関西では甲子園のため1日遅れで本日終了。
「仮面ライダージオウ」
平成ライダーも終了しました。
仮面ライダーはライダーである限りバイクのようなものにライドするわけですが
特に「平成ライダー」は Ride on Time
時間通りに乗る、つまり今の時代に乗る、他にも
「行くぜ!行くぜ!行くぜ!」の意味だったりするのかも?
じゃあ時間とは何なのか。
昭和ライダーの歌にある「独り行く」でなく
概念的な「みんな」を守るでなく
ソウゴが出会った人(とても具体的で限られているのだけど)
を大事に思う気持ちや
一緒に過ごしたり戦ったりした日々、ですかね。
理想よりリアリズムの世界。
まあいつだったか
昭和ライダーから過去にこだわっているとか少々お説教されたりしてましたよね
優しいというのは褒め言葉なのかどうか微妙、って部分もあって。
でも、その過去も
あんまり大きくない手の届く範囲の平和も
理想は理想で全く根拠無しのふわふわ感漂う「なんとかなる」という謎の自信も
ひっくるめて、平成は平成という「ベルエポック」良き時代だったのだなと思います。
ジオウの主人公は「普通の高校生」
これからどんな歴史を刻むのかはまだ白紙です。
ジオウはシミュレーション的にいろんなパラレルを見せてくれました。
運命的に決まっているのが未来でなくて
シミュレーションと分岐の先が未来なら、
今をどう生きるかが大事だと
このあたりは本当に平成は「ゲーム」の考え方とともにあった気もします。
辛いこともたくさんあったけど
結局「平成時代」は
自分の人生の一番ガタガタした部分を占めるんだろうな
30年でいろんなものが変化してしまったけど
それを良い方向に持っていくかどうかは自分次第かもしれない。
また時代がゼロから始まるのだけど
01が始まっても、平成で積み上げた事はきっと大事なもので
過去の過ちを何度も繰り返すほど我々は頭悪くないし
弱くても小さくても自分の分、しっかり幸せで普通で輪の中にいるヒーロー
本当の自分を探すタイプの主人公が多かった平成、
大事なものをしっかり確認して、次。令和です。
個人的には
ディケイドに協力するディエンド、そして
門矢と海東が並んで立っていたの
胸熱でした。