技術:横山です。
先週金曜日から約2年ぶりとなるウルトラシリーズの新作映画「シン・ウルトラマン」が公開されました。正確に言うと3月に「ウルトラマントリガー エピソードZ」がありましたがあれは「円谷イマジネーション」オリジナル配信作品を一部劇場で上映したと言うのが正しいようで、配給が何時もの松竹では無くバンダイナムコアーツと円谷プロの共同だからなのか例年よりだいぶ上映劇場が減ったようでした(おかげで新潟市まで観に行く羽目になったり)、尤もこれは劇場公開と同時に円谷イマジネーションで配信開始されるからと言うのもあるのだと思いますが。
又、公開規模にしては結構なヒットを飛ばしたらしく徐々に上映場所が追加されていったようです。
それは兎も角、庵野秀明氏が脚本、総監修を勤めた本作品(結構勘違いされていますが監督は別の人)は簡単に言うと初代ウルトラマンを現代風にリメイクしたらと言うもので、2時間でウルトラマンが地球に訪れてから去るまでを描いています。基本登場する怪獣(劇中では禍威獣と表記)は原点に登場するものをリデザインしておりフルCGゆえの尖ったデザインはなかなか見どころがあります。(特にザラブ星人)
BGMや効果音の一部が原点からそのままいんようされていたりと、オリジナルに対するリスペクトが凄まじい映画ですが、終盤のある展開は一寸どうかな個人的には思う所ですが、全体的には面白い映画だと思いますし、興行収入もなかなかいい感じにスタートしているようなので興味のある方はご覧になっては如何でしょうか?