昨日の市議会の迷答弁を聞くにつれ・・・
P.F.ドラッカー氏の「マネジメント」は以前に読んだことがあります。
しかしながらその本に書かれている、基本や原則をどこまで理解していたかというと甚だ疑問であります。
市議会での腹巻市の経営陣のみなさんの答弁を聴きながら失笑を禁じえませんでした。
もし合衆市とかゆうくだらない政策を腹案すらうまく説明できない独善市長が
ドラッカーの『マネジメント』を読んだら
・市場において目指すべき地位は、最大ではなく最適である。(31頁)
・企業の目的を定義するとき、出発点は一つしかない。顧客である。顧客によって事業は定義さ
れる。顧客名財やサービスを購入することにより満足させようとする欲求によって定義される。顧
客を満足させることこそ、企業の使命であり目的である。したがって、「われわれの事業は何か」と
の問いは、企業を外部すなわち顧客と市場の観点から見て、初めて答えることができる。
・やさしい問いではない。まして答えのわかりきった問いではない。しかるに、この問いに対する答え
によって、企業が自らをどう定義するかがほぼ決まってくる。(23頁)
・したがって「顧客は誰か」との問いこそ、個々の企業の使命を定義するうえで、もっとも重要な問
いである。(23~24頁)
・企業の目的は、顧客の創造である。したがって、企業は二つの、そして二つだけの基本的な機
能を持つ。それがマーケティングとイノベーションである。マーケティングとイノベーションだけが成
果をもたらす。(16頁)
・真のマーケティングは顧客からスタートする。すなわち現実、欲求、価値からスタートする。「われ
われは何を売りたいか」ではなく、「顧客は何を買いたいか」を問う。「われわれの製品やサービス
にできることはこれである」ではなく、「顧客が価値ありとし、必要とし、求めている満足がこれであ
る」と言う。(17頁)
・企業の第二の機能は、イノベーションすなわち新しい満足を生みだすことである。経済的な財と
サービスを供給するだけでなく、よりよく、より経済的な財とサービスを供給しなければならない。
企業そのものは、より大きくなる必要はないが、常によりよくならなければならない。(17~18頁)
・イノベーションの戦略の一歩は、古いもの、死につつあるもの、陳腐化したものを計画的かつ体
系的に捨てることである。イノベーションを行う組織は、昨日を守るために時間と資源を使わない。
昨日を捨ててこそ、資源、特に人材という貴重な資源を新しいもののために解放できる。(269頁)
・仕事を生産的なものにするには、四つのものが必要である。すなわち、
① 分析である。仕事に必要な作業と手順と道具を知らなければならない。
② 総合である。作業を集めプロセスとして編成しなければならない。
③ 管理である。仕事のプロセスのなかに、方向づけ、質と量、基準と例外についての管理手段
を組み込まなければならない。
④ 道具である。(62頁)
P.F.ドラッカー氏の「マネジメント」は以前に読んだことがあります。
しかしながらその本に書かれている、基本や原則をどこまで理解していたかというと甚だ疑問であります。
市議会での腹巻市の経営陣のみなさんの答弁を聴きながら失笑を禁じえませんでした。
もし合衆市とかゆうくだらない政策を腹案すらうまく説明できない独善市長が
ドラッカーの『マネジメント』を読んだら
・市場において目指すべき地位は、最大ではなく最適である。(31頁)
・企業の目的を定義するとき、出発点は一つしかない。顧客である。顧客によって事業は定義さ
れる。顧客名財やサービスを購入することにより満足させようとする欲求によって定義される。顧
客を満足させることこそ、企業の使命であり目的である。したがって、「われわれの事業は何か」と
の問いは、企業を外部すなわち顧客と市場の観点から見て、初めて答えることができる。
・やさしい問いではない。まして答えのわかりきった問いではない。しかるに、この問いに対する答え
によって、企業が自らをどう定義するかがほぼ決まってくる。(23頁)
・したがって「顧客は誰か」との問いこそ、個々の企業の使命を定義するうえで、もっとも重要な問
いである。(23~24頁)
・企業の目的は、顧客の創造である。したがって、企業は二つの、そして二つだけの基本的な機
能を持つ。それがマーケティングとイノベーションである。マーケティングとイノベーションだけが成
果をもたらす。(16頁)
・真のマーケティングは顧客からスタートする。すなわち現実、欲求、価値からスタートする。「われ
われは何を売りたいか」ではなく、「顧客は何を買いたいか」を問う。「われわれの製品やサービス
にできることはこれである」ではなく、「顧客が価値ありとし、必要とし、求めている満足がこれであ
る」と言う。(17頁)
・企業の第二の機能は、イノベーションすなわち新しい満足を生みだすことである。経済的な財と
サービスを供給するだけでなく、よりよく、より経済的な財とサービスを供給しなければならない。
企業そのものは、より大きくなる必要はないが、常によりよくならなければならない。(17~18頁)
・イノベーションの戦略の一歩は、古いもの、死につつあるもの、陳腐化したものを計画的かつ体
系的に捨てることである。イノベーションを行う組織は、昨日を守るために時間と資源を使わない。
昨日を捨ててこそ、資源、特に人材という貴重な資源を新しいもののために解放できる。(269頁)
・仕事を生産的なものにするには、四つのものが必要である。すなわち、
① 分析である。仕事に必要な作業と手順と道具を知らなければならない。
② 総合である。作業を集めプロセスとして編成しなければならない。
③ 管理である。仕事のプロセスのなかに、方向づけ、質と量、基準と例外についての管理手段
を組み込まなければならない。
④ 道具である。(62頁)