みなさまこんにちは、田口です。
先日、恐竜の島「御所浦町」に行って来ました。
御所浦島、牧島、、弁天島、横浦島を中心に大小18の島々からなる天草市御所浦町。
島々には約1億年前の中生代白亜紀から約4700万年前の新生代古第三紀の地層が分布します。
平成9年、恐竜の化石が発見されました。
ここの地層には、恐竜や様々な化石が含まれることから
「恐竜の島」「化石の島」とも呼ばれています。
天草市本渡港から海上タクシーに乗り約40分。
まず牧島へ到着。
この小さな建物は『アンモナイト館』
直径約60cmの巨大アンモナイトが地層の中に入ったまま保存されています。
横においてあるCDと比べるとその大きさが分かりますね。
ここは、クロツバメシジミの保護地でもあります。
船に乗り込み、海上クルージング
今度は弁天島へ・・・
この弁天島に何があるのでしょうか・・・?
暖かいこの島では亜熱帯の植物が繁っていました。
恐竜の足跡です!!
現地にはレプリカがはめ込まれ、見つかった状態が分かるようになっています。
足跡の大きさ38cm、推定体長は5m 想像するとスゴイですね!!
弁天島を後にして今度は海上クルージングしながら『白亜紀の壁』を見に行きます。
寒かったけど船の上は爽快、爽快\(^o^)/
『白亜紀の壁』は高さ200m、幅800m、この巨大壁は9800年前の地層が 幾重にも重なる
見事な地層です。
ここでは日本最大級の肉食恐竜の歯をはじめ、小型の肉食恐竜の歯、イグアノドンの骨や
歯などが見つかっているそうです。
船上で説明を聞きながら、大自然の偉大さを感じました。
写真では分かりにくいですが港内にも恐竜の絵が描かれています。
御所浦漁港、恐竜がお出迎えしてくれました~
港のすぐ側にある『御所浦白亜紀資料館』
(改装中の為、2月いっぱいは入館料無料)
資料館内には、恐竜やアンモナイト、哺乳類、貝などたくさんの化石が展示してあります。
この化石の正体は一体なに???
正解は・・・ナント 恐竜のウンコ化石でした
長い年月を経て、メノウという宝石と鉄の鉱物に置き換わっていくそうです。
こちらが弁天島で見つかった恐竜の足跡。
娘はカメがお気に入りの様子!!
資料館内には恐竜絵画コンテストの最優秀賞作品が展示されています。
押し花アートなど素晴らしい作品に感動
資料館見学の後は歩いて約5分、『花岡山化石採集場』で化石採集です。
探し方のコツなど説明を受け一斉にスタート!
みんな一生懸命ハンマーで石を叩きながら化石を探します。
巻貝や二枚貝の化石が見つかった時の嬉しさ、童心に返って楽しむ事が出来ました。
恐竜の島『御所浦町』
平成21年10月28日、地質学的に貴重な自然環境を公園として生かす「日本ジオパーク」に認定されました!
島内には恐竜のモニュメントなど、太古を感じさせるものが盛りだくさんです!
みなさまも是非一度行って見られて下さいね。
by 田口
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