2021-08-22 五十嵐川を愛する会が計画した、Eボートで川下りに参加した。三条の町を作り、歴史を形成してきた五十嵐川に多くの市民が愛着を抱いている。五十嵐川は、今日、産業と観光開発でトレンドとなっている旧下田村を貫流し、三条を南北に分かち中心部を流れ信濃川と合流する。三条の鍛冶を支えた薪炭は、旧下田村から五十嵐川の舟運で運ばれたこともあったのではないだろうか。時には、大洪水を発生させ、多くの人々を苦しめたこともあった。三条市の人たちにとっては、五十嵐川はかけがえのない存在だ。近年、治水工事が進み、ここ数年は五十嵐川の水害はなくなった。そんな中、五十嵐川を愛する会が、『水辺の自然や、五十嵐川に架かる数本の橋をくぐり、川面から見た町の風景を楽しもう』と川下りを企画した。五十嵐川の恵みを改めて確認しようと参加した。
川下りの参加者を募集するポスター