奄美自然観察記

高のフィールドより

この時期ならではの生態も  オオトラツグミなど  

2019-06-13 17:50:51 | 鳥類





早朝は晴れていましたが、次第に曇り空に変わり、昼過ぎからは雨もぽつぽつとちらつきました。今日は千葉県からのご夫婦を案内しました。早朝から午後2時ごろまでご案内しましたが、いろいろな野鳥やこの時期ならではの生態なども観察できました。道路脇のアコウの実を食べに来ていたズアカアオバト(写真1枚目)やリュウキュウサンショウクイ(写真2枚目)、林道脇から飛び去った鳥が何かと観て待っていたら、再び林道に飛んできて(写真3枚目)、オオトラツグミであることが判りました(写真4枚目)。本茶峠の北側にいたのは意外と珍しい。どうやら幼鳥のようです。





奄美自然観察の森では、アカヒゲのオスがさえずっている姿や、たぶん近くに営巣していてヒナがいるのでしょう、せっせと餌を運んでいるメスの姿も確認しました(写真1枚目)。また、頭上でさかんにドラミングを繰り返していたのは、オーストンオオアカゲラのオス(写真2枚目)でした。もしかしたら近くにヒナがいて、ヒナの巣立ちを促しているのかもしれません。帰る際に、林道脇で餌を狙っているアカショウビン(写真4枚目)も確認でき、この時期観られる多くの野鳥を観察することが出来ました。

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