都温泉がある!

美都温泉にはオープンしたての食事処もある!!

到着したら真っ先に喰ってやる凸

グーグーお腹を鳴らしながら先を急いだ。


美都温泉、やってた。


でも食事処、5時まで休業って。


現在…3じ半。。


朝から何も食べてない。


この空腹で長時間温泉入ったら確実に死ぬな、と。

でもそれも本望か、と。

で、結局5時まで温泉につかることに。決死です。


不運続きだったけど、美都温泉はこの日柚子湯だった。ラッキー。

湯船に柚子の入ったネットがプカプカ浮かんでました。


うわい良いにほいだ!

ずっとクンクンしてた。


しかし香りで腹は満たされず。

入浴して1時間経ったあたりで限界に。

グーギュルル。生か死か。。


多分ね、

周りにひとがいなかったらね、




あの柚子、喰ってたね凸




胃袋にはハードだったけど鼻腔にはヒーリングな一日でした★




追記。

温泉で世間話したオジイチャンに、

近くにある専門学校の学生と間違われました。この歳で。

イエス!イエス!イエッス!!って心の中でガッツポーズしといた。




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フライングする男

2007-12-31 | 教習とは全くもって無関係な日記




一富士、二鷹、三茄子。


新年に見たら縁起が良いとされる初夢ですよね。




そんな都合良く見れるわけ無いだろ、と思ってた。


でもそれがね、出てきたの。夢に。ナスが。




うん。


今朝見ちゃった。


新年を目の前にしておもいっきしフライング。




ボクがね、おナスになってテクテク歩いてるの。


そしたらヘビがニョロニョロ出てきてガブリと噛まれて、


転がって池にポチャッと落ちて、


最期はタイタニックのデカプリオが海に沈んでいく時みたいな手の込んだカメラワークで、


おナスのボクは水底へブクブクとフェードアウトしていきましたとさ凹




死去。


おナスいんすくん、年越せず。




まったく。縁起が良いんだか悪いんだか。


嫌な予感を拭いきれないまま新年へ突入です。




皆様は良いお年を★




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懇願される男

2007-12-16 | 教習とは全くもって無関係な日記



昨夜は会社関係の忘年会でした。


記憶があまりありません。忘念会です。


でも吐いたりはしてないんで、良い呑みだったんだと思います。どんな基準じゃ。



スナックとか、あまり好きではないのですが、


アナゴ君的な同僚に強引に連れて行かれたのでしょう。。


忘年会シーズンで満席のスナック。カウンターの隅にボクら男4人。


後から聞いた話、


完全アウェーの中、


剣さんの「クリスマスなんて大嫌い!!なんちゃって」を、


マイクを握りしめてひとり熱唱したらしいです。



客席を回って。



握手しながら。



ディナーショー風に。



あとで知らないイケメンお兄ちゃんがボクのグラスにお酒を注ぎに来て、


「次は山下達郎のクリスマス・イブを歌ってください!」


と懇願してきたらしいです凹



いや恥ずかしい。


恥ずかしいから今夜も呑もう。


皆様も飲みすぎてあまり羽目を外さないように気をつけてくださいね。



※参照:クレイジーケンバンド/クリスマスなんて大嫌い!!なんちゃって(YouTube)

↑ボクが唯一好きなクリスマスソングです♪




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教えてください。

2007-12-08 | 教習とは全くもって無関係な日記




大至急!




大至急です!!








モテる香水教えてください!!!








…………。




今、我ながら思った。


発言がオッサンの極みだ。と。




いや、でもほんと、


香水がそろそろ底をつきそうなんです。加齢臭をごまかすための。




そんなもん、自分で選べ!と。


ごもっともです。おっしゃるとおり。


でもね、ボクはアレだけは避けたいんです。




ひとりショップでテスター容器をあれこれクンクンしてるオッサン。




容器を嗅いでは首をひねり、の繰り返し。


何度でも、何度でも、何度でも、繰り返し嗅ぐよ。と。




アレにだけはなりたくないんです。


モテるために必死なオッサン丸出し!って感じじゃないですか。


まぁモテたいんですけどね。。




というわけでオススメの香りがあれば参考にまで聞いとこうかと。


明日は休みなんでひとり卑屈にクンクンしに行こうかなと思います。


そして温泉へドボン♪(オッサンの極み)




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ツイてるねノッてるね★

2007-12-02 | 教習とは全くもって無関係な日記


昨日、大分から無事に帰りつきました。


今の車に替えてから初めての遠出でした。


というのもね、


最近、度重なる故障により愛車を泣く泣く手放したわけです。


当ヴログでは左側のアレが壊れたところまでご報告しましたが…


※過去ログ参照

06/11/4「ノンパワーウィンドウ 前編」
06/11/5「ノンパワーウィンドウ 後編」
07/10/8「不吉な末吉」


実はね。


直したはずの右側のアレがね。


その後また壊れまして凹




車を下取りの査定に持っていくその日に壊れまして凹




これで3回目です。


もういやだと。


もう愛想が尽きたと。


やっぱり丈夫でメンテナンスが簡単な車がいいかと。


んで今の車になったわけです。。


じゃじゃ馬グッバイ!! 涙


未練あるのにワガママな女と別れたみたいな、複雑な心境です。 


※画像は元気なころのじゃじゃ馬(元愛車)です。




そんなわけで今回の傷心旅行ですよ。


昔の女を忘れるため、新しい相棒と大分を目指します。


ひとりで行く覚悟を決めていたのですが、


山口にいる学生時代の友人T氏が仕事休みということで巻き添えにすることに。


T氏を山口でひろっていざ九州へ!!




って100メートルぐらい走ったところで…


助手席側からね、、、




ガキャーンッ!って。




何の音だ。と。


T氏よ、何を落としたんだ。と。ほんと、そう思った。




いやいやいや!


これはアレが壊れる音じゃないよ。断じて。


パワーウィンドウが壊れる音に関しては、ボクは専門家クラスの知識を体得しているつもりです。


独自のブロークン・ウィンドウ理論を持ってるクラスのつもりです。


1.まず窓が上がりにくくなり、弱々しい音を奏でるようになる。


2.それからウィィンとか、ガガガとかの不協和音が車内に響く。


3.息絶えて窓が徐々に下がりだす。とても切ない。


定説ですよ。




でもね、今回は




ガキャーンッ!って。




そしてT氏の悲鳴。


恐る恐る助手席側を振り向くと…


衝撃で固まったT氏の向こうにある助手席の窓がね、








とんがってた。








………。




意味が分からないですよね。


どうやったら窓がとんがるんだ!とお思いでしょう。


でも意外にとんがるんですよ。窓って。


そんな皆様に図で説明いたしますとこうなります。。

















ほぉら。とんがってるでしょ。


もうね、角度を求めようかと思うぐらいご立派にとんがってらっしゃった。


パワーウィンドウがどうとか、そういう次元の問題じゃないですよコレは。


窓が斜めに落ちるなんて聞いたことないですもん。


角行か!と思いました。


今修理に出しているところなんで原因はまだ聞いてませんけど…




この惨状にT氏が激しく動揺していたので、冷静にこう言っておきました。


だいじょうぶ。いつものことだから。ってね。。




これだけ呪われたカーライフなのに、教習中に事故が無いことだけが、


それだけがボクの教習指導員としての誇りです凹




ほんと、憑いてるね。乗ってるね。ボクの背中に。何かが。




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笑顔の免許証はつくれるのか

2007-11-18 | 教習とは全くもって無関係な日記




古い記事になりますが、

大変興味深いものを見つけたんで皆様にご紹介いたします★




@nifty:デイリーポータルZ: 免許証の写真を笑顔にしたい

http://portal.nifty.com/2007/04/19/a/


@nifty:デイリーポータルZ:笑顔の免許証、できた

http://portal.nifty.com/2007/08/24/a/




念のため、


上記サイトは遊び心の限界に挑戦する企画サイトです。


一般の方は無理に真似しないようにしましょう。


※顔写真のジャッジメントは各都道府県によって若干の違いがあると思われます。

そして免許証は交通社会人としての証です。公の身分証明書です。

それに相応しい表情をしましょう。




てことで今日は以上で~す♪


短いけど…凹




いやぁ正直ね、




たまには他サイトを利用して手抜きしてみたいなと凸




あ、言っちゃった。


言い切っちゃった。




でも許してくださいね。


だって当ヴログは、




怠け心の限界に挑戦するヴログですんでね凹




  ←いつも手抜きじゃんて思ったおひとはpush!

三角関係のもつれ

2007-11-10 | 教習とは全くもって無関係な日記



昨今、複雑な事件が増えていますね。


惨忍な殺人事件がニュースで流れていても当たり前の世の中になっています。


悲しいことです。



兄嫁が義妹を殺害したり、


アニ嫁が夫の横領した金をチリに持ち逃げしたり。。



そんな中、見つけました!


ボクの中で今年度№1の複雑極まりない事件を!


三角関係のもつれから生まれた悲しいあの事件を!!






↓ここの動画をご覧下さい。



参照:大阪・豊中市の阪神高速でタクシー同士が接触(FNNニュース)

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20071110/20071110-00000614-fnn-soci.html









ややこしいわ!!









  ←単純にpush!

ボクと鹿とソフィー 後編

2007-10-14 | 教習とは全くもって無関係な日記


「ノーッ!」


外国の女性は表情が豊かだ。

全身でノーを表現された気がする。


慌てて違う言葉で説明し直すボクは必死だった。

まるでこっちが車に乗ってくれと頼んでいるみたいだった。


何とか意思疎通を図って彼女を車に乗せた。

初めて会ったばかりの二人が向かうのは、

ホテール。ではなく、街の旅館。


よく考えたら、ヒッチハイクのように全く知らない人を車に乗せるのは初めてだ。

しかも相手は日本語の通用しない外国人女性。


ボクの人生、ついてるんだかついてないんだか。。




海岸沿いを走る車。


運転席と助手席の間には天高く言語の壁がそびえ立っていた。




こんな時、世の日本人男性は以下のタイプに分かれるだろう。


1.苦手でもつたない英語でコミュニケーションをとろうとする。

2.相手に伝わらなくてもおかまい無しに日本語で喋り続ける。

3.ガイジンっぽくカタコトの日本語で喋り続ける。


嫌だ!3だけは!3だけにはなりたくない!!


「ワタシノ名前ハ、ソフィーデス」


え?


ボクは思わず拍子抜けした。

日本語が喋れるのか尋ねると、その他は全く喋れないとのことだった。

結局、彼女が話した日本語はそれだけだった。


きっと彼女は、自分が喋れる唯一の日本語をボクに披露してくれたんだ。

ボクも彼女の誠意に応えなければ!

ボクだって、自己紹介ぐらい英語で出来るさ!!


「私の名前は、○○デース」


………。


ついつい日本語で自己紹介してしまう弱い自分がいた。


お言葉に甘えてしまうというのはこういうことをいうんだろう凹




とりあえず、お互いを名前で呼び合う仲になったわけで。

一歩前進だ。

そういえば、留学経験のある教習生がこんなことを言っていたのを思い出した。


ジャパニーズボーイは海外でかなりモテる。と。


これは、今後の会話の展開次第では、ひょっとすると…


そうだ。女性を助手席に乗せておいて、何も話さないのは失礼だ。


会話をせねば!(必死)




ボクは簡単な質問をすることにした。


まず、どこから来たのか尋ねると、彼女はデンマークと答えた。


へぇー、デンマーク?


………。


リョーユーのチーズデンマーク(菓子パン)しか思い浮かばなかった。




話が弾まない。




ソフィーはそんなボクの焦りを察したのか、色々喋りかけてくれた。


日本の美しさとか、泊まっている旅館のこととか。

ソフィーの分かりやすい英語とボクの分かりにくい英単語の会話はとても楽しかった。


何かの話の流れで、ボクは彼女が誰と一緒に来たのか尋ねた。




ひとりよ。ソフィーは答えた。




そう答える彼女の意志の強いグレーの目が印象的だった。




彼女は常に堂々とした振る舞いだった。


言葉の通じない国でひとり旅をしていても。


砂浜で着替えをしている時も。


わけの分からない男の車に乗っている時も。




そうか。彼女はあの鹿だ。


彼女は強くて優しくて美しい、砂浜にいたあの雄鹿だ。




女性は男性よりもカッコイイ生き物なんだと思った。




長いようで短い、不思議な時間だった。


車は旅館の前に着き、彼女が降りた。


ボクたちは笑顔で別れた。








孤独な男と一匹の鹿と一人旅の女性が出会ったお話。








   -完-








P.S.今回の反省点を挙げます。




反省点1


女性に「ひとりよ」と言わせといて飲みに誘わないのは失礼極まりない。


正直、誘おうとは思ったんですよ?

でもね、言えなかった!

分からなかったんです…


「飲みませんか?」ってのは「Shall we~」を用いるんですかね!?




反省点2


「私の名前は、○○デース」(記事中盤)


不覚にも無意識のうちに語尾がカタコトになってた!!!








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ボクと鹿とソフィー 中編

2007-10-12 | 教習とは全くもって無関係な日記


「エクスキューズミー」


振り向くと、着替え終えた彼女がボクの前に立っていた。

彼女は道路脇にあるバス停を指さし、さらに何か喋り続けた。


その時ボクは気付いたんだ。

あ、これは英語なんだ、と。


ボクは真面目に英語を勉強したことがなかった。

ここ日本で、日常生活をおくるうえで英語は全く必要が無いものだと確信していたからだ。


しかし今、ここにいるのはボクと彼女と鹿一匹。


三者三様に言語が違うわけで。

こんなシチュエーションを学生当時に想定できただろうか。


額から汗が流れた。


しかもさっき着替えを…


more額から汗が流れた。


(↑これがボクの英語力の限界凹)


幸いにもリスニング能力はまだわずかに残っていたようで、

彼女が「最終バスが去ってしまった」と訴えているのが分かった。

バス停の時刻表を見てみると、なるほど大分前に運行は終わっている。


きっと彼女はこれから街の旅館まで戻るはずだ。

ここから歩けばかなりの距離だ。


よし!旅館まで送ってあげよう!


ボクは停めておいた車のほうに一度振り向き、


その車を親指で指して、


「ホテール?」と尋ねると、








「ノーッ!」と。








強めのノーが返って来ました。




………。




いや、あの、そういう意味じゃなくてね。




どーしよ。。








後編に続く








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ボクと鹿とソフィー 前編

2007-10-10 | 教習とは全くもって無関係な日記


夏も近いある日、

ボクはビーチで一匹の鹿に出会った。


なぜこんな所にと、辺りを見渡したが他に鹿はいなかった。

ボクもひとりだった。

だから親近感をおぼえたのかもしれない。

鹿のあとについて一緒に砂浜を歩いた。

それは立派な角を生やした雄。

しかし円らな愛らしい瞳とその細くしなやかな足は女性のような美しさを思わせる。


彼女との出会いもまたビーチだった。


鹿の写真を撮っていると、誰もいないはずの海辺で、

遠く人影が浮いているのに気付いた。


多分女性だ。


なぜこんな時期にと不審に思った。

しばらくすると女性は砂浜へ上がり、こちらのほうを振り返りながら、

なんと堂々と着替えをし出した。


びっくりしたボクと鹿は思わず目をそらした。


ブロンドヘアーとその大胆さから察するに、きっと異国の女性だろう。


この瞬間、立場が逆転したように思えた。


なぜ彼はひとりでビーチに立っているのだろう、と思われていたらどうしよう。


季節外れにひとり海水浴をする外国人女性か、

大胆に着替えをする女性を目の前にしてひとりカメラを持つボクか、


不審者は間違いなくボクのほうだ。


そう思い、その場を離れようとした時、


「エクスキューズミー」


振り向くと、着替え終えた彼女がボクの前に立っていた。




中編に続く




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不吉な末吉

2007-10-08 | 教習とは全くもって無関係な日記





クイズです☆





ういーん、ういーん、がががが、うぃ、がが…





さて、これはなんのおとでしょう?





せいかいはね♪










今度は左側のパワーウィンドウまでもが壊れちまった音だよ!!!





(06/11/4「ノンパワーウィンドウ 前編」参照)

(06/11/5「ノンパワーウィンドウ 後編」参照)










稲荷神社のおみくじで末吉を引いたあの日のことです。


あの勝負に末吉で負けた時、とてつもなく嫌~な予感がしていたんです。


(07/8/31「案山子の男 その1」参照)


城跡のある山を降りて汗だくで車に戻ったら、


炎天下にあった車内は蒸し風呂状態。


窓全開、クーラー全開。


クーラーも効き始めてきたので窓を閉めようとしたら、


冒頭の、ドラえもんの最期みたいな音が左の窓から聞こえてきました凹


「昇れー!!」と連呼しながらスイッチを引き続けていると、


1分ぐらいかけて窓が上っていき、なんとか閉まりましたが。


もう2度と左側の窓は開けれません。


開けたら最後。右側の窓と同じ結末を迎えてしまいます。




そして奇しくも、


その時、久々に会って一緒に遊んでいた友人のひとりは、




前回、右側のパワーウィンドウを破壊してくれた彼その人であります。




…………。




二人して大笑いです。 狂




笑い終えたボクは真顔で、


「ゼッタイオマエノセイダ!」と叫ばずにはいられませんでした。


今回は彼は何もしてないのに叫ばずにはいられませんでした。。




分かってるんだ…。




悪いのは彼でもなく末吉でもお稲荷さんでもなく、




ボクの呪われた運命のせいなんだってね凸




そして、




二度あることは三度ある…。




分かるんです。




不幸は繰り返されます。




もうね、ぼくクラスになると、




あまりに不幸過ぎて不幸パターンが読めてきます。




これは不幸中の幸いです。




そんなボクの予想からいくと、




次は多分…




社会の窓が壊れるんじゃなかろうかと凸 震々








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