住用川下流域の防災のための川幅を拡張する工事が続いていることは、これまでも何度か取り上げてきました。柳橋よりちょっと上流側で、半年以前に造られた新しい土手を歩いていると、土手に大きく広がりだしている繁殖力旺盛な植物2種が目立っていました。まずは、葉が3小葉からなる蔓植物のオオヤブツルアズキです(写真1枚目)。すでに土手の幅の半分ほどを広く占め始めていました。黄色い花や実も結構付いています(写真2枚目)。そして、そこからしばらく上流側に歩くと、今度はランナーなどとも言われる蔓を伸ばして、そこに子株を付けて広がっていたカヤツリグサ科のオオアブラガヤです(写真3,4枚目)。両種ともすさまじい繁殖力で、これまでにない1面を観る思いがしました。
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