「本当言うとさ、オレ、これで6度目なんだ。」
6度目…。
こうして聞いてみると決して少ない数ではない。
「6度目の正直」って言われても全く信用できないし、
「6度目の浮気」だったら包丁でメッタ刺しにされてるだろうし、
「6度目の離婚」ってのは戸籍謄本にバツ書き切れるのかと、
あのアーネスト・ホーストでさえ「アイムフォータイムスチャンピョン」なわけですから、
6度目っつったらかなりの数字。容易に楽観視できない。
さて、この6度目、ボクにとっては何の数字だと思います?
正解はね…
皆様のご期待に応えまして、この度、パワーウィンドウが通算6度目の故障を迎えることとなりました。
先日車が来てからね、ずっと嫌な予感がして押せなかったんだけどね、
恐る恐る運転席側の窓のボタン押してみたらね、
「ウィ…」つった。
「ウィ…」つって、窓ガラス下がりもしなかった。
押す前に死んでた。
告白する前にフラれた。
可哀相とか同情の言葉とチョコは要りませんから。いやチョコは要る。
しっかし、ここまできたらもう奇跡ですよ。
ギネス載るかな?
こうなったらね、ボクは101回目の故障を目指します!
あなたが!あなたが生きている限りぃ!
あなたが!あなたが好きだからぁ!! 古

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