奄美自然観察記

高のフィールドより

希少ランも台風被害  コゴメキノエラン

2018-11-23 18:11:13 | 植物




早朝の気温15度から、昼頃もあまり上がらず、時折冷たい風が吹く寒い1日でした。調査で湯湾岳の森を歩きました。いつもの調査道を歩いていると、先の台風で倒れたり折れたりした木が多く、それらを避けつつ歩かなければならず、結構大変でした。ある場所で、倒れている木に希少な野生ラン・コゴメキノエランが着生しているのに気づきました。結構大きくて長い木で、元に戻すことはできません。すでに蕾が出始めていましたが、どうすることもできません。木に着生している植物は、宿主の木が倒れてしまうと運命を共にするしかないのでしょう。台風の影響をいまさらながらに感じました。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
ひかんまふぇっさぬ気温15度ら、ひんま頃もあまり上がらんてぃ、とぅきどぅき冷えたんかじぬ吹きゅん、ひぐるさん1日だりょうた。調査し湯湾岳ぬ山あっきょたっと。いちんけんぬ調査道ばあっちゅたっとぅ、こねだぬてーふし、とおれたり、うれぃたりしゃんきぃぬふうさしゅてぃ、うれぃんきゃばどかしがちなあっかんばならんてぃ、てーげ大変だりょうたっと。だーがぬどろじ、とおれぃとぅんきぃち、いきらさん野生ラン・コゴメキノエランぬくっかとぅんばにっきりょうたっと。てーげふうさし長さんきぃあてぃ、元ちむどしゅんくとぅやでけりょうらんど。きっさ蕾ぬいじ始むぃとぅりょうたんば、きゃっししゅんくとぅもでけりょうらんど。きぃちくっかとぅん植物や、宿主ぬきぃぬとおれぇれぃば、おなじにしなりゅんしかねんだりょうろや。てーふぬ、むるちゅさうさあたんち、改たむぃてぃ思いかただりょうたっと。

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