デパ地下弁当いろいろ

通勤途中の百貨店地下(デパ地下)で販売している弁当(及び11~12月イルミネーション・夏は冷果)を記載していきます。

くるみ餅(かん袋)

2013年03月22日 | 菓子
創業元徳元年 堺名物 茶道銘菓
かん袋の久富美餅

くるみ餅(4人前)

おいしさ度:⚫⚫⚫⚫⚫
製造者:(株)かん袋
所在地:大阪府堺市堺区新在家町東1-2-1
かん袋の由来
かん袋は、鎌倉時代末期、元徳元年(1329年)に和泉屋徳兵衛が和泉屋という商号で御餅司の店を開いたのが始まりです。五代目の忠兵衛が、当時貿易港として栄えていた堺に、明国等より入荷した農産物を利用して、塩味で炊き合わし餅をくるんで茶菓子を創案して、これを「くるみ餅」と名付けました。その後、ルソンから砂糖が輸入され、甘味が加えられ現在のくるみ餅となりました。
徳左衛門の時代に豊臣秀吉が大阪城を築城し、その際に堺の商人衆へ寄付金を課しました。文祿2年の春半ば、桃山御殿が完成したのを機会に、寄付金の礼として堺の商人納屋衆を招きました。その時、天守閣は瓦を葺く工事中でした。瓦を運びあげるのは容易ではないと感じた徳左衛門は、毎日奉仕にでて、瓦を取ってはつぎから次へと放りあげました。瓦は春風に煽られて紙袋がひらひらと舞い散るように屋根に上がり、居並ぶ人々は感嘆の声を発し、これを見た秀吉が、「かん袋が散る様に似たり」と、その腕の強さをたたえ、「以後かん袋と名付けよ」と命じ、それより「かん袋」が、和泉屋の商号となりました。



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