五週ぶり?
「青天を衝け」待ったな〜。
去年も大河は途中で無かったんで…もういっそ尺を韓流並にしては;
24話の、大政奉還の知らせを受け取った昭武と栄一の
右側にある絵画
これですね。
カミーユ・コロー作
「カステルガンドルフォの思い出」(1865〜1867作)
昭武と渋沢がパリにいた頃のコローは
パリ万博で大成功を収め、高額で取引されておりました。
美術館お買い上げになったり。
しかし一方で痛風の持病に悩まされ
1868頃は全ての刺激から離れよう、ストレス軽減しないと命に関わるとして
全力で引きこもっています。
周りに気配りもできる性格だったようですが
その繊細さは画風からもよくわかる。
ドラマ
日本からの手紙を受け取った栄一、嫁には洋装は受け入れられなかったか〜。
明治時代の新聞醜聞、読んでますと
断髪した夫を見てショックで寝込んだとか離婚したという話もあるので
多分、今でいうと
「推しが突然ハゲになった」位のショックだと思います。
ああ…ムリムリムリ。
昭武の方はそんなことより、殺されるかもしれない。
コローの残した言葉
「私を気に入る人もいるし、気に入らないもいようが、肝心なのは絶えず前に進むことだ」
まるで2人に絵画の向こうから語りかけているような感じです。
何があっても精力的に「描きたい」といっていた画家コローらしいというか。
新古典主義、写実主義、そして印象派へ
時代の過渡期で橋渡しをする、革新家であり古きも愛す
中間、過渡期の存在が生きやすいはずがない。
ホトグラフもですが。
NHK美術スタッフのこだわり、本当すごいですわ。
ナイスチョイス。