奄美自然観察記

高のフィールドより

フォレストポリス自然観察会  ヒメフチトリゲンゴロウなど

2019-06-16 16:37:51 | 昆虫






天気に恵まれ青空が広がるなか、NPO奄美野鳥の会主催による「フォレストポリス自然観察会」が行われました。午前9時にフォレストポリス「水辺の広場」駐車場に集合し、案内担当者の説明が行われたのち、早速散策しながら昆虫を中心に自然観察を行いました(写真1枚目)。アカメガシワの葉裏にたくさんいたのは、アカギカメムシの幼虫(写真3枚目)です。セミも鳴いていて、クロイワニイニイ(写真4枚目)やヒメハルゼミ(写真5枚目)の姿もじっくりと観察することが出来ました。





池の所に行くと、さまざまなチョウやトンボがいました。ツマグロヒョウモンやナガサキアゲハ、ツマベニチョウ、アオスジアゲハ、イシガケチョウ、モンキアゲハ、アオタテハモドキなどなど。トンボも多く、ハラボソトンボ、オオシオカラトンボ(写真2枚目)、リュウキュウベニイトトンボ(写真3枚目)コフキヒメイトトンボ、ベニトンボなど。水面水中には、アマミアメンボ、シリケンイモリ、ヒメフチトリゲンゴロウ(写真4枚目)など。もちろんこの地域は昆虫などの捕獲禁止地域ですが、環境教育のため予め許可をもらってあり、捕獲して観察した後はすぐにその場に放しました。






さらに別の近くの場所に移動し(写真1枚目)、キュウシュウクチブトカメムシや大きなショウリョウバッタ(写真2枚目)、ホシベニカミキリ(写真3枚目)、朽ち木の中にいた脱皮したばかりのオオゲジ(写真4枚目)などなど、たくさんの生きものを観察しました。最後に今回観ることができた生物を確認しあって、観察会を終了しました。

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