CUT

日々の生活の中で印象に残ったあらゆる場面を大切に切り取っていきます。

『恋する彼女、西へ。』

2010-08-19 22:23:35 | 映画
製作年 2007年
製作国 日本
監督 酒井信行

ストーリー 恋人のプロポーズを断ってしまった33歳の響子(鶴田真由)は仕事も不調で,後輩の尻ぬぐいのために広島に飛ぶことになる。市内で仕事を済ませた彼女は,橋の上で時代錯誤な海軍服に身を包んだ男(池内博之)に声を掛けられる。彼女は様子のおかしな男を残して立ち去ろうとするが,バイクと接触事故を起こした彼を介抱するハメになり……。

キャスト 鶴田真由,池内博之,かとうかず子,辰巳琢郎,山口馬木也,徳井優,小林正寛,金田龍之介,小林桂樹他

予告編




 個人的評価【微妙・・・

ダメダメ 微妙・・・ まぁまぁ(3が基準) あともう一歩 完璧



 原爆投下の広島で,偶然タイムスリップして出会った男女が60年の時を超えて惹かれあうラブストーリー原作・脚本は『篤姫』の田渕久美子さんで,主演はスキな女優さんのひとりでもある鶴田真由さんだったので,期待して観たのですが・・・。

 ちょっと引いた目線で最後まで観ちゃったかなぁ・・・。

 なんかわりとあっさりと鶴田さん演じる響子が,池内くん演じる60年前からタイムスリップしてきた海軍少尉の谷田貝を受け入れちゃったって感じでまぁ,架空のお話で映画だから・・・って云われればそうなんだけど。もうちょっと現在を生きる人間ではないって感じの驚きとか,なかなか理解出来ないみたいな表現があればよかったかなぁと。

 でも,なんとなく池内くんと小林桂樹さんが原爆慰霊碑の前で出会うシーンでその後の展開が分かりはしましたけど・・・。

 だから,谷田貝が60年前の広島に原爆が投下された8月6日に戻って,周囲の人たちに“少しでも遠くに逃げてくれ”と走り回るシーンにはちょっと胸にくるものはありましたけど

 でも,あの結末はちょっと切ないかなぁ・・・。結局どんなことがあっても,人間は前を向いて生きていかなければならないってことだし・・・。

 あとはやっぱり戦争を知らない平和な時代に生きている自分たちは,ほんとに幸せだし,だからこそ今の時代に感謝しなくちゃいけないっていうことは,こういう作品を観るたび実感します。

 それにしても池内くんってほんとイイ俳優さんになったなぁ。どうしてもいまだに池内くん=『GTO』のイメージが抜けないんですが(もう10年以上も前ですけど)

 あとは鶴田さんの元カレでほんのちょっとしか出演シーンはないけれど,山口馬木也さんは相変わらずカッコ良かったな~。

 でも,小林正寛さんが24歳はないでしょ!?鶴田さんの後輩役だったけど,どう見たって24歳には見えなくて,思わず画面に向かって突っ込んじゃいました

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。